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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2019/12 | 01
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債務上限引き上げをめぐる交渉難航や期待はずれの企業決算を嫌気し続落…NASDAQの底堅さが目立つ
 おはようございます。 米国の債務上限引き上げ交渉は引き続き難航。民主党は、小幅な上限引き上げで来年の大統領選挙前に再び債務引き上げ問題を持ち出し、政権のマイナスイメージを強める作戦。一方、政権側は選挙までの十分な引き上げ枠を獲得したいということで、お互いに政局絡みの動きになってしまっています。オバマ大統領は民主党(ベイナー下院議長案)に対し、拒否権を発動する可能性があることを臭わし、けん制するなど泥仕合の様相を呈してきました。国債利払いに対する原資は確保しておあり、デフォルトに陥るリスクは少ないとされますが、ここにきて、格下げのリスクを意識する動きが強まっています。大学教授が格下げリスクを指摘したり、証券関係団体が引き下げ時の負担増の額を計算するなど、関心は国債格下げに移ってきたようです。明日は、議会でムーディーズの証言があるようですが、今、大統領よりも権限が大きくなった格付け会社に対し、ウンコ頭の議員がどんな対処をするのか…。くれぐれも、変な刺激の仕方はしてほしく無いものです。やはり、7月の「気」の乱れは大きい。

 26日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万2501ドル30セント  -91ドル50セント(0.73%)

 NASDAQ総合指数  2839.96ポイント -2.84ポイント(0.10%)

 S&P500  1331.94ポイント -5.49ポイント(0.41%)

 CME日経平均先物(円建て)  1万0055円  -55円

 米国10年もの国債金利   2.958%  -0.046%

 ニューヨーク原油  99.59ドル +0.39ドル

 GOLD  1616.8ドル  +4.6ドル

 ドルインデックス  73.49  -0.62
 

 昨日の米国株は、暗礁に乗り上げた債務上限引き上げ交渉や一部企業の冴えない決算を嫌気し、続落スタートになりました。朝方発表されたコンファレンスボード消費者信頼感指数(7月)が予想を上回ったことは特に材料視されず、債務削減交渉不調の場合に備え利食いを急ぐ投資家が増加。この日、決算を発表したスリーエムが予想を上回る数字を発表しながら、ディスプレー・グラフィック部門が11%を超える減少になったことや、決算内容が同業他社にくらべ見劣りする…として、急落したことも嫌気され、指数の足を引っ張りました。ただ、前日引け後に、予想を上回る好決算を発表した通信ネットワーク用半導体大手ブロードコムが9%を超える上昇になったことに刺激され、ハイテク株が堅調に推移。NASDAQ市場がプラス圏で推移したことから、ニューヨークダウも下落幅を縮める場面もありました。引けにかけては、債務上限引き上げ交渉の行方を見たいということから、NASDAQ市場が下げに転じたことを嫌気し、ニューヨークダウも下げ幅を拡大。引け間際に、1万2489ドルと、この日の安値をつけています。結局、主力3指数とも続落して終わりましたが、ハイテク株の好決算を受け、NASDAQ総合指数の底堅さが目立ちました。ニューヨーク市場の出来高は前日比7295万株増の8億3583万株。騰落状況は、値上がり1035、値下がり1967でした。

 業種別に値上がりしたのは、住宅担保ローン金融、非鉄金属、コンピューターハード、損保。ネット関連、半導体・同製造装置も堅調。一方、鉄鋼、産業機械、石炭、運輸などが冴えない動きでした。ニューヨークダウ採用30銘柄のうち、上昇したのは、ATT、シスコシステムズ、マイクロソフトなど6銘柄。パソコン大手ヒューレッドパッカードが前日に続き、1%を超える上昇になったのが目立ちました。一方、下落したのは24銘柄。液晶部門の不振で売られたスリーエムが5.4%下落し指数の足を引っ張りました。このほか、GE(2.1%)、ボーイング(1.6%)、アルコア(1.0%)などの下落も目立ちました。個別では、予想を上回る決算でNASDAQ市場の上げをリードしたブロードコムが9.4%上昇。一方、決算が予想を下回ったUSスチールが8.3%、AKスチールが17.5%下落し素材関連の足を引っ張りました。

 ニューヨークダウは、債務上限引き上げ交渉の難航を嫌気して調整色を強めています。先日来、書いてきた上値抵抗線を抜けきれず、改めて下値模索の動きを強めています。昨日も書いたように、時価付近には上昇中の13週、26週線が下値を支持しており、当面、この付近で値固めに向かいそうです。昨日段階で、ニューヨークダウのサイコロは4勝8敗(33%)に低下。底値ゾーンに接近しているほか、RSIも51%と加熱感は解消されています。ドルインデックスが、今年6月の安値を昨日切り込み、5月4日の安値72.696に接近していることも、資源高からダウの下値を支えることになりそうです。まだ若干の下値不安は残りますが、テクニカル的な底値ゾーンいりは近そうです。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、米株安や円高を嫌気し、大証先物終値を55円下回る1万0055円で帰ってきています。レンジは1万0130円~1万0045円。円は、対ユーロは113円台で落ち着いた動きにありますが、債務上限引き上げをめぐる混乱を嫌気し対ドルは77円92銭と、引値ベースでも78円台を割り込む円高水準で帰ってきています。国内に帰ってからも、ほぼ、海外水準を引き継いだ取引になっています。本日の日本株は、先物売りから軟調な始まりが予想されますが、好調な企業決算が支えとなり、大きな崩れはなさそうです。ただ、スリーエムの決算で液晶関連の低迷が明らかになる一方、通信。ネット関連の好調が明確になっており、今日の日本株も、これを受けてネット関連の見直しが続きそうです。一方で液晶関連へのマイナスの影響が懸念されます。米国市場の引け後に発表されたネット通販大手アマゾンの決算は売上、利益とも予想を上回り、夜間取引で上昇していることも、ネット関連を支えそうです。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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