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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2019/12 | 01
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米国株高、原発事故収束の前進などを交換し反発。1万円大台を回復して終了。
 20日水曜日の日本株動向

 日経平均株価終値:1万0005円90銭 +116円18銭    日経平均先物終値:1万0020円

 TOPIX終値:860.66ポイント +6.91ポイント  騰落状況:値上がり947、値下がり547

 出来高概算:15億3902万株     売買代金:9833億円

 日経平均サイコロ:7勝5敗    騰落レシオ:125   RSI:61

 25日線かい離: +2.2%      日経平均25日移動平均線:9790円(前日比18円上昇)   


 本日の日本株は、好調な企業決算や債務上限引き上げに関し前進があったことを好感。米国株が大幅高になった流れを受け、反発して終わりました。CME日経平均先物が大証先物終値を105円上回る9995円と1万円大台近くで終わっていたことから、サヤ寄せする格好で先物買いが優勢となり、1万0010円と高寄り。先物買いが先行したことから、裁定買いも活発に入り、日経平均の現物も1万008円と、大台に乗せてスタートしました。米国でアップルが過去最高の決算を計上したことや、IBMが好決算を背景に急伸した流れを受けハイテク株が買われていました。特に、四半期の「アイホン」の売上が2000万台の大台を超えたことを受け、ソフトバンクやファナックんど関連株が買われています。また、政府が原発事故収束へ向けての工程が第二ステップへ移行する…としたことから、電力株に買戻しが入り東電が急伸したことも、全体の買い安心感に繋がりました。ただ、米国債務上限引き上げや、明日開催されるEU首脳会議の結果を見極めたいというムードが強く、売買代金は1兆円の大台を下回り、日経平均の終日値幅も56円の小幅にとどまっています。

 業種別の動きを見ると、原発事故収束の工程前進を好感した電力・ガスが値上がりトップ。精密機器、保険、鉱業、ゴム、電気機器などが上げ、全33業種中26業種が上昇。一方、空運、倉庫、運輸、その他製品などが売られ、7業種が下落していました。個別では、震災特需で業瀬の増額修正期待があダイユーエイトがストップ高までまで買われたほか、プリマハム、トピー工業、日本ケミコンなどが業瀬の増額修正を受け買われるなど、業績感応を強めた展開になりました。昨日、米国市場の引け後に発表されたアップルの予想を上回る決算を受け、GLOBEX夜間取引市場で米国株が高く推移していることから、今日の日本株は、今晩の株高を先行して織り込む格好になっています。

 また、大きな窓を空けてしまいました。日本独自の材料で動けないだけに、前日の米国市場次第で、上に行ったり下に行ったりで、窓だらけになっています。とりあえず。200日線を回復してきたことで、レンジ相場の下限が200日線になる期待感が強まったことはいいことです。後は、今晩のインテルの決算。昨日発表された半導体のBBレシオは良くありませんでし、アップルのアイホンやアイパッドの販売台数が伸びたということは、インテルの半導体が納入されるパソコンの販売不振の裏返しということでもあり、手放しで期待することはできません。デルやヒューレッドパッカードなどは安売りで販売台数を維持しているようですから、落ち込みは無いのかもしれませんが、市場は、スマートホンやタブレット型端末への同社の対応を読みに行きますから、果たして市場が満足するような成果を残してくれるかどうか…。このところ、同社の決算発表はポジティブサプライズをもたらし、相場の上向き転換の契機になりましたが、期待はずれになると、弱気相場への転換点にもなりかねません。まあ、アジアのパソコン需要やアイホン向けも開拓しているようで、失望させるような内容にはならないと思いますが、果たしてどうか…。

 ただ、全体相場は、以前から書いているように、新たなレンジを模索する相場…。世界的に、財政出動に依存して急回復した景気は、財政や金融の支援なしに民間主導で自律した流れに移行できるかを試されている段階。支えが外れた以上、これまでのような高い成長は望めず、当面、どのくらいが巡航速度なのかを模索している段階といえるのでしょう。そんな相場は、足元を確認しながらになりますから、相場のほうも当然、ステップを固めながらの上昇になりますから、レンジ相場を積み重ねる格好になっていくはずです。こうなると、主力株は動きづらくなり、成長力のある中小型が買われる「二極化」相場に変化していくことになります。今日も新高値銘柄は72銘柄に達していますが、いずれも、独自の業態をもつ成長力の強い企業ばかりです。

 以前から書いているように、今回の震災を景気に国民のライフスタイルが大きく変化。また、電力を多消費する大量生産・大量消費型の企業は否応無しに成長に制約を受け、海外に出ざるを得なくなります。産業構造自体が大きく変わろうとしている時に、旧態依然とした企業で構成される指数が果たしてどんどん上昇していけるものかどうか…。米国で、重厚長大産業が成長を終えた黄金の60年代のあと、ニューヨークダウは20年近く700ドルから1000ドルのレンジ相場に移りました。しかし、この間に、IBMやユーレッドパッカードなど新しい産業群が育ち、彼らが属したNASDAQ市場は右肩上がりの上昇に転じています。ニューヨークダウにこだわっていたら、見えなかった変化です。先日も書いたように、今の日本では、節電や省エネなど新しいニーズが生まれ、中小企業が続々と新製品を市場に投入。少し違う側面から見たら、経済の景色はまったく違うものになります。

 あまり、くどくどと書くと長くなりますので、この辺で止めときますが、いまの相場はバブル崩壊から立ち直り始めた2003年後半から2005年前半にかけての階段相場と似ています。新しいレンジ模索は始まったばかりですから、その分二極化の流れも続くことになります。個性の強い企業が面白くなります。まあ、あまり指数にこだわらないことです。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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