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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2019/12 | 01
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円高を嫌気して下落するも、介入を思惑し、下落幅を圧縮
 14日木曜日の日本株動向

 日経平均株価終値:9936円12銭  -27円02銭   日経平均先物終値:9930円

 TOPIX終値:856.88ポイント -3.65ポイント  騰落状況:値上がり495、値下がり1041

 出来高概算:17億6786万株       売買代金:1兆1361億円

 日経平均サイコロ:8勝4敗   騰落レシオ:130    RSI:63

 25日線かい離:         日経平均25日移動平均線:


 本日の日本株は、米国株が反発したものの、円が78円台に上昇したことを嫌気し、輸出関連株が売られ、反落し
てのスタートになりました。米株高にもかかわらず、CME日経平均先物が大証終値を下回る9930円で帰ってきてていたことから、先物価格がこれにサヤ寄せする格好で売り先行で始まり、裁定解消売りがでたことから、日経平均現物も前日引値を34円下回る9929円で寄り付いてきました。その後、円が78円40銭台まで強含んだことや、GLOBEX夜間取引市場で、米国債格下げを思惑してニューヨークダウが90ドル近く下落したことを嫌気。日経平均は一時、安値9884円をつける場面もありました。その後、手がかり材料のないままマイナス圏で推移していましたが、引け近くに、ドルがまとまって買われ、円が1円近く急落。79円台半ばまで軟化すると先物に買いが入り、一気に1万円大台まで買い上げられています。これを受け、日経平均も一時前日比プラスになる場面もありました。ただ、ギリシャ国債のジャンク級への格下げ、米国債の格下げ懸念から上値を買い上がる動きはなく、結局、小幅に反落して終わっています。今日も、上昇中の200日移動平均線が下値の支えになったようです。

 引け近くのドルの急騰については、外銀が大量にドルを買ったことが原因のようですが、市場は、円高が進行している時期でもあり、為替介入を思惑して株の買いに回ったようです。政府関係者は介入に関しては、口を濁していますが、財界関係者からの不満が多く政府に寄せられており、委託介入があったのかもしれません。明日も、同じような動きがでるのなら、市場も本気になり、ドルを買い戻す動きになるかも知れませんが、これまでの例でも単発で終わるケースが多く、果たして、どうなるか…。今の民主党政権自体が市場からなめられていますから、変な動きをしたら、帰って投機心を煽ってしまう可能性もあります。まあ、期待しないで見ておきましょう。

 昨日も、今の相場は、震災後の9400円~9750円のレンジ相場から、このレンジの上限または、200日線をベースにした新たなレンジ相場を形成する動きにあるとしましたが、今のところ、市場は200日線(9900円)をレンジの下限と考えているようです。上限については、レポートで次のポイントを明示していますが、大体このゾーンが上限ラインとなり、日柄をかけて次の動きを模索する流れになると思われます。これも想定どおりの動き…。市場が、新たなレンジ形成に自信を持ったら、下値不安が遠のき、再び個別株物色がはじまってきます。指数は、レンジ相場になりますが、業績面で変化率が大きくなりそうなものは、エスカレーター方式でじょじょに買い上げられていくことになるんでしょう。 

 それにしても、欧州ではインフレ過敏症のドイツと自信過剰のフランスが対立。それに傲慢なECBのトリシェ総裁が加わり、問題を複雑化しています。もともと、ややこしい交渉をで対立関係を煽りながら、もうだめだ…と回りが思うと、急転直下握手して妥結するお国柄。多分、また臭いものに蓋をしながら、デフォルトかEU脱退への道筋をつけることになるんでしょう。なにしろ、ギリシャにしてもイタリアにしても南欧の国は楽天的過ぎて、緊縮財政などちまちました生活には耐えられないお国柄ですから…。

 また、米国でも、国会議員は「シットヘッド(ウンコ頭)」とあだ名されるくらいのお国柄。売名のためなら何でもする議員さんが多いのですが、日本と同じように上院と下院でねじれが生じ、物事が先にすすまなくなっています。いま、もめている債務上限変更法案でも、小さい政府を指向する共和党が赤字削減幅を拡大するように要求。この点でなかなか話がまとまらないようです。政府関係者は、今、共和党が要求するような大規模な財政削減を実施したら、偽りの夜明けに騙されて、引き締めに転換。デフレの渕に突っ込んでいった日本の二の舞になると考えており、なかなか妥協点を見出せないようです。来年、大統領選挙を控えており、共和党も実績を残さずに、引くことはできませんから、今回ばかりは何が起こるか予想がつきません。どこかの国のサラリーマン議員は、問題外…。自らの職をなげうって、国政に尽くそうという議員は皆無。菅首相を引きずり下ろすすべがないというなら、被災地をそのままにしておけないなどと格好いいことを言わないで、さっさと議員全員辞めてしまえば話が早い。結局、失業者になるのが怖い連中しかいないということか…。米国のシットヘッドな議員さんたちより、職にしがみついている分、始末が悪い。まあ、政治の季節ということか。

 以前から書いているように、今は、運気が逆向かい…。うまく立ち回ってやろうと思っても簡単にはいかない。ここは株価の成長が期待できるものを、じっくり仕込んで、日柄が満ちるのを待つところ…。明日15日が「満月」で相場の変化日にあたりますが、果たしてどう変化するのか…。国債格下げ懸念で下げていた米国株はGLOBEX夜間取引市場で上げに転じていますが…。

 変な話ですが、菅首相が無茶苦茶やってくれているおかげで、企業は独自にエネルギー確保に動いたり、海外企業を買収したり、工場の分散化を進めたり、クラウドサービスを利用したり…と、今までに無く動きが活発になっていますが、これは、株式市場にとってはマイナスの話なのでしょうか?クラウド関連のネットワン(6月19日号注目株)、本日も高値更新してきました。「待てば海路の日和あり」ですね。今日はこれから出かけますので、書きなぐってしまいました。支離滅裂でごめんなさい。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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