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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2019/12 | 01
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期待はずれの雇用統計に失望売りが出るも、決算発表への期待感が支えとなり下落幅を圧縮
 おはようございます。 7日の「小暑」から「乙未」月に入りました。6月の順調な運気に対し、木と土が対立する乱れが生じてくる…としましたが、早速、その兆候が出てきたようです。ADP雇用報告、新規失業保険申請件数と予想を上回る好調な数字が続きましたので、今回の数字は、高いところに登ってはしごをはずされたようなものでした。もともと、出来高を見ても、それほど高いところに登った人は少ないようですので、パニック的な売りにはいたらなかったようです。市場は来週から始まる決算発表に期待をつないでいるようですが、ニューヨークダウの立会い10日前、6月23日の一年先利益をもとにしたPERは12.15倍。これが7月8日現在、12.76倍に上昇しています。果たして、市場が期待するほどの利益が出てくるかどうか…。ここでも「気」の乱れが影響してきそう。

 8日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2657ドル20セント -62ドル29セント(0.49%)

 NASDAQ総合指数 2859.81ポイント -12.85ポイント(0.45%)

 S&P500  1343.80ポイント -9.42%(0.70%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万0045円 -115円

 米国10年もの国債金利  3.030% -0.113%

 ニューヨーク原油  96.20ドル  -2.47ドル

 GOLD 1541.6ドル +11.0ドル

 ドルインデックス 75.08 +0.17 


 昨日の米国株は、朝方発表された6月雇用統計で非農業部門の雇用者数が大幅に予想を下回ったことや、失業率が低下予想に反し上昇したことから、失望売りに急落して始まりました。景況感の悪化を嫌気し原油価格が急落したことを受け、エネルギー関連株が売られたほか、前日まで変われていた素材や重工などの景気敏感株が売られるなど、ほぼ全面安商状でのスタートでした。ただ、雇用統計に先立って発表された雇用関連指標がサプライズだったたことから、もともとは弱気予想だった、として市場は冷静に反応。一段と売り込む動きは無く、ニューヨークダウは、昼前に前日比152ドル安の1万2567ドルとこの日の安値をつけた後は、次第に下落幅を縮めています。イタリアの銀行株が経営不安から売られた流れを受け、銀行株が下落幅を拡大する場面はあったものの、来週から始まる決算への期待感から、アップルやマイクロソフト、メルクなど好決算が期待されるものが上昇したことから、押し目買い気運が強まったものの、下落分を埋めきれず、結局、主力3指数とも反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比7078万株減の7億6987万株。騰落状況は、値上がり900、値下がり2104でした。

 業種別で上昇したのは、ギャンブルと旅行代理店の2業種のみ。コンピューターハード、タバコ、非鉄の下落幅が少なかったようです。一方、下落上位は、職業訓練、ネット関連、タイヤ、鉄道、石炭など。金融、エネルギー、証券も冴えませんでした。個別では、イタリアで財務への懸念から銀行が売られた流れを受け、JPモルガンが1.4%、バンクオブアメリカが2%それぞれ下落するなど、大手銀行株の下落が目立ちました。また、モルガンスタンレーが投資判断を引き下げた検索大手グーグルが2.7%近く下落したほか、キャタピラーやGEが各1%以上下落するなど景気敏感株の下げが目立ちました。一方、決算への期待感から、アルコアが小幅な下げにとどまったほか、アップルが0.7%上昇。上場来高値に接近している動きが注目されました。

 昨日も書きましたように、米国株は短期的な加熱感を抱え、反落懸念が強まっていました。ただ、悪材料を短期間で消化する強さが戻っており、大きく下押す懸念も薄いとしましたが、昨日の動きをみると、5日移動平均線をきったところや、5月31日の戻り高値1万2569ドルの頭を叩いたところから、セオリーどおり反発しており、依然として基調は強いようです。来週から、決算発表が本格化してきますが、日本の震災の影響があり、期待ほどの数字がでず、ガイダンスの方が注目されてくるのではないでしょうか。4~6の収益悪化を見越して採られた企業の雇用政策も注目点です。案外、減収増益なんて企業が増えるかも知れませんね。とにかく、これくらいの下げで済んで良かった…ということです。

 米国株は反落。CME日経平均先物は、大証終値を115円下回る1万0045円で帰ってきました。レンジは1万230円~10000円。大台を割り込まなかったことは救いでした。円は、期待を裏切る雇用統計の内容からドルが売られたことから、80円台半ばに上昇する場面がありましたが、イタリア銀行株の急落を受けドルが買いなおされたことから、80円70銭台に軟化して終わっています。対ユーロでは115円10銭台に上昇しています。週明けの日本株は、CME日経平均先物にサヤ寄せする格好で、先物が売られ軟調な動きになりそうです。昨日、SQ値を上回ることができなかったため、強弱感が対立。売り圧力が強まる懸念がありましたが、米国株の下落は弱気筋を勢いづかせることになるかもしれません。まあ、7月相場は、買わずに売り場探し…としてきましたので、想定どおりの動きですが、一昨日あたりから、先行し休憩していた中小型成長株に動意が見られ、再び、指数離れの動きが始まるかもしれません。中国かどうか知りませんが、実需筋が週明けの裁定解消売りをどの程度吸収してくれるかで、押しの深さが決まりそうです。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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