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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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小康状態の欧州情勢やFOMCへの期待感から5日続伸…NASDAQ100指数の堅調が続く
 おはようございます。 注目のEU非公式財務相会議は、ペンディング状態にあった10月分の80億ユーロの融資を、ギリシャが財政赤字削減など公約を守ることを条件に実行することを決めて、終わりました。また、加盟国への財政規律の強化や経済の監視など、中長期的な危機対策の詳細を月内に詰め、年内に実施することなどを決めています。米国ガイトナー財務長官が出席し、欧州安定化基金の増額や権限強化、銀行への信用供与などの提案があったといいますが、継続審議事項とされたものの、真剣に討議されることは無かったといいます。

 以前から、プライドだけが強い土地柄。他国に干渉しても、自国には干渉されたくないということで、今回米の国の参加にも冷たい反応だったといいます。域内だけで解決できなかったから、混乱を増幅したということに、気づいているのどうか疑わしいところもあります。依然、ドイツのメルケル首相が欧州共同債券の発行に反対を表明するなど、危機克服の特効薬である域内の財政・金融の統合に不透明感が漂ったまま…。ギリシャ問題は、先延ばしに成功しましたが、イタリアやスペイン国債の動向次第では、再度、銀行の経営問題が浮上してきます。国際協調のドル資金供給体制が整備され、安全弁が準備されたものの、リーマンショックの後の銀行危機のときのように、支援を申し出れば市場から不信感を抱かれ、一気に破綻の淵に追い込まれることにもなりかねません。米国で実施されたように、内容に関係なく一律に融資するなどの配慮も必要になります。米国がやったことの真似なんかできるか…と変なプライドを出すと、危機はさらに増幅される可能性もあります。まだ、事態はなにもかわっていません。

 16日の米国市場動向
 ニューヨークダウ  1万1509ドル09セント  +75ドル91セント(0.66%)

 NASDAQ総合指数 2622.31ポイント +15.24ポイント (0.58%)

 S&P500 1216.01ポイント +6.90ポイント(0,57%)

 CME日経平均先物(円建て) 8815円 +25円

 米国10年もの国債金利 2.051%  -0.028%

 ニューヨーク原油  87.96ドル -1.44ドル

 GOLD 1814.7ドル +33.3ドル

 ドルインデックス 76.54 +0.27


 昨日の米国株は、朝方発表されたミシガン大消費者信頼感指数が、前月の55.7から57.8に上昇。予想の56.5も上回ったことや、ギリシャ向け融資が実施されることなどを好感し、続伸してスタートしました。前日発表された国際協調によるドル資金供給も引き続き買い材料となり、寄り付き後、まもなくニューヨークダウはこの日の高値1万1532ドル(前日比99ドル高)をつけています。ただ、EU財務相会議で、ドイツが欧州共同債券の発行に反対するなど、意見対立があると伝えられると、売り物が増加。ニューヨークダウは、一時。この日の安値1万1407ドル(前日比26ドル安)まで売り込まれました。その後は、財政赤字削減などで違反があった加盟国への制裁強化などで合意して会議が終了したことが伝わると、再び上げ幅を拡大。来週開催されるFOMCへの期待感もありニューヨーク台は再び、1万1500ドル台を回復。その後は、SQを控え小動きに推移しています。結局、主力3指数とも5日続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比8億4933万株増の18億1253万株。騰落状況は、値上がり1535、値下がり1487でした。

 業種別での値上がり上位は、家庭用品・パーソナル用品、小売、ブロードバンドサービス、金鉱山、履物など。一方、下落したのは石炭、非鉄、金属、海運、鉄鋼など。銀行、自動車・同部品も軟調でした。ニューヨークダウ30種は、上昇21社、下落9社。インテル(2.0%)、IBM(1.7%)などハイテク株がダウの上昇率を上回ったほか、ATT(1.4%)、ベライゾン(1.4%)など通信関連もしっかり。一方、スリーエム、アルコアなど景気敏感株がさえなかったほか、バンクオブアメリカ、JPモルガンが、各1%以上下落するなど、銀行株の下落が目立ちました。個別では、前日引け後にさえない決算を発表した、リサーチインモーションが20%を超える下落。競争が激しいスマートフォン業界で、新製品の上市が遅れたことが決算に響きました。

 ニューヨークダウは5日続伸して終了。日足は25日線を上回り強気相場を維持しています。ただ、50日銭や75日線が下落しながら近づいており、来週はこの上値圧迫をうけそうです。一方、主要ハイテク株で構成するNASDAQ100指数の好調が続いています。ニューヨークダウなど主力株で構成する指数が、いまだに8月31日の戻り高値を更新していないのに、同指数はこれを更新。一段と上げ基調を強めています。ただ、当面の上値抵抗である2620ポイント近づいているほか、上昇バンドの上限にも近づいており、来週は当面の相場の強さを図られることになりそうです。昨日も1.92%上昇し、いよいよ400ドル大台に乗せてきたアップルが、来週404ドル50セントの高値を更新できるかどうか…。これが焦点になりそうです。

 米国株は、5日続伸。CME日経平均は大証終値を25円上回る8815円で帰ってきました。円相場は予想を上回る景気指標や株高を受け、ドルが強張り76円70銭台に軟化したものの、対ユーロは、欧州情勢を懸念して105円90銭台に高止まりしたまま…。3連休控えで、全体的に小動きでしたが、日本株も下降バンドから抜け出せるかどうかの正念場に差し掛かっています。海外株高の後押しがあるのに月曜日が休日になるのは、残念。詳しい見通しや注目株は月曜日発行のレポートで詳しく解説します。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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