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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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欧米株高や北朝鮮のミサイル発射失敗による不安材料の解消から続伸して終了
 北朝鮮の人工衛星打ち上げは失敗だったようです。マスコミは、いうことがなくなったのか、しきりと打ち上げに関する情報の取り扱いと告知の仕方について政府の姿勢を批判していました。まあ、もと総理大臣が皆が必死になって止めるのも聞かずにイランを訪問。言ったのか言わないのか知りませんが、IAEAについて批判したと、イランから公式に世界に流され、「TRUST ME」以来の赤っ恥をさらして帰ってきましたが、今日は、発射後の空中分解の情報分析が遅れ、マスコミが韓国情報で発射されたと流しているのに、政府は「確認していない」と記者会見で官房長官が述べています。米国が監視していたはずですから、当然、日本に第一報が来るものと考えるのが自然ですが、もしかしたら、韓国に伝えて、日本に伝えていなかった可能性さえ出ています。韓国の大統領は、オバマ大統領と親密な関係を築いているといわれ、米国からの格安天然ガス輸入についても、個人的な関係が効果を上げたといわれています。この政権は、消費税さえ上げられたら、他の事はどうなっても良いと考えているんではないかとさえ疑ってしまいます。外交や安全保障の面では、この政権は日本を大きく後退させてしまったような感じを受けます。福島原発処理問題、復興事業の遅れなど、こんな政府で、本当に大丈夫なんでしょうか。

 さて、米国株に頑張ってもらわないと、日本株は危ない…とし、欧米中央銀行の出方が注目されるとしましたが、ECB専務理事の国債買い支え再開発言に続き、昨日は、米国FRBの副総裁が、雇用を増加させるための追加緩和の可能性に言及。株価は急伸し、「陽の丸坊主」という、非常に強い線をつけました。朝も書きましたように、まだクリアすべき関門はありますが、おかげで今日の日本株は続伸してスタート。北朝鮮の人工衛星(?)打ち上げ失敗で、当面の不安要因が無くなったことから、幅広い買いが入っています。もうひとつの注目点だった中国のGDPは、もしかしたら9%台も…という予想を大きく裏切る8.1%だったことから、中国関連は伸び悩みましたが、景気減速は、金融緩和期待につながるとして、先物に断続的な買いが続き、一時、日経平均は9700円に接近する場面もありました。
 特に、指数寄与度の大きいファーストリテーリングが、好調な月次売り上げや、証券各社の株価目標の引き上げから急伸したことが指数を押し上げ(同社単独で60円上昇)ています。引けにかけては、週末の手じまい売りやGLOBEX市場で米国株が軟調だったことから、先物に売り物が増加。やや、上げ幅を縮めて終わっています。結局、日経平均は、前日比113円20銭高の9637円99銭、TOPIXは5.60ポイント高の815.48ポイントとともに続伸して終わりました。出来高は、21億5453万株(内SQ分3億1000万株)と、依然低調な商いが続いています。

 今週は、日経平均週足が13週線を維持できるかどうかがカギになる、としましたが、引け値では13週線上で終わってきました。週足で177円の下カゲを残して終わりましたから、底打ちムードが出ていますが、日足ベースでは三本新値は陰転したままですから、まだ、安心はできません。ただ、レポート今週号でも2003年と2005年の例を取り上げましたが、ひやりとしたものの、とりあえず同様のパターンを形成して終わってきました。また、ポイント計算から、調整済みの第二ポイントと未整理だった第三ポイントの間で底打ちするとの見通しも、いまのところ正解のようです。

 ただ、米国のアップルと同じように、野中の一本杉状態になりつつあるファーストリテーリングの指数への影響度が強まっており、指数の判断は難しくなりますが、以前から書いているように、指数は大崩れさえしなければよし…。今日のように底打ち感が強まれば成長株や好業績ものがすかさず切り返してきます。昨日の欧米市場の上げは、中国GDPの上方修正があるのでは…として上げた部分があり、日本のように、緩和期待へとつなぐことができるかどうか…。また、株価への意識を強めているFRBのバーナンキ議長が講演で緩和へのリップサービスをするかどうか…。今日の朝も書きましたように、下げの道中で抵抗した2月のレンジ相場の壁が重石になる可能性があり、この壁を今晩突破して、1万3000ドルの大台を回復できるかどうか。日本株の行方がかかっているだけに、一気に突き破ってほしいものです。

 先行き予想や物色銘柄など詳しいことは、日曜日発信のレポートで解説します。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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