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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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ドル高は株安…で米国株は沈む。鯨幕相場の行くへは?
 おはようございます。

 昨日の米国株は、前週末の堅調な地合を引継ぎ小高くスタートしたものの、欧州でアイルランドのGDP成長率見通しが大幅下方修正されたほか、ポルトガル政府の緊縮財政に野党が反対姿勢を持続。国民の反対デモも実施されるなど、ソブリンリスクが再燃。これを懸念し利食い売りが増加しました。また、ユーロが売られた反動でドルが上昇したことを受け、ドル代替資産として買われてきた国際商品が下落。原油価格も下落したことから資源株が売られるなどし、下落幅を拡大。ニューヨークダウは、一時、120ドル近く下落する局面もありました。また、今週からの本格的な決算発表を控え、市場が業績への感応度を強めているときに、主要企業への投資判断が行われたことも利食い売りを促すことになりました。ただ、大きく下げた後は、週末の雇用統計発表を見たいとのムードから手控え気分が強まり、底バイの動きとなり、結局、主力3指数とも反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比1億3979万株減の9億4282万株。騰落状況は値上がり821、値下がり2160でした。

 この日は、中古住宅販売保留指数(8月)が市場予想を上回ったほか、製造業新規受注(同)が前月水準を下回ったものの、特殊要因を除くコアの指数が前月から好転するなど、堅調な経済指標が発表されたものの市場の反応は今ひとつ。むしろ、大手証券ゴールドマンザックスがマイクロソフトの投資判断を「買い」から「中立」に引き下げたことや、キャタピラーやアルコアなど主要企業に投資判断の引き下げが相次いだことが市場のムードを冷やしました。また、米国司法省がクレジットカード大手3社を独占禁止法違反の疑いで提訴したことも足を引っ張っています。一方、投資ファンドが家庭用品会社や運輸会社への買収提案を行うなど、M$Aの動きも根強くあり市場の底堅さを支えていました。

 この日のドルインデックスは0.38ポイント上昇し78.46。「ドル高は株安」のセオリーどおり軟調な展開になりました。以前から、6月高値、8月高値を結ぶ上値抵抗線の圧迫力の強さを指摘してきましたが、10立会日かかっても突破できなかったことから、一旦、引く動きになっています。下値目処などは今週のレポートに示していますので、会員の皆様は再度確認しておいてください。先行きが懸念されますが、米国がドル安の恩恵を受けるのは9月以降のドル安ですから、業績に反映されるのは、次の四半期決算から…。8月製造業新規受注を見ても産業機械が前月比8.8%増、コンピューター電子機器が同3.7%増になるなど主要輸出産業の受注好調が始まっています。7~9月決算で多少のブレがあっても、次の四半期への期待感から底堅い動きが続くのではないでしょうか。アナリストが弱気になっているのが、相場の先行きにとってはプラス…かな?このところ、上げと下げが日替わりで繰り返す「鯨幕相場」が続いていますが、順番どおりなら今晩は陽線ということになりますが、果たしてどうか。

4日の米国市場
ニューヨークダウ 1万751ドル27セント -78ドル41セント (0.72%)

NASDAQ総合指数 2344.52ポイント -26.23ポイント (1.11%)

S&P500  1137.03ポイント  -9.21ポイント (0.80%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9350円 変わらず

         (円建て)  9325円 -25円

米国10年もの国債金利 2.4794%  -0.0339%

WTI原油  81.45ドル -0.13ドル

GOLD  1316.0ドル -1.8ドル


 米国株は反落。CME日経平均は小幅反落して帰ってきましたが、日銀の政策変更を期待してか、この日は高値9575円から、安値9260円まで300円幅振れるという変動の大きい相場になっています。円相場については、日米の追加的な金融緩和思惑から、膠着感を強め83円30銭台、対ユーロはソブリンリスク再燃懸念からユーロが売られ、円は114円前半の終わり。国内に帰ってからは、対ドルが83円50銭台、対ユーロが114円20銭台と、今日の日銀政策決定会合を意識した動きが始まっています。今日は、日銀の政策決定会合の終了待ちで膠着感を強めた展開になりそうです。市場の見方はこれまでの緩和方式を拡大する程度で大きな変更はないだろうということのようですが、米国の追加緩和の可能性がある以上、サプライズをともなうもので無ければ意味は無く、再びゼロ金利に戻したり、買い取り範囲を拡大するなどの踏み込んだ変更がないとも限りません。発表まで、変なポジションを作るのは止めた方がよさそうです。指数売買とは関係のない内容の良い小型株をシコシコと買うことでしょう。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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