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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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重要イベントの結果待ちで4日ぶりに反落して終了
 おはようございます。 「期待は期待、現実は現実…」昨日の欧米株はそれを地でいくような展開になりました。 昨日行われたフィンランド議会は、事前予想通り、EFSF改革案を承認しました。次は、今晩のドイツ連邦議会の動向に注目が集まります。フインランドの批准でEU加盟17か国中9カ国が批准を済ませたといますが、ドイツの動向を見て、結論をだそうという国も多く、やはり、今晩が今回の危機最大のヤマ場になりそうです。昨日も書きましたように、事前予想では批准されるとの、見通しが強いようですが、国民の80%近くがギリシャ支援に反対しているという現状から、与党内なら造反者が出る可能性もあり、市場は警戒感を強めています。

 また、今日は延ばしに延ばしていた3者(IMF,EU,ECB)調査団が、ギリシャのアテネに入り、融資の可否について調査を始めます。これでは、ポジションをもてるはずも無く、昨日は、慌ててポジションを解消する動きが強まったようです。さらに、昨日は、ドイツの消費者物価指数(CPI)速報値が発表されましたが、数字は前年同月比2.8%上昇。前月の2.5%上昇から拡大しましたし、予想の2.6%も上回りました。市場は、ECBの利下げも織り込んでいましたから、これも見込み違い…。EU圏全体のCPIは+2.5%で、前月比横ばいを見込んでいますが、インフレ恐怖症のドイツの物価上昇から、利下げに対するドイツの抵抗が強まる…と市場が懸念した動きもあるんでしょう。さらに、フランス、イタリア、スペインが、金融株の空売り規制を延長したことも嫌気されています。 まあ、昨日の欧米株価は、「現実」の重みを意識して下げた…というところでしょうか。

 28日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万1010ドル90セント -179ドル79セント(1.61%)

 NASDAQ総合指数 2491.58ポイント -55.25ポイント(2.17%)

 S&P500 1151.06ポイント -24,32ポイント(2.07%)

 CME日経平均先物(円建て) 8560円 -80円

 米国10年もの国債金利 1.980% +0.009%

 ニューヨーク原油 81.21ドル -3.24ドル

 GOLD 1618.1ドル -34.4ドル

 ドルインデックス 78.11 +0.36


 昨日の米国株は、朝方発表された製造業耐久財受注(8月)が予想を上回ったことから、買いが先行し、4日続伸してのスタートになりました。フインランド議会がEFSF増強案を批准したことも好感されて上値を延ばし、ニューヨークダウは、一時、この日の高値1万1317ドル(前日比127ドル高)をつけています。ただ、今回の欧州危機最大のヤマ場であるドイツ連邦議会のEFSF採決を今晩に控え、慎重姿勢が強まったほか、原油価格がドルの上昇や予想を上回る在庫の増加を受け急落。銅などの国際商品も下落したことから資源・エネルギー関連株が下落したことも指数の足を引っ張っています。欧州で銀行株が売られた流れを受け銀行株も軟化、素材の下落を受け、景気敏感株も売られるなど、ほぼ全面安となり、引けにかけ下落幅を拡大。結局、主力3指数とも反落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億4006万株減の10億4781万株。騰落状況は、値上がり506、値下がり2555でした。

 業種別の値上がり業種はゼロ。原油価格の下落を好感した航空会社、固定電話サービス、コンピューター周辺サービスなどの下落幅が小さかったようです。また、金価格や資源価格の下落を映し、貴金属、石炭、非鉄、素材、鉄鋼などが下落上位にランクされました。ニューヨークダウ30種も全面安。アルコア4.9%、キャタピラーの3.3%など景気敏感株の下落が目だったほか、バンクオブアメリカが4.9%、JPモルガンが3.4%下落するなど銀行株の動きもさえませんでした。銀行株の指数であるKBWバンク指数は3.5%弱の大幅下落になっています。全体がさえないなか、低価格の新型タブレット4機種を発売したアマゾンが2.45%上昇。ハイテク株がさえないなか、一人気を吐いていました。
 
 ニューヨークダウは、昨日も書いたように、上値の窓埋めを果たした目標達成感や25日移動平均線の下落圧力に負けて反落して終わっています。前日までに「赤三兵」の底いれパターンを達成しており、目先の調整だと思われますが、昨日の安値1万996ドルは、9月26日から、27日にかけ空けた下値の窓(11067ドルから11115ドル)に対応したもの…。次の展開は、現在、欧州で続く一連のEFSF批准やEU域内会議、ギリシャ融資の有無などのイベントを消化してからになりそう。

 欧米株は反落。CME日経平均先物は、大証終値を80円下回る8560円で帰ってきました。レンジは、8545円~8690円。円相場は、ユーロ相場が重要イベントを前に軟化したことから、対ドルが76円50銭台、対ユーロは103円50銭台に強含んで帰ってきました。本日の日本株は、海外のイベント結果待ちからさえない動きになりそうです。昨日は先物買いが先行しましたが、今日は、寄り付きから、昨日の投げを含んだ先物売りが先行。下落スタートが予想されます。また指数銘柄には裁定解消売りも予想されるなど、昨日と異なり、主力株にも売り圧力がかかりそうです。売り一巡後は、昨日に続き、GLOBEX市場、ユーロ相場を見ながらの神経質な展開か…?昨日も書いたように、騰落レシオの120%接近も全体相場のやや買われすぎ感を暗示しています。今日は、はしゃぎすぎの修正というところでしょうか。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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