FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -



米株高と日銀緩和策拡大思惑の円安を好感して5立会日ぶりに反発
 海外で27日に予定されている日銀の追加緩和が、リスク資産の買い取り枠を30兆円拡大する…という話が流されました。日銀関係者から出た話のようですが、市場の反応はもうひとつのようでした。2月14日のバレンタインデープレゼントで、国債買取枠を10兆円拡大したものの、その後、実際に日銀がリスク資産を増やした形跡はなく、枠を増やすだけなら誰でもできる…といった反応。「やるならやれ」。その後、実際に日銀の資産内容を見て、緩和策を実行しているかどうかを判断するというところでしょう。まあ、よくよく信用をなくしたものです。もっと、具体的な目標を掲げないと、市場は信用しないし、本格的な為替の反転も望み薄ということでしょうか。27日の金融政策決定会合では、インフレ目標を2%に拡大するとか、リスク資産買取についても、何時までに買いきるかなど、具体的な数字を盛り込まないと、市場が予想している5兆円や10兆円の資産買取ではマイナス効果になってしまう可能性もあります。

 今日は、日銀の30兆円緩和の話が効き、対ドルで一時81円50銭台まで円安がすすみましたが、現在、81円10銭台に円が上昇してきています。今日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で、もしかしたら、何らかの緩和措置や、緩和を臭わすような発言が出るのではないか、と市場が気にしているようです。最近発表される指標で、製造業の新規受注が伸び悩んでいるほか、受注残がマイナスになるなど、生産が急に落ち込む兆候を示しているほか、堅調を続けていた住宅価格が再び下落するなど、FRBが景気の先行きに懸念をが生じています。特に、住宅価格の下落は、個人の財務内容を悪化させ、消費への影響が出てくるだけに、FRBとしても何か手を打っておきたいところ…。市場は何かある…と読み始めているのではないでしょうか。それを前提に考えてみると、日銀のリスク資産枠30兆円拡大の思惑もないとはいえません。もし、FRBが何らかの緩和策か発言をして円高が進行したばあい、それ以上にインパクトのある政策を打ち出さないと、市場への影響はありません。今日のFOMC、それに続く、日銀金融政策決定会合の持つ意味はかなり大きなものになりそうです。

 さて、こんな状態ですから、市場は大きな動きはできずにいます。今日は、立会中に円安が進行したことや、CME日経平均先物が大証終値を50円上回り9530円で帰ってきたことを好感。先物買いが先行、これが現物との裁定買いを誘発し、指数を押し上げてスタートしました。買い一巡後は、今晩のFOMCを見たいというムードが強く、模様眺めの展開になりましたが、野村證券、キャノン、ファナックなど主力株が予想を上回る決算や、見通しを発表したことから、動きは少ないものの主力株は堅調になりました。下値不安が遠のいたことから、個人の買い意欲がつよまり個別株が物色されましたが、本決算発表前に大幅な増額修正を発表する企業が相次ぎ、小型株を中心に賑わいを見せていました。また、昨日、引け後に発表されたアップルの決算が市場予想を大幅に上回り、GLOBEX市場でNASDAQ100先物価格が大幅高で推移したことも、ハイテク株の堅調につながりました。ただ、個別株は賑わったものの、主力株は動きが鈍く、日経平均株価の終日値幅は、52円にとどまっていました。結局、日経平均は、92円97銭高の9561円01銭、TOPIXは、5.55ポイント高の809.49ポイントと、ともに5立会日ぶりに反発して終わりました。出来高は14億株台に減少。売買代金も1兆円を割り込む閑散商いが続いています。

 日経平均サイコロは4勝8敗、RSIは41、25日線かい離は-2.2%、騰落レシオは76と、依然、底値ゾーンの動き。重要イベントを控え、主力投資家は総見送りで、個人の影響が強まっています。当面、今晩のFOMCの結果、それを受けての日銀金融政策決定会合というイベントを経て、週末に日経平均の13週移動平均線を回復して終われるかどうかが焦点。本格的な動きは連休明けからですが、生保の運用方針で国内株式が見放されているように、主力銘柄は手がけにくく、当面、個人主導の展開にならざるを得ないところ。今期業績見通しの明るいもの、これから出てくる来期見通しを踏まえた成長株指向と、主力企業の事業再編にともなう、系列会社の統合がテーマになるか…?
スポンサーサイト





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ