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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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G20会合後の方向性を探る展開…ドル安持続でアジア市場に資金還流
週明け25日の日経平均株価は、25円55銭安の9401円16銭、TOPIXは3.65ポイント安の821.23と、ともに反落して終わりました。出来高概算は14億330万株、売買代金は1兆67億円と薄商い状態でした。また、日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは79、RSIは50、25日線かい離はマイナス1.0%でした。今日の終値での日経平均25日移動平均線は9502円。前週末の9507円から低下し、いよいよ25日線は下降に転じてしまいました。

 週明けの日本株は、G20財務省・中央銀行総裁会議の結果を受けたドル相場の動きに関心が集中。模様眺め気分の強い始まりになりました。週末のCME日経平均先物高を受け、先物市場は小高く始まったものの、高値にはまとまった先物の売りが控えていたことから、警戒感を強め、小動きの展開。前場の先物出来高は1万9000枚弱にとどまる閑散商いになりました。ただ、後場に入り、為替市場でドルがじりじりと上昇し、81円割れからさらに円高が進行するとともに、輸出株や大型株が売られ、引けにかけ値を消し、結局、小幅に反落して終わっています。
 
 アジア株は日本を除きほぼ全面高になりましたが、週末のG20 を控え、ドル高に転換した時に備えたポジションが組まれていましたが、週を明けてもドル安傾向が修正されなかったことから、為替市場でポジションを閉じる動きやストップロスのアジア通貨買いが増加。円も同様な動きとなり、一気に円高が進行したものと思われます。また、日本株については、いまやルーティン業務となったように、欧州市場の開く時間(2時ごろ)から円買い・株先物売りが入り、引けにかけ急速に値を消したようです。ドル安方向が確認されたことから、海外で原油価格や金価格が反発。リスク指向の増加からアジア株に資金が流入し、上昇したものと思われます。ただ、GLOBEX市場では、米国株がドル安を好感。ダウが90ドル以上上昇。NASDAQ100、S&P500とも大幅に上昇していたことから、日本株の下落幅も限定的になったようです。

 さて、先週も懸念しましたが、今日から25日線が下向きに転じてしまいました。対応点の状況からみてしばらく下落が続きますから、目先的に25日線が頭押さえとなり、ますます動きづらい展開になりそうです。また、当面の下値抵抗線となってきた13週線も横ばいに転じており、対応点の状況からみて、今週の株価の状況によっては下落に転じる可能性もあります。25日線と13週線がともに下落に転じた場合、下方圧力はその分強まってきますから、警戒が必要です。下値支持線については、まだ下方に強力なラインありますので(会員の方は、レポートの日経平均チャートを参照ください)、下値は限定されますが、立ち直りには時間が必要になってきます。

 ただ、今日の動きは、G20 会合に向けて作られたヘッジ用ポジションの反対売買の影響が強いと思われ、正確な方向性を示しているとは思えません。先週から書いているように、今週実施される1090億ドルの国債入札(25日・5年インフレ連動債100億ドル、26日・2年債350億ドル、27日・5年債350億ドル、28日・7年債290億ドル)の消化動向、FRBの量的緩和第二弾の手法に市場がどのように反応してくるかで、為替の方向性が変化する可能性があることです。G20会合では、米国のドルのバラ撒きが通貨波乱の元凶として、修正を迫る動きもあったといい、米国としても野放図な緩和はできにくくなったのではないでしょうか。長期的な観点からみて、ドル安方向に動いていくことに異論はありませんが、IMM塚先物市場やオプション市場ではドル売り一辺倒になっており、相場としてみた場合に、今の流れが持続するとは考えにくいところです。今週28日には、日銀政策委員会を控えていますが、リスク資産の購入という、ルビコン川を渡ってしまった日銀が、何らかの動きを示してくることも予想されます。 とりあえず、流れの変化を意識しておくことも大事ではないでしょうか。

 今日も2時過ぎから、欧州からの売り攻勢がありましたが、今日のところは、特定の欧州系証券を通して日本売りをしている投機筋の動きはなかったようです。恐らく、日経平均型で1万枚近く、TOPIX型でも同様の枚数の売りポジションを持っていると思われ、一段と下落するとさらに売り乗せしてくる可能性があります。ただ、ドルが反転すると逆に買い戻しにでて相場が急伸することも予想されます。今の9400円の水準というのは、投機筋の売りコスト付近だと思われ、外部環境次第で、どちらにも動けるところ…。それだけに、米国の国債消化とFRBの手法への過剰期待の行方が注目されます。今のところ、テクニカル面で日本株が立ち直るには、「サプライズ」以外にはありません。

 それにしても、国会の泥仕合はいつまで続くんでしょうか。国家が沈没しかかっているのに、大臣の個人攻撃ばかりやったって何の意味もありません。ただ、スキャンダル探しばっかりやっているマスコミを喜ばせるだけってことが分からないのでしょうか。マスコミも、もう少し国民のやる気を起こさせるような記事を書いたらどうかと思うんですが…。もっとも明るい記事を持っていったら、没にされますが…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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