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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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追加量的緩和期待が上げを支えたが、市場は環境の変化を察知し新たな動きに移行を始めた?
 おはようございます。

 昨日の米国株は、将来のインフレを意識した債券価格の下落(金利上昇)を受けドルが上昇。輸出株が売られたほか、製薬大手のブリストルマイヤーズや半導体大手テキサスインスツルメントが弱気の売上高見通しを発表したことも嫌気され、下落してのスタートになりました。この日発表された9月のS&Pケース・シラー住宅価格指数が2ヶ月連続して下落。住宅価格の下落が全米に広がっていることも嫌気され下落幅を拡大。ニューヨークダウは、一時、1万1100ドル大を割り込む水準まで売り込まれました。しかし、続いて発表された有力調査会社コンファレンスボードの消費者信頼感指数(10月)が、予想を上回る上昇となり、2ヶ月ぶりに改善したことを好感。好決算を発表した自動車大手フォードや100億ドルの自社株買いを公表したIBMなどの上昇が後押しとなり、指数も急速に下落幅を縮小。その後は、前日引け値付近でのもみ合い商状になりましたが、結局、主力3指数とも小幅に続伸(横ばい)で終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比4240万株減の9億6280万株、騰落状況は値上がり1360、値下がり1614と値下がり数が上回りました。

 米国株は、相変わらず11月2日、3日開催のFOMC(公開市場委員会)での追加緩和枠拡大期待が根強くありますが、一方で、債券市場ではFRBの調整インフレへの思惑を嗅ぎつけ長期金利が上昇に向かい始めています。指標となる10年もの国債金利はこの日も0.076%上げ、2.643%に上昇していました。G20の結果を受け、ドル安を促す大量資金供給はやりづらくなるのでは…との観測から、債券からの資金逃避を進めておこうという動きが強まってきたようです。これを受け、日米の金利差拡大からドルを買い戻そうという動きも散見され、昨日のニューヨーク市場で、円は一時81円66銭まで売られるなど、一方的なドル安に対する市場の警戒感も出始めているように思われます。昨日は、「日本の円高対策は効果が乏しい」とする経済レポートを受け、円が上昇。一方で、「行き過ぎた円高に対して断固阻止する…」という野田財務大臣の発言を受け、ドルが買い戻されるなど、神経質な動きで上下しましたが、日米金利差拡大というファンダメンタルの変化が進んでおり、市場としても米国の金利動向に神経質にならざるを得ないということでしょう。変化は着実に進んでいるようです。

 ニューヨークダウは、この日も好調な企業決算とFRBの追加緩和期待に支えられ、上げ基調を持続しました。4月のザラ場高値(1万1308ドル)に接近しており、強弱感が対立。好悪材料への反応が強まってきているように思われます。特に、ドル相場への反応が強まっていますが、昨日もドルインデックスは77.67と前日から0.57ポイントも上昇。この日の米国株の伸びを抑えています。このところ、恐怖指数(VIX指数)も下値圏から上昇する兆しを見せていることもあり、今後の為替情勢次第では、一波乱あるかも知れません。以前から、新値更新後の調整可能性に触れてきましたが、ここは様子見が無難か…?

26日の米国市場動向
ニューヨークダウ 1万1169ドル46セント +5ドル41セント(0.05%)

NASDAQ総合指数  2497.29ポイント +6.44ポイント (0.26%)

S&P500 1185.64ポイント +0.02% (0.00%)

CME日経平均先物 (ドル建て) 9455円 +95円

         (円建て) 9430円 +70円

米国10年もの国債金利 2.643% +0.076%

WTI原油 82.47ドル -0.05%

GOLD 1340.0ドル +1.1ドル


 米国株は横ばいだったものの、円の軟化を好感し、CME日経平均先物は、70円高し9400円台を回復して帰ってきました。円相場については、前段で説明しましたように、海外で対ドルでの円売りが進み、ニューヨーク外為市場では対ドルは81円50銭台の終わりになっています。まだ、ドル安観測が強く、国内に帰ってからは対ドルが81円40銭台、対ユーロは112円80銭をはさんだ展開と、やや円高方向にあります。今日の日本株は、円安を好感し買い先行で始まりそうです。明日からの日銀政策決定会合、週明けの米国中間選挙、FOMCと重要イベントを控え動きづらいものの、輸出関連株中心に堅調な展開が予想されます。ここにきて、市場外部要因に変化の兆しが出て、日本株に有利に作用しそうになってきましたので、日本株の」売りポジションを持っている投資家にはリスクが高まってきました。買い戻しに動くようなことになれば、裁定買いを誘発し、予想外の高値が出る可能性も…。好決算の期待できる電子部品、自動車部品、WEB関連に注目…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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