FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



G20が危機意識を共有したことを好感し、小幅反発…NASDAQ100の堅調続く
 おはようございます。 昨日は、こどもに誘われてカラオケに行ってきました。なんだか、いつもに比べ、声は大きいは、オーバーアクションになるはで、長男いわく「お父さん、どうしたの…?」。気にしてはいませんでしたが、やはり、ストレスがたまっていたのでしょうか。EUの連中、もっとしっかりしろ!

 EUがもたもたしているから、結局、市場に催促される格好になってしまいました。危機の拡大を受け、G20財務相・中央銀行総裁会議では、市場をなだめるため、予定になかった共同声明を行う破目になりました。もたついている欧州金融安定化基金の増額や権限強化に関する合意に関し、EU加盟国の議会承認を急ぐことなどを声明に盛り込みました。ただ、国民の8割がギリシャ支援に反対しているドイツの議会承認を29日に控え、他の加盟国も様子見姿勢を強めているため、果たして、スムーズに行くかどうか…。いくら、EU以外の国が心配しても、肝心なEU加盟国自体で政府と国民の考えが相違していては、事態は改善されませんし、根本的な対策として期待される財政・金融の統一には時間がかかる…では、まだまだ市場の攻撃が続くことになりそうです。

 今回のG20では、欧州安定化基金の大幅な増額が提案されたようです。この件については、ガイトナー財務長官がEU財務相会談に出席。わずか30分の参加しか許されず、会議参加者からは、「よその国の心配をする前に自国の心配をしたらどう…」とけんもほろろの扱いをされたといういきさつがありますが、その後、さらに市場の催促が厳しくなっています。自己解決能力が無いにもかかわらず、他の国に干渉されたくないという最悪のお国柄ですが、果たしてG20が想定した10月中旬(10日)まで、加盟国の批准が出揃うかどうか…。フィンランドの要求する融資への担保提供問題も解決されていませんし…。時間稼ぎをしているのはギリシャだけではないような気がしますが…。市場は、以前より短気になってきています。EUの国民が、仕方なしに賛成する水準って、ここから、一割り下、それとも二割下…?

 23日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万771ドル48セント +37ドル65セント(0.35%)

 NASDAQ総合指数 2483.23ポイント +27.56ポイント(1.12%)

 S&P500 1136.43ポイント +6.87ポイント(0.61%)

 CME日経平均先物(円建て) 8445円  -45円(22日大証終値比)

 米国10年もの国債金利  1.839% +0.114%

 ニューヨーク原油 79.85ドル -0.66ドル

 GOLD  1639.80ドル -101.9ドル

 ドルインデックス 78.30 -0.07


 昨日の米国株は、G20財務相・中央銀行総裁会議が、金融市場の安定を維持する方針を出したことや、危機の源泉であるEUに対し欧州金融安定化基金の実効性を高める要求をしたことなどを好感。欧州株が下げ止まった流れを受け、堅調に推移しました。欧州株がG20声明を好感して高く始まったものの、やがて下落に転じるなど神経質な動きをしたことに反応。米国株も続落スタートになりましたが、欧州株が出直るにつれ買戻しの動きが増加。ネット関連やスポーツ用品メーカーに好決算を発表するものが相次いだことや、財務面の改善を目指し、バンクオブアメリカが事業部門の売却や同行が保有する宅配ピザ「ピザハット」の株式売却交渉を進めていることなどを好感し、好業績銘柄を買いなおす動きが強まりました。ただ、金価格の急落や原油価格の80ドル割れなどから資源・エネルギー株が軟調に推移したことから、戻りは一本調子ではなく、ジグザグの上げになっています。全般的には模様眺め気分が強く、ニューヨークダウの終日値幅は170ドルと、最近では比較的小幅な値幅にとどまっています。ニューヨーク市場の出来高は前日比4億8591万株減の12億2723万株。騰落状況は、値上がり1910、値下がり1116でした。まあ、G20が危機意識を強めたことに敬意を払った、というところでしょうか。

 業種別で値上がりしたのは、原油に下落を好感した航空会社がトップ。スポーツ用品メーカー、ナイキが発表した決算で利益が予想を15%上回ったとして上昇したことを受け、履物が続いています。そのほか、タイヤ、装飾品、耐久消費財が堅調。一方、資源価格の下落を映し、貴金属、金鉱山、鉱山、資源探査などが下落上位に来てます。ニューヨークダウ30種は、19社が上昇、11社が下落しました。資産売却交渉を受けたバンクオブアメリカが4%上昇したほか、インテル(2.1%)、ホームデポ(2%)の上げも目立ちました。一方、新最高経営責任者への実力への懸念からヒューレッドパッカードが2%を超える下落になったほか、キャタピラー、アルコアなど景気敏感株画」引き続き売られています。

 ニューヨークダウは、小反発して終了。週間では737ドルの下落になりました。前日の急落により、8月10日のザラ場安値に対する二番底模索としましたが、後ほど修正された数字では、22日の安値は10日安値を10ドル下回っており、上値圧迫が強まる懸念があります。当面、上昇バンドが修正され、1万600ドル付近~1万1500ドルのボックス形成の動きに移行した…と考えられます(もちろん、EU情勢次第では、ボックス下はなれの懸念もあるのですが…)。一方、NASDAQ100指数も反発。アップルやアマゾン、ヤフーなど主力株はほぼ上昇して終わっています。指数は、昨日も書いたように25日線、100日線に支えられ、上昇トレンドを持続して終わっています。詳しい分析はレポートで行いますの参考にしてください。

 米国株は、反発したものの、トレンドを転換させる動きではありませんでした。また、CME日経平均先物は、22日大証終値を45円下回る8445円で帰ってきました。昨日の8375円からみると70円の反発です。前日安値8270円、この日の安値8270円で、目先、毛抜き底をつけたような格好になっていますが、週明けの相場では23日の波乱分を落ち込まねばならず、波乱があるかもしれません。とにかく、来週29日には今回のEU危機最大の山場である欧州金融安定化基金増額・権限強化合意の議会承認があります。月末控えでもあり大きな動きはできませんが、それだけにちょっとした材料で上下にぶれやすくなる展開か…。世界が危機意識を共有したことは、株価にとってはプラスの材料。週末の米国で債券が急落したが、好調な企業業績が続き配当利回りが2.8%(ニューヨークダウ30種の場合)を超える株式との金利裁定が働いてくるかどうか…。来週は年後半相場にかけての山場を形成しそうです。
※新規会員を募集しています。関心のある方は、レポート案内を見るか、メールフォームにて、直接、お問い合わせください。
スポンサーサイト





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ