FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
11 | 2019/12 | 01
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -



債務上限引き上げ問題を嫌気し3日続落…欧州でスペインに格下げ懸念。次から次に続く債務トラブルの連鎖
 7月相場が終わりました。前半はギリシャ債務問題に振り回され、後半は米国債務上限引き上げ問題に悩まされました。今年は「辛卯」の年。金が木を克する流れで、昨年と同様に、不和と緊張、突然の裏切りが特徴の年になます。もうひとつ、暗殺という嫌な流れも過去にはあるようです。辛は刃物を表しますが、昨年の刀と違い、装飾用のナイフなど小さな刃物を表すと言います。一見きれいに見えますが、突然凶器になって襲い掛かるという卦もあるようです。いまの、日本やアメリカの政治を見ていると、不和や緊張ばかり…。暗殺という嫌な卦が実現しないことを祈るばかりです。

 7月は「木」が「土」を克する月で、波乱が予想されたため、買いは6月末まで…とし、好材料がでてあげた場合は一旦利食いも、としてきました。まあ、月末にかけての相場の波乱は、ほぼ想定どおりの動きになりました。また、買いに関しては、25日線、13週線(いずれも上昇が要件)に接近してから、二期連続増益期待のあるものを…と条件をつけましたが、かなり強い材料を持つ株でも、売られてきており、来週は好買い場を提供してくれることになるのでしょうか。7月の「気」の乱れは、8月8日の立秋まで続きますので、まだまだ、油断はできません。来月の流れについては、レポート送信時に案内文に書こうと考えています。

 29日の日本株動向
 
 日経平均株価終値:9833円03銭 -68円32銭     日経平均先物終値:9830円

 TOPIX終値:841.37ポイント -7.00ポイント  騰落状況:値上がり304、値下がり:1265

 出来高概算:19億4772万株        売買代金:1兆2650億円

 日経平均サイコロ:6勝6敗   騰落レシオ:105   RSI:35

 25日線かい離率:-1.0%    日経平均25日移動平均線:9938円(前日比17円上昇) 


 本日の日本株は、暗礁に乗り上げた米国債務上限引き上げ交渉や円高の進行を嫌気し、3日続落して終わりました。朝方は、米株安や円高の進行からCME日経平均先物が9900円を大きく割り込んでかえってきたことから、これにサヤ寄せする格好で先物が売られ、つれて現物株にも裁定解消売りなどの売り圧力がかかり、日経平均は前日引値を35円下回る9866円で寄り付いてきました。前場中は、GLOBEX夜間取引市場での米国株に大きな動きがなかったことから、前日引けをはさみ小動きに推移しました。しかし、昼休み中に、米国でこの日下院で採決予定だったベイナー下院議長の債務上限引き上げ法案が、党内の意見調整がつかず、採決見送りになったことが伝わると、GLOBEX米国株先物が軟化。一時ニューヨークダウが130ドル近く下落すると、日本市場でも先物売りが増加。後場から下落幅を拡大しています。ただ、円を買う動きが強まり、円高が進んだものの、一段と売り込む動きは無く、日経平均は3日続落したものの、下げ幅は限定的なものになりました。

 業種別では、鉱業、鉄鋼、不動産、食料など8業種が上昇しましたが、いずれも予想を上回る業績を発表した企業がリード役となり業種別の指数を押し上げました。一方、その他製品、電力・ガス、空運、電気製品まど25業種が下落。任天堂やソニー、コニカミノルタなどが円高や冴えない業績を嫌気して売られたことが響きました。

 今週から決算発表が本格化しましたが、震災の影響からいち早く抜け出した企業の増額修正が目立っていました。一方、ソニーやパナソニックなど主力企業の冴えない決算が目立ちましたが、内容をみると単に震災や円高の影響を受けたというよりも、新興国との価格競争が激しくなり、製品価格の低下に悩まされる動きが鮮明になっています。以前から、製品組み立て型産業は海外との構造的な安売り競争に巻き込まれて、苦戦するとしてきましたが、新興国の人件費上昇対策としての工場FA化や低賃金国への進出にともなう設備投資需要、他の企業が追随できない高品質の素材や部品を供給できる企業などしか、利益を上がられない…と書いてきましたが、今回の決算を見るにつけ、その感を深くします。まあ、製品メーカーはこれから、もっともっと大変になっていき、結局、現地化を進めざるを得なくなるんでしょう。一方、他が真似できない素材や部品を供給するところは価格支配力がますます強まりますから、利益面でもさらに上積み。また、今後は、系列をはなれ、もっと発注量の多い海外企業との取引も活発になり、さらに利益率が向上することになるんでしょう。

 「円高や電力料金、雇用制度などを何とかしろ…出なければ海外に出て行くぞ」と、大手企業の脅しみたいな要求も増えていますが、彼らが国内にいることで受けているメリットはマイナス面以上のものがあるはずです。日本という国の保護を離れて海外でやり自信があれば、どんどん出て行けばいいのです。それにより、国内で新たな産業も勃興してくるはずです。口先だけの強気ではなく、どうどうと本社を海外に移し、日本の保護を離れてやってみたら、一人前の国際企業になれるはずです。

 まあ、何を書いているか分からなくなってきましたが、相場に関しては、債務上限引き上げ交渉という不透明要因が相手…。また欧州ではムーディーズがスペイン国債に狙いを定めたほか、S&Pもスペインの銀行の格下げを狙って動き出しています。また、イタリアがもしかしたら、ギリシャ救済の奉加帳のカネを出せないかもしれないというおまけまでついてきました。債務上限引き上げが妥結しても、次のトラブルがちゃ~んと準備されています。EUが格付け会社を苛めるから、格付け会社も本気になって仕事をはじめました。テクニカルな解説を書いても、この動きがどうなるかはよめない…。根本的な債務問題の根っこにメスが入らない限り、この騒動はいつまでも続く。
※新規会員を募集しています。関心のある方はレポート案内をみるか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。
スポンサーサイト





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ