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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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予想を下回る景気指標への「失望感」と企業業績への「期待感」が綱引き…小幅続伸へ
 おはようございます。

 26日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2402ドル76セント +8ドル10セント(0.07%)

 NASDAQ総合指数  2782.92ポイント  +21.54ポイント(0.78%)

 S&P500  1325.69ポイント  +5.22ポイント(0.40%)

 CME日経平均先物(円建て) 9550円  変わらず

 米国10年もの国債金利  3.059%  -0.07%

 ニューヨーク原油  100,23ドル  -1.09ドル

 GOLD  1522.8ドル  -3.90ドル

 ドルインデックス 75.58  -0.35


 昨日の米国株は、朝方発表された第1四半期のGDP改定値が市場予想を下回ったことや、新規失業保険申請件数が7週連続して好不調の境とされる40万件を上回ったことから、景気の先行きへの警戒感が台頭。反落してのスタートになりました。GDPの足を引っ張った住宅関連や個人消費関連などが売られ、ニューヨークダウは、一時、80ドル近く下落。1万2317ドルとこの日の安値をつけています。ただ、この日発表されたブランド装飾品大手ティファニーの決算が売上、利益とも市場予想を上回る好調なものだったことから、市場に安心感が戻り、買いが増加。コンピューター外部記憶装置大手のネットスケープが好調な決算を背景に急伸したことや、著名投資家が割安感を指摘したマイクロソフトが上げたことなども好感され、企業業績への期待感が増幅。午後にかけじり高し、ニューヨークダウは前日比プラス圏に浮上しました。この日行われた7年債入札が予想を上回る好調なものだったことで長期金利が低下したことも、買い安心感に繋がりました。引けにかけ、利食い売りに上げ幅を縮めたものの、結局、主力3指数とも続伸して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億201万株減の8億6100万株。騰落状況は、値上がり2154、値下がり846でした。

 業種別で上昇したのは、ホテル、装飾品、住宅建設、石炭、タイヤなど。不動産、テクノロジー・ハード機器、アパレルなども堅調でした。一方、原油価格の高止まりを嫌気し航空会社が下落トップになったほか、海運やパイプライン運営、住宅リフォーム、軍需関連が冴えない動きでした。個別では、予想を上回る業績を手がかりに、この日の相場の立ち直りをリードしたティファニーが8%を超える上昇になったほか、マイクロソフトも2%上昇。前日、政府持ち株の売出しを嫌気して大幅安していたAIGは、この日1.4%戻していました。

 二ユーヨークダウは、小幅に続伸して終わりました。商品関連の伸び悩みから上昇率はNASDAQ総合指数を下回っています。このところ、50日移動平均線を中心にしたもみ合い商状になっていますが、50日線を上値抵抗にする頭の重い動きが続いており、引き続き、100日線への下落リスクは残ったままの状態です。50日線は対応点の状況からみて、当分上昇が続くことから、上値圧迫は強くありませんが、早期に平均線上に復帰しないと、売り圧迫が強まることになりそうです。来週にかけ雇用関係の数字が増加してきますが、新規失業保険申請件数や他の景気指標の雇用関連数字などで踊り場を迎えた感じがあり、雇用統計への影響が懸念されます。やや手がかり材料難になっていることも懸念材料…。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は、昨日の大証先物終値9550円と変わらずで帰って着ました。為替市場では、中国がポルトガル救済債券を引き受けるのでは…との観測や、米国景気指標の悪化からユーロが上昇しています。ただ、EU債務国問題の根は深く、ユーロがスイスフランに対し安値を更新したことから、対円でもユーロ安が進行。1ユーロ114円台に上昇しています。また、冴えない景気指標や好調な国債入札を受け、長期金利が低下したことから、対ドルで円が上昇。81円30銭台で終了しています。国内に帰ってからは、対ドルで81円20銭台、対ユーロで114円80銭台と、円高が進行しています。本日の日本株は、円高に加え、米国長期金利の低下が、昨日売られていた債券先物の買い戻しにつながることから、株先物の売りが増加。裁定解消売りも予想されることから冴えない展開になりそうです。ただ、週末を控え、ポジション調整の動きもあることから、一時的に軟化しても、後場には買戻しが入るなど、膠着感を強めた展開か…。引き続き、中小型成長株のいエスカレーター相場が継続。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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