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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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アジア株安、GLOBEX米株安を嫌気し頭の重い展開が続き、横ばいで終了
 眠気を我慢して何とか、パソコンの前に座ることができました。元気を奮い起こして書きましょう。それにしても、この眠気は何だ…。

 さて、欧州金融危機最大のヤマ場を通過した日本株ですが、昨日の後場からの上げで先食いしていたため、膠着感を強めた相場になりました。EU最大の金主であるドイツがEFSFを批准したことで、後は、とんとん拍子にいく…というのは大間違い。EU加盟国の全会一致が原則ですから、せっかく積み上げていっても、どこかの国がひとつでも批准しなかったら、終わり…。まさに、賽の河原の石積みににています。オーストリア、オランダという強硬派が残っていますし、いまだに反対派の説得段階にあるスロバキアなど、油断をしていると足元を救われるかもしれません。EU加盟の前提になるマーストリヒト条約承認の国民投票のときも、まさかの否決があっただけに予断はゆるしません。以前から書いているように、まずは、全加盟国のEFSF批准とギリシャへの融資の実行。それと、可能性には疑問符がついた(ドイツのインフレ率上昇)ものの、ECBの利下げの具体化があれば、欧州情勢は、少なくとも12月のギリシャ向け融資で混乱が始まる11月初旬までは収まるはずなのですが…。

 ただ、10月になったらなったで、11月末に本決算を控えたヘッジファンドの解約45日前ルールで、中旬にかけはランするかもしれない…など悩みの種はつきません。特に、今回は、ロボット(高速)売買で失敗するファンドが多く、解約規模が大きくなる可能性もあります。この売買では、個別の銘柄の成長性や業績など面倒な調査は無視して、一国の経済状況を見て指数売買する関係から、ファンドの閉鎖や解約売りでは、指数銘柄に売り圧力がかかってくる可能性が強く、主力株受難の相場はもう少し続くのかもしれません。

 大体、調査の手間を省いて、短時間で指数売買を行い少ない儲けをレバレッジをかけて利益を膨らますやりかた自体が邪道みたいな気がするんですが…。人がやらないときに、抜け駆け的にやるなら効果があるのですが、今のように、皆が同じように似たようなプログラムで売買するようになるとうまくいかなくなるのは当然なんですが…。良く当たる…といわれるテクニカル指標が皆が使い始めると、必ず指数を先読みしたり、出し抜いたりする動きがでて、だんだん確率が落ちてくるのと似ています。まあ、もとのファンダメンタル重視の流れに回帰していくんではないでしょうか。

 このブログでは、以前から主力株については、内外大口投資家の事情から、売り圧力が強まるとして、極力避けてきました。一方で、これらの投資家の持ち株が少ない中小型成長株に注力してきましたが、おかげで、最近の下げ相場の中でも、レポート銘柄から、ネットワン、ウェザーニュース、ハピネット、ピジョン、ニチイ学館、コメリ、ユナイテッドアロウズ、加藤産業、長府製作所など年初来高値を更新するものが続出しています。このほかにも、帝国電機製作所や鬼怒川ゴム、ニッセンホールディングス、総合メディカルサービス、横河電機なども値幅を重ねています。このところ、日替わりのように上昇してきていますが、先日、運用成績の悪い投信が、苦し紛れにグリーやディーエヌエーを買った…という話がありましたが、もしかしたら、彼らの資金が入りだしたのかもしれません。最近の動きは少々できすぎの感じがします。「曲がり屋には向かえ」が相場の鉄則ですから、もしそんな動きが出ているのなら、投資方針を修正する必要もあるかもしれません。

 主力株への売りがどの程度の残っているのか分かりませんが、少なくとも上半期を終えたことで、生保や銀行の売りだけは止まる可能性も出てきます。次回の、レポートでは、このあたりを考えてみたいと思っています(考えた結果、方針変更をしない場合もありますので、会員のかたや元会員の方は先走りしないようにしてください)。

 さて、昨日の相場は、ドイツ連邦議会のEFSF批准を先行して織り込んだ…という側面もありますが、どこかの大口投資家(年金?)が、上半期末の評価上げを狙ったドレッシング買いを先物市場で入れた可能性があります。週初めの日経平均は8300円台でしたが、火曜日からとんとん拍子で戻し、一昨日には8600円台を回復していました。前期決算期末の日経平均の水準は9755円ですから、なんとかこれに近づけようという動きから、先物を買いあおり、裁定買いを誘発し、指数を上昇させた…というところでしょうか。おかげで、なんとか、前期末より1000円下で納めることができたようです。小型株まで上がったところをみると、ドレッシングはTOPIX型に入ったのかもしれません。かなり無理したところもありますので、再び海外の状況がおかしくなると、先物売りから、裁定解消売りがでて、買われた小型株まで売られる可能性も出てきます。出来すぎ…と警戒した背景には、この可能性があるためです。

 欧州の事象は「賽の河原の石積み」としたように、今日の欧州市場は急落して始まっています。中国のPMI製造業景況指数(確報値)が、やや増額修正されたものの、3ヶ月連続で強弱の分岐である50を下回った状態に変化が無かったことへの警戒感もありますが、やはり、欧州の問題が何も解決していないことへの警戒感があります。来週から名実ともに10月相場に入りますが、年後半相場にかけて投資成果を左右するもっとも大事な月になります。今回はいつも以上に真剣に相場のことを考える必要がありそうです。ちなみに、今日の日経平均は、「8700円を割れなきゃ良いや…」という感じで、小動きに推移。日経平均は94銭安の8700円49銭、TOPIXは1.13ポイント安の761.17ポイント。出来高概算は20億1317万株。売買代金は1兆2423億円。日経平均サイコロは、7勝5敗、騰落レシオは118まで上昇してきました。RSIは47%。25日線(8730円)に到達してきましたが、対応点の状況から見て、来週25日線を上回れば、この上げ圧力を利用して、上げ相場に、向かう可能性も出てきました。まあ、それもこれも、今晩の欧米株次第ですが…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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