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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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そろそろ、米国FRBの助け舟が必要な時期に来た?
 週明けの6日、日経平均は65円40銭安の1万6914円46銭、TOPIXは4.50ポイント安の1668.04と、ともに続落して終わった。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは69、RSIは15とテクニカル的には「陰の極」を暗示する数字まで低下してきた。日足ベースでは届いたかな…という感じだが、週間ベースで見ると先週末で日経平均サイコロは6勝6敗、RSIは43。昨年5月の厳しい調整局面ではサイコロは4勝8敗、RSIは23まで落ちているので、このあたりは割り引いて考える必要があるのだろう。日経平均はなんとか戻して終わったが、今晩のニューヨークが怖いのか、先物市場でヘッジ売りを出しており、現物を大幅に下回って終わっているのが気がかりだ。

★やはり中心は米国株
 一昨年5月、今年2月の世界同時株安局面では、中国株が犯人のように言われてきた。しかし、このブログではニューヨークが震源地だと書いてきた。欧米のリスクを忘れ、金融テクノロジーだけに走った運用手法が成否を問われている。高い金利さえ得られれば良いと、財政状況がよくないフィリピンやインドネシアなどの高金利国に投資したが、サブプライムローン問題を発端にするリスクの見直しで、「危ない国」から一斉に資金を回収。資金が流出した国では通貨が下落、金利は一段と上昇する、と言った状態で、経済が無茶苦茶になる危険性さえ出てきた。
 軍事力で世界を引っ掻き回すだけなら良いが、金融の方でも英米は世界を撹乱し始めている。そろそろ、英米中心の経済体制から新しい枠組みに移行することを考える時期にきているのではなかろうか。
 

★ニューヨークダウの採用銘柄で異なる下落率
 政治家みたいな事をいっても仕方が無いが、はやいとこ米国の金融問題が片付かないと先に進んでいかない。今日も、米国株安を嫌気してアジアも連鎖株安が続いた。韓国では、金融当局がサブプライム関連の損失は無いといっているのに、金融や証券株が売られている。日本でも、りそな銀行が「うちにはサブプライムがらみの商品はありません」と公式にコメントしている。損失を抱えていると噂されたら市場でバッシングされるだけに、金融機関も必死だ。しばらく、世界中でこんなことが続くのだろう。なまじ、証券化でリスクを分散しているだけに、一気に表面化することが無いのが、こまりものだ、案外、これまでに経験したことが無いリスクの表面化のしかたになるかもしれない。
 当面は、7日に米国FRBが金融問題にどう言及するかがぽいんとになる。2000年のITバブル崩壊のリスクは住宅ブームによる個人消費の刺激でなんとか乗り切り、住宅バブル後は株高による資産効果で刺激して個人消費を伸ばしてきた。ここで、株価が低迷すると、米国の個人消費を刺激する手がかりがなくなり、米国の景気は落ち込むリスクが高くなる。
 ニューヨークダウ30種の最近の中身を見ると、二桁以上さげているのは、金融株と住宅、個人消費関連だ。リスク金利が上昇してM&A資金の調達に支障が出たアルコアも大きく下げた。個人消費が懸念されるウォルマートも下げている。ところが、世界からの受注が好調なボーイングは高値圏、GEやヒューレットパッカードなど輸出関連はいずれも高値権圏にある。中身は2極化しつつある。いまのところ、金融問題は製造業には波及していない。この辺りが、次の相場の突破口になってくる。
 S&P500のPERは15倍台に低下しているというが、この益回りは6.7%。長期金利の4.7%と比べ、2%近い開きがでてきた。つまり、株の割安感が目立ち始めたということで、そろそろ債券とのあいだの裁定も働いてきそうだ。
 とにかく、最近のニューヨーク株は、原油高に支えられた石油株高とM&A関連の片肺飛行で上げてきた。最近の下げで、下駄を履いた部分をとってしまったのか、まだ、下駄の部分が残っているのか。「THELOBストックレポート」前週号で、ニューヨーク株の下値リスクは1万2700ドルとしたが、そこまで行ってしまうのか。
 いずれにしても、そろそろ金融当局の助け舟が必要な時期と位置に来たように思うのだが…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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