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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2019/12 | 01
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悪化した景気指標と企業業績への期待感が交錯。期待感が勝り反発して終了
 おはようございます。 注目のEU域内銀行90行に対するストレステストの結果が公表されました。不合格は8行(スペイン5、ギリシャ2、オーストリア1)ということで、市場予想を大幅に下回りました。確か、ドイツの銀行がひとつ問題になっていたはずですが、予想どおりというか、合格したようです。でも市場の反応はもうひとつのようで、欧州主要市場は総じて安く終わっています。ギリシャ国債の価値が割高に見積もられるなど、評価基準自体に問題があると市場は見ているようです。21日にEU緊急首脳会議を開催し、ギリシャ支援問題などが話しあわれるようですが、ドイツは「9月までに決めれば良い…」などと悠長に構えているほか、民間にも負担させる方針に固執しており、会議で結論を出すのは難航しそうです。そういえば、ドイツは新たな格付け機関を設立する案を持ち出しましたが、民間銀行の(ギリシャ国債の)借り換えをデフォールトと看做すという格付け会社へのけん制でしょうか。そんなに、格付け会社を刺激したら、やばいんでないの…。

 15日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2479ドル73セント +42ドル61セント (0.34%)

 NASDAQ総合指数 2789.80ポイント +27.13ポイント(0.98%)

 S&P500  1316.14ポイント +7.27ポイント(0.56%)

 CME日経平均先物(円建て)  1万0005円 +35円

 米国10年もの国債金利  2.911% -0.046%

 ニューヨーク原油  97.24ドル +1.55ドル

 GOLD 1590.10ドル  +0.8ドル

 ドルインデックス  75.13 -0.08 


 昨日の米国株は、経済指標への失望感と企業業績への期待感が交錯し、値動きの荒い展開になりました。朝方は、前日引け後に発表された検索大手グーグルの決算で四半期ベースの売上が過去最高になったことを受け、ハイテク株やネット株を中心に買われ、反発してスタート。欧州のストレステストの結果、問題行の数が予想を下回ったことを好感。ユーロが買い戻されたことから原油価格が上昇。資源・エネルギー株が上げたことも指数の押し上げに寄与し、ニューヨークダウは寄り後、すぐに1万2504ドルとこの日の高値をつけています。その後、発表された経済指標がいずれもさえないものになり、急速に上げ幅を圧縮。ニューヨークダウは、前日比マイナスに下落。短時間に100ドル近く下落し1万2406ドル安値をつけています。その後は、前日引値をはさんで神経質な動きなったものの、引けにかけては来週決算発表を控えるアップルなど主力企業への期待感から、値を戻し、結局、主力3指数とも反発して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1億4855万株増(SQ分含む)の10億7217万株。騰落状況は、値上がり1831、値下がり1178でした。

 業種別に値上がりしたのは、インターネット関連が値上がりトップ。原油価格の上昇やエネルギー関連へのM&Aを受け、石油探査、パイプライン運営、石油周辺サービスなどの上げも目立ちました。石炭株も堅調でした。一方、軍需関連、損保、航空会社、保険ブローカー、住宅建設などが冴えない動きでした。個別では、過去最高の売り上げを計上したグーグルが13%急伸した影響を受け、ネット競売のイーベイや同業のヤフーなども買われています。また、玩具メーカーのマーテルが、予想を上回る第二四半期の利益を受け買われたほか、家庭用線材メーカーのクロロックスや石油・天然ガスのペトロホークエナジーが、M&Aの材料で急伸していました。ニュヨークダウ採用銘柄は、アルコアやキャタピラーなど景気敏感株やマイクロソフト、IBMなどハイテク株が買われたものの、マクドナルドやコカコーラなど食品やトラベラーズ、JPモルガンなど金融関連が冴えず、値上がり、値下がりは同数(15銘柄ずつ)となりました。

 ニューヨークダウは、景気指標悪と企業決算への期待感が交錯して、荒っぽい動きになりました。前日に続き下落中の5日線を意識した頭の重い展開になっています。下値は、13週移動平均線、75日線という、上昇中の移動平均線に支えられ底堅い動きにあるものの、このところ、じょじょに下値を切り下げる動きにある点は気になるところ。ミシガン大消費者信頼感指数、ニューヨーク連銀製造業景況指数などともに7月の経済統計が大幅に悪化している点は注意が必要。来週は5日線の下落圧力と二つの移動平均線の支持力の鬩ぎあいになりそうです。そのカギを握るのが企業決算の発表。最近の景況感の悪化で、下方修正されているものが多く、案外サプライズをもたらすものの出てくるかも…。

 米国株は反発。CME日経平均先物は、大証先物終値を35円上回り、1万0005円と大々台に乗せて帰ってきています。海外市場で円は対ドルが79円11銭、対ユーロは111円90銭台と、依然、円高圧力がかかったままの終わりになっています。連休明けの日本株はCME先物高に支えられ堅調な始まりが予想されるものの、米国格下げ懸念やギリシャ支援問題など懸念材料も多く、突発的な悪材料出現を嫌気し、主力株は動きづらくなるか…。業績変化率の大きい銘柄の個別物色へ…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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