FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



中国の意表を作り上げに市場は動揺。米国株も急反落…ファンダメンタルの変化につながるかの見極めが大事
 おはようございます。

 昨日の海外市場は、中国人民銀行の突然の利上げ発表に動揺しました。内容は貸出金利を従来の5.31%から5.56%へ、預金金利を2.25%から2.5%へ、それぞれ引き上げるというもの。金利引き上げは3年ぶりのこと。中国の預金金利については、以前から物価上昇率を下回っており、物価上昇の一因とされ、引き上げが予想されていました。ただ、銀行への窓口規制や預金準備率の強化により不動産価格が小康状態にあったことから、市場は引き上げリスクを忘れたような状態になっていました。その分市場が受けたショックが大きかった…ということでしょうか。ただ、まだ消費者物価の上昇率(3.5%、次回は4%?)からみて、預金金利は低く、追加的な利上げの可能性も否定できません。ドル安の進行は、さまざまな形で世界の金融市場に影響を与え始めました。22日から韓国で開催されるG20蔵相・中央銀行総裁会議の注目度が俄然高まってきました。

 昨日の米国株は、前日引け後に発表されたアップル、IBMの決算内容に対する失望感から夜間取引で両社株が売られた流れを引継ぎ軟調にスタートしました。また、中国人民銀行が突然利上げに踏み切ったことを嫌気。中国の景気減速懸念から景気敏感株が売られています。株価の急落を受け、投資家がリスク回避の動きにはしり、他通貨を売ってドルや債券を買う動きが増加。一方でドル代替資産として買われていた原油や金など国際商品の価格が急落しています。これを受けた資源・エネルギー株の下落も足を引っ張りました。さらに、昨日、シティグループの好決算を手がかりに買われた金融株が、バンクオブアメリカがRMBS(住宅ローン担保証券)の不正販売で訴訟のリスクにさらされていることやニューヨーク連銀から金融商品の買い取り請求を受けているとの報道から、売られたことも指数の押し下げに寄与。ほぼ全面安商状で、ニューヨークダウの下落幅は230ドル近く下落。1万900ドル割れ近くまで売られています。引けにかけやや値を戻したものの下落幅は埋めきれず、結局、主力3指数とも急反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2億7689万株増の12億7195万株。騰落状況は、値上がり520、値下がり2484でした。

 この日の為替市場も大荒れの展開。リスク回避姿勢の高まりや予想外の住宅着工件数の増加からドルが急伸。対円相場は一時ストップ高の81円93銭まで上昇。その後、中国の利上げやバンクオブアメリカのトラブルを映しドルは81円40銭台に売られたたあと、81円50銭台で終わるという荒い動きになりました。一方、対ユーロ相場もリスク回避の動きやフランスの年金改革反対デモを嫌気し、ユーロが下落。前日の1.3885ドルから1.3715に下落。これを受け、ユーロの対円相場も下落し1ユーロ111円80銭台に下落しています。この日のドルインデックスは78.24で前日比1.30ポイント(1.69%)上昇しています。

 ニューヨークダウは、突然の中国の利上げに下落しましたが、以前から、RSIの加熱や25日線とのかい離状況から見て、いずれ調整は必至と見ていました(新値更新後の可能性が強い…)から、意外性はありません。昨日の安値は、以前から抵抗線として指摘してきた6月高値、8月高値を結ぶライン上で終わっており、当面、上昇トレンドが変わったものとは見ていません。ただ、今回は相場の基調を支えてきたファンダメンタルの変化につながる可能性もあり、新たな流れに移行するための中間反落を形成することも想定しておく必要があります。当面の注目点は、下値支持線をキープできるかどうか…。切れば中間反落の可能性も。

米国市場動向
ニューヨークダウ 1万978ドル62セント -165ドル07セント(1.48%)

NASDAQ総合指数 2436.95ポイント -43.71ポイント (1.76%)

S&P500 1165.90ポイント -18.81ポイント (1.59%)

CME日経平均先物(ドル建て) 9495円 -35円

        (円建て) 9480円 -50円

米国10年もの国債金利  2.481% -0,034%

WTI原油 79.29ドル -3.59ドル

GOLD 1335.8ドル -36.1ドル


 米国株は急反落。CME日経平均先物は50円安と大証終値比小幅な下落で帰ってきました。国内の円相場は海外の流れを受け、対ドルは81円50銭台と軟化しているものの、対ユーロは111円90銭台に上昇しています。今日の相場は中国の意表を突く利上げや米国株の下落を織り込む必要があり、反落は避けられないものと思われます。ただ、昨日のCME日経平均先物の安値は9420円にとどまっており、今日の安値もこのあたりにとどまるのでしょうか。先物売りが先行することから、裁定解消売りも懸念されますが当面は相場の落ち着きどころを見極めるところでしょう。当面の下値目処は13週線付近と見ておけばいいのではないでしょうか。先行グループが週足移動平均線とのかい離修正する局面を狙いたい。
スポンサーサイト





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ