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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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ユーロ危機下で頑張った日本企業…でも、先行き懸念で買いは手控え
 29日木曜日の日経平均株価は、57円25銭安の9696円02銭、TOPIXは4.24ポイント安の861.27と、ともに反落して終わりました。出来高は18億9435万株、売買代金は1兆1956億円と前日から減少して終わりました。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは81、RSIは55、25日線かい離はプラス2.1%でした。今日の終値での25日線は9494円。前日からの下落は9円。下落ピッチは落ちてきました。時価付近でがんばってくれたら週明けには25日線は上向きに転じてきます。今まで、下値を支持するラインが無かっただけに、5日線、25日線が上昇に転じれば状況は大きく変わってきます。目先は13週の下落圧力をどうしのぐか。

★外部環境が整わず先物筋も手控え
 今日は、米国株が下落したことや、CME日経平均先物も、大証先物終値を下回って帰ってきましたから、相場環境としては弱含み…。いつものように、円相場が、国内取引に入り強含みになったことも、手控え気分を強めさせました。ただ、今日は外部環境が大きく動かなかったことから、先物筋も積極的な売買は手控え気味。商いは日通しで3万4100枚程度と閑散商い。一時、海運大手の好業績を好感し現買いが入ったものの、積極的に仕掛けるような動きは無く、結局、先物はCME日経平均先物の終値9680に近い。9690円で終了しています。まあ、先物筋も仕掛けに動いても、主力株の企業業績が予想外に良い事から、現物買いが入るため、売り崩しにくいということもあるんでしょう。本来なら、買いに動いてもいいのですが、全体のポジションが売りに傾いていますので、動けないというところでしょうか。売り方に踏ませるチャンスなんですが、国内投資家も気迷い気分ですから、結局、相場がこう着状態になってしまいます。

★危機下でも頑張った日本企業
 さて、日本企業の決算発表真っ只中というところですが、予想通り4~6月というユーロ危機の厳しい経営環境下にもかかわらず、外需依存型企業の健闘うぶリが光っています。いっぽう、国内市場依存型の企業は、減額修正などさえない決算が目立っています。これを、見ても今、円安にすれば、かなりの景気刺激効果があると思うのですが、また、このことについて書けば毎日の繰り返しになりますので、今日は書きません。ただ、良い数字が出ていても、証券関係者は、ユーロ危機の影響はこれから出てくる…と慎重姿勢を崩しません。このあたりが、折角、良い数字が出てきても買われない背景なんでしょうか。でも、この期間中、EU経済が崩壊するのでは…とまで、言われ、海外の輸出企業に信用状が発行してもらえず、EU企業との取り引きができなかったり、契約がキャンセルされたり…と異常な事態が続いたんですが、為替が落ち着きを見せているのに、「これからが大変だ…」という根拠は一体何なのでしょうか。業績見通しが外れた言い訳をしているようにしか見えないのですが…。

★世界中が「余った金をどうしよう」状態になっている
 今日のテレビの解説をしていた、大手証券のストラテジストは、8月初旬まで上がっても、ニューヨークダウは10月にかけ9000ドルを割り込むと、大変なご託宣をしていました。米国GDPの数字が予想より低く出るとか、景気情勢が悪いにもかかわらず、FRB内で利上げ論議が高まるなどが原因になるそうです。だったら、今のうちに売っておかないとけませんが、売れとは言いません。後になって、下がったら、「あの時言っておいたでしょ」と、自慢たらしく行ってくるんでしょうね。所詮、評論家であり実践家ではないんでしょう。ただ、今回のレポートでも指摘しましたが、今、世界中で余った金をどうしようかという状態になっています。米国や日本の債券市場には安全資産のドル・円買いで流入した資金が滞留。米国では、ここにきて金利が3%台に入り、投資家はリスクを感じ始めています。また、リーマンショック後の資金ショート懸念に備え、企業や個人は借金返済にいそしみ、米国企業の手元には邦貨換算で140兆円の資金が滞留しています。このまま、株主総会を開いて、何も言われないんでしょうか。この使い道を真剣に考えないといけない事態に米国の経営者は追い込まれています。

★世界中で始まった新成長分野の縄張り争い
 日本だって状況は同じ。そんな時に、EVや水の問題、インフラ開発など成長分野が世界で雨後の筍のように出てきました。それも、どの分野も主役がいない状態。シェアの獲得を目指して、ものすごい縄張り争いが始まっています。当然、敵を呑み、呑まれる合従連衡が熾烈になってきます。そこで物を言うのは資金力。今日の松下グループの再編も、何か大きな狙いがあるようですし、日清食品のオリエンタル酵母などの買収も同様。米国でパソコンメーカーのデルがデータ処理会社を買収するなど、景気後退後の成長分野をにらんだ投資が活発化しています。この動きが、証券市場を刺激しないはずはありません。これに、債券市場に眠っている資金が加わったときに何が起きるか。目先の弱気の材料ばかり数え上げるより、少し視点を変えてみれば、面白い現象があちこちで起きているのに気づくはずです。先週末に起こったことも、株式市場にはプラスに作用してくるはずです。ちょっとかk過ぎようとしていますので、この辺で…。

★ドル安は株安で、米国株の先物は反発
 海外では、ユーロ・ドル相場は1.3070ドルと、再びユーロは危機後の高値を更新してきました。ドル安は株高としましたように、GLOBEX米国株先物市場は、ニューヨークダウが50ドルを超える上昇になっています。米国株が上がれば日本株も上がる…。あっ、忘れていましたが、大手証券のストラテジストは、8月頭から9000ドル割れに向かって下げる、といっていましたので、売らなければいけませんでしたね。こんなところで強気したらいけませんでした。大先生、失礼いたしました。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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