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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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資源株の復調でリスクテイク気分が復活し小反発…ストップロスの売り物が出やすい地合を懸念
 おはようございます。

 25日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2394ドル65セント +38ドル45セント(0.31%)

 NASDAQ総合指数  2761.36ポイント +15.22ポイント(0.55%)

 S&P500  1320.47ポイント +4.19ポイント(0.32%)

 CME日経平均先物(円建て) 9480円  +70円

 米国10年もの国債金利  3.129%  +0.015%

 ニューヨーク原油  101.32ドル  +1.73ドル

 GOLD  1526.70ドル  +3.40ドル

 ドルインデックス  75.91  +0.03


 昨日の米国株は、4月の耐久財受注が、前月水準、市場予想ともに大幅に下回るマイナスになったことを嫌気し、続落してのスタートになりました。ただ、前日、複数の投資銀行が原油を買い推奨した流れを引き継いだことや、この日発表された在庫状況で、原油やガソリンの在庫が増加したものの、ディーゼル燃料や灯油などの在庫が2年ぶりの水準に減少したことを手がかりに、原油価格が続伸。100ドルの大台を回復したことから、資源関連株が買われ、全般は上げに転じました。また、銅や銀などこのところ下落していた国際商品も上げたことから、リスク資産買いのムードが回復。ハイテク株や金融などにも買いが広がり、午後にかけ上げ幅を拡大。ニューヨークダウは、一時、85ドル近く上昇する場面もありました。ただ、テクニカルな抵抗線に近づくと急速に伸び悩み、引けにかけては上げ幅を縮めています。結局、主力3指数とも小幅反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比9750万株増の9億6301万株。騰落状況は、値上がり1961、値下がり1031でした。

 業種別に買われたのは、貴金属、石油関連サービス、非鉄など資源関連、家電やエネルギー、素材、テクノロジー・ハード機器も堅調。一方、原油上昇を嫌気して航空会社が売られたほか、装飾品、家庭用品、パーソナル用品、アパレルなどが冴えない動きでした。個別では、石油関連サービスのハリバートンが、投資判断の引き上げで上昇。投資会社の買収提案を受諾したカリフォルニア・ピザ・キッチンも急伸。景気敏感株の見直しからアルミ大手、アルコアも1.4%近く上げていました。一方、前日政府持ち株の一部を29ドルで売却すると伝えられた保険大手AIGが、円滑な売却を懸念し、4%を超える下落。会員制小売りのコストコが、2-4月期決算が市場予想を下回り売られていました。

 ニューヨークダウは、短期調整時の下値を支えてきた50日線を意識して、下値固めの動きが続いています。ただ、昨日も下落中の5日移動平均線に接近すると急速に伸び悩むなど、上値の重さも残ったままです。このところ、日足ベースでも高値、安値を切り下げる動きが続いており、まだ、明確な底入れパターンを形成するにはいたっていません。昨日、GLOBEX夜間取引市場で、S&P500が1310ポイントの節値を切るとストップロスの売り物がでるなど、売られやすい地合は残ったまま…。当面、2月後半から3月上旬にかけて形成していたテーブル付近が下値めどになるのでしょうか…? 

 米国株は反発。CME日経平均先物は、円相場の安定や米株高を受け、大証先物終値を70円上回る9480円で帰ってきました。円は、引き続き欧州金融情勢への懸念がのこりドルの堅調がつづいていることから、対ドルでは82円を挟んだ動き、対ユーロも115円40銭台と前日水準で膠着したままの状態が続いています。国内に帰ってからも、ほぼ同水準の動きで取り引きが始まっています。本日の日本株は、外部環境の安定から先物買いが先行し高く始まってきそうです。昨日引けにかけ「債券先物買い、株先物売り」の裁定取引が入っていたようですが、米国長期債はやや下落しており、今日は債券先物の売りから、株先物買いが入り、現物との裁定買いが入りやすいことも指数の上げに寄与しそうです。ここ数日、欧州投機筋の機関店の手口は小幅な売り越しを続けているものの、積極的に売り崩す動きは無く、悪材料の出現を待っている感じがします。ただ、来月のメジャーSQを控え、先物市場に残った大量の売り物を処分する必要があり、近々、持ち合い相場がどちらかに放れる場面もありそうです。今日は資源株や米国でハイテク株が買われた流れから、電子部品株などが注目されそうですが、物色の中心は、中小型材料株…。日替わりメニュー状態になっており、相場に持続性がありませんが、確実に下値が切りあがっている銘柄も増えています。すでに、エスカレーター相場は始まっているようですね。エスカレーターに乗ったら、あとは目的の階まで黙って乗っておくことです。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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