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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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スペイン銀行の不良債権増加や米企業決算への懸念から反落
 おはようございます。 昨日は、アレルギー薬が効きすぎて、朝までぐっすり寝てしまいました。まあ、相場のほうも良かったことですし、ご勘弁を!

 さて、欧州の人気者スペインが、相変わらず市場を揺り動かしています。同国の問題は、民間(銀行)債務の多さにあることは、これまでにも書いてきましたが、スペイン中央銀行が発表したところによると、国内銀行の不良債権比率(2月)は8.16%。前月の7.91%から増加しています。規制強化で、不動産担保物件の処理が始まり、実勢価格が下落支持始めたことが不良債権の拡大につながっているようです。このところ、下落ピッチが拡大しているようですから、3月、4月の数字はさらに悪化することになるんでしょう。これに対し、銀行の債務処理に必要な資金も算出されているようですが、コストは538億ユーロに達するといいます。前回予想は500億ユーロということですから、こちらも現在進行形。財政緊縮でデフレ感が強まるときですから、景気刺激して不動産価格の下落に歯止めをかけないと、事態はますます悪化すると思うんですが…。

 また、昨日発表でわけが分からないのが、IMFの報告。前日世界の景気予想の上方修正をしたばかりですが、この日発表した世界金融安定報告で、欧州の銀行が13年末までに総資産の7%を圧縮。規模は2兆ユーロに達すると予想。市場の下落や融資先への貸し渋りなど悪影響が世界に広がる懸念がある…としています。これは、世界の景気がおかしくなるという表現にはならないのでしょうか。だとすると、明らかに前日の予想とは矛盾することになりますが…。エコノミストの見方によって、予想が違ってくるのでしょうが、組織としての見方なのか、エコノミスト個人の見方なのか、このあたりをはっきりさせてほしいものです。昨日の、市場は明らかに木迷っているみたいです。

 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3032ドル75セント -82ドル79セント(0.63%)

 NASDAQ総合指数 3031.45ポイント -11.37ポイント(0.37%)

 S&P500 1385.41ポイント -5.65ポイント (0.41%)

 CME日経平均先物(円建て) 9600円 -60円

 米国10年もの国債金利 1.979% -0.031%

 ニューヨーク原油 102.67ドル -1.53ドル

 GOLD 1639.60ドル -11.50ドル 

 ドルインデックス  79.58 +0.02


 昨日の米国株は、スペイン銀行やIMFによる欧州銀行の債務圧縮予想などを懸念し欧州株が下落した流れを受け、売り先行で始まりました。前日引け後に発表されたIBMやインテルの決算で先行き見通しが予想を下回ったことも嫌気され、半導体関連株やハイテク株に売りが波及したことも市場を弱気にさせました。シーゲートテクノロジーが好調なハードディスクドライブの売り上げで予想を上回る決算を発表。関連株が買われ、一時、下落幅を縮める場面もありましたが、欧州への警戒感が強いことや期待はずれの企業決算への懸念もあり、引けにかけ下落幅を拡大しています。結局、主力3指数とも反落しておわりました。ただ、全般には模様眺め気分が強く、NYダウの終日値幅は87ドルにとどまっています。ニユーヨーク市場の出来高は、前日比1164万株減の7億1984万株。騰落状況は、値上がり1003、値下がり2021。VIX指数は、前日比0.98%上げ、18.64に上昇しています。

 ニューヨークダウは反落。ダウ30種は、値上がり7、値下がり22、変わらず1(バンクオブアメリカ)。冴えない決算見通しを示し、IBMが3.5%、インテルが1.8%それぞれ下落したほか、GE、マイクロソフト、JPモルガンなどがダウの下落率を上回って売られました。業種別では、レジャー用品、ギャンブル、タイヤ、非鉄などが上昇。一方、コンピューターサービス、生保、住宅建設、移動体通信などが下落しています。
 ニューヨークダウは小幅反落しましたが、懸念していた25日線に頭を押さえられる格好になりました。下値は、2月ニ形成したテーブルと50日線が支えています。市場では、経営者の先行きへの慎重な見方から、行き過ぎた企業業績への期待感がはげようとしています。業績発表の一巡を待って新たな収益見通しを織り込む展開になりそうです。再度、膠着感を強めたレンジ相場へ。

 米国株は反落。CME日経平均先物は、大証終値を60円下回る9600円で帰ってきました。レンジは9590円~9690円。円は、対ドルで81円20銭台、対ユーロは106円60線台と円安で帰ってきました。欧州の投資アドバイス会社がユーロの上昇を予想し、ユーロが買い戻された流れを受けています。本日の、日本株は、欧米株安やIMFの急激な円高再燃予想などを受け、不安定な動きになりそうです。昨日の相場も先物とそれにともなう指数銘柄への裁定買いの影響で上昇した側面が強いようですが、本日も同様な流れになりそうです。円買い・株先物売りなどの仕掛け的な商いが懸念されますが、CMEの終日レンジから見て、大きな波乱は無さそうです。日本でも、決算発表が近づいていますが、昨日くらいから増額修正や今期見通しの上方修正できるもの(レポートではTOA)などが、買いなおされる動きが始まっていることは注目点。再度、小物好業績ものに注目か?
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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