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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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怖くて手が出せなくなってきた…。
 28日の日経平均は13円90銭安の1万6287円49銭、TOPIXは3.16ポイント安の1584.60と、ともに続落して終わった。日経平均サイコロは6勝6敗、騰落レシオは70、RSIは39だった。
 
 正直、どっちに言って良いか分からず、手が出せない、というところでしょうか。出来高は13億株台、売買代金は1兆8800億円台で、とうとう2兆円を割り込んでしまいました。あれだけ、元気がよかった先物筋も、方向感がつかめず模様眺めです。今日は、中古住宅の販売件数が落ち込んだことから、再びサブプライムローン懸念が台頭。円が高くなる一方で、リスクを意識し、最近買われてきた高金利新興国通貨が売られる、などちょっとした波乱が起きています。

 円高が進んだ時は、先物筋も元気を取り戻し、株の先物の売り崩しに動きましたが、結局、円は115円を突破することが出来ず、先物筋も引けに書け買い戻しに動き日経平均は小幅安で終わることが出来ました。
結局、みんな、明日何が起きるか分からないからポジションを作ることが出来なくなっています。サブプライムローン危機は、だいぶ姿が垣間見えるようになってきましたが、まだまだ、全体像は見えてきません。IMFの推計では米国で発行されたCDO(多数債券プール型資産担保証券)の残高は9000億ドル(103兆円)ですが、この商品は、欧州などでさらに他の商品と組み合わされて他の商品に姿を変え、規模も大きくなっています。もともとの、CDOもレバレッジを効かしていますので、当初のサブプライムローンの元本が数倍に膨らんでいる可能性があります。そのため、損失がでるととんでもない金額に膨らむことになります。破綻したベアスターンズの傘下ファンドの例では、資産内のサブプライムがらみの比率は5%そこそこだったようですが、実際に表面化したときは総資産の80%を吹き飛ばしました。資産の10倍を越えるような資金を借り入れるような無茶な運用をした結果ですが、この例をみても分かるように、いったん爆発したら、ひとつの企業を吹っ飛ばすくらいの威力を今回のCDOは持っているのです。

 いったんは落ち着いたように見えても、爆発したときの怖さを考えたら手が出せないのが本音の所でしょう。日本だって、決して対岸の火事では済まされません。BISの規制改革で、中小企業や住宅ローン向けの貸し出しは資産としてのリスク度を緩和するという変更がなされ、地方銀行を中心にかなりCDOを購入した気配があります。実際の状況がどうなっているかは、全く闇の中。この一端が垣間見えるのは、7-9決算の状況から。そこまでは、まだ時間がかかるので、不安定な動きが続きそうです。
 
 個人的な節値の計算で申し訳ないですが、直近のポイントは1万6415円。とりあえずこのポイントは昨日抑えました。ただ、もう一つしたのぽいんとが未整理のまま1万5600円割れのところにありますので、2番底取りがあるとすればこの辺りまでか…。1万6000円をはさんだところに大きな窓が開いていますので、どうしても2番底リスクは意識せざるを得ません。

 しかし、ド底を買うのは神様でも出来ません。だとしたら、収益環境の明るい企業を買い下がり方針でかうのも一方です。これだけ、世界の金融が波乱したら、日銀だって9月中の利上げは出来ません。また、米欧の金融機関やファンドなどが、円資金を調達して、ドルやユーロに買えて資金調達する動きを強めており、結局、円は安く推移するのではないかと思われます。結局、輸出株重視の方向は変わらないのではないでしょうか。ここからの押し目はキャッシュを維持しながら買い下がる方針でいけると思います。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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