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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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アジア、欧州株高を受け戻り高値を更新するもFRB議長証言への失望から高安まちまちの動きに…25日線との力勝負に
 おはようございます。昨晩は、月一の病院通いで待ち時間が長引き、結局、書き込みができませんでした。来週は、3か月に一度の術後検診。いよいよ3年目に向けての検査が始まります。なかなか、落ち着いた生活が送れませんね。

 さて、レポートで中国の利下げが近いことは、短期金利が預金金利を大幅に下回っていることから、早い時期に実施されるのでは…と書いてきましたが、やっと3年半ぶりに0.25%の利下げに踏み切りました。海外ファンドの中には、実際の中国の成長率は5%台に下落しているのではないか…として、売りに回るところもあるくらい、景況感の悪化が目立っていました。ただ、短期金利が預金金利を下回ったのは5月中旬。資金需要が急速に減少し、景気が失速状態に近づいているサインですから、本来はもっと早い時期に利下げが実施されてもよかったはず。不動産価格や物価を意識しすぎて、どうやらオーバーキル(引き締めすぎ)状態になっていたようです。利下げをしても景気が良くなるまでにタイムラグがありますから、今後、景気指標の悪化→追加利下げという流れになっていくのではないでしょうか。ただ、レポート直近号でも書いたように、中国の1~4月の歳出は、リーマンショック時に大型景気刺激策に踏み切った時以来、歳入伸びを上回っており、すでに中国が景気刺激策に転換していることが読みとれます。遅れていた第12次5か年計画の実施についても、温家宝首相gは檄を飛ばしています。流れは、変わっている気がするのですが…?

 昨晩は、米国でもバーナンキFRB議長の議会証言が注目されました。市場は、QE3実施を期待していましたが、「何かあればやるかもよ…」と肩透かしを食らった格好。同議長の政策の中心は、米国経済を日本のようなデフレに陥らせないようにすること。QE1、QE2実施時には、物価が下落しデフレリスクが高かったことがありました。しかし、今回は、昨日の証言で「デフレリスクは低い」と述べ、QE3実施の必要性を否定しています。また、雇用増と並び政策の目的としてきた住宅価格についても、「住宅の状況はよくなってきた…」と述べており、当面はQE3が必要ないことを示唆しています。ただ、欧州の混乱による景気の下押しリスクがあり、影響が及べば対処する準備がある…としており、国内の景気には自信を持っているように見えます。今月末にQE2の期限を迎えますが、欧州の情勢を見ながら、数か月程度延長されるとの観測もでています。まあ、今は必要ないけれども、何かあればいつでもやる用意はある、と市場に向けてサインを出しているのは、同議長独特の市場を意識したやり方でもありますが…。

7日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2460ドル96セント +46ドル17セント(0.37%)

 NASDAQ総合指数 2831.02ポイント -13.70ポイント(0.48%)

 S&P500 1314.99ポイント -0.14ポイント(0.01%)

 CME日経平均先物(円建て)=9月限= 8620円 +10円

 米国10年物国債金利 1.641% -0.023%

 ニューヨーク原油 84.82ドル -0.20ドル

 GHOLD 1588.00ドル -46.20ドル

 ドルインデックス 82.28 +0.08
 

 昨日の米国株は、スペイン国債入札が成功裡に終わったことを受け欧州株式市場が続伸した流れを受け堅調に始まりました。また、朝方発表された新規失業保険申請件数が減少したことも好感され、買い物が増加。寄り付き直後には、この日の高値1万2555ドル(前日比141ドル高)をつけています。ただ、バーナンキ議長の議会証言を見たいという動きが強く、その後は高値波乱の動きになりました。中国の利下げ実施を受け一時上げ幅を拡大する場面もありましたが、バーナンキ議長の議会証言でQE3への言及がなかったことが伝わると、引けにかけ急速に上げ幅を縮めて終わっています。結局、ニューヨークダウは続伸したものの、半導体株の不振からNASDAQ総合指数が、銀行株の下落を受けS&P500がそれぞれ反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比1050万株減の8億4753万株。騰落状況は、値上がり1386、値下がり1665。VIX指数は、前日比1.99%下げ、21.72に低下しています。

 ニューヨークダウは3日続伸。ダウ30種は、値上がり16、値下がり13、変わらず1。ドル安傾向を好感して、ボーイングやスリーエム、GE,キャタピラーなど輸出関連がダウの上昇率を上回りました。一方、QE3後退を受けバンクオブアメリカが2.8%下落するなどし指数の足を引っ張っています。業種別では、タイヤ、非耐久消費財、軍用機、住宅リフォームなどが上昇。一方、貴金属、金鉱山、家電、空運、アパレル小売などが下落しました。
 昨日は、FRB議長の議会証言への失望感から高安まちまちの動きになりましたが、テクニカルから見ると、NASDAQ総合指数、S&P500とも、当面の戻りのめどである25日に到達。これを機に急速に利食い売り機運が強まり下落に転じています。ニューヨークダウも、下落中の25日線が接近中で、他の指標が25日線を意識して下落に転じたのを見て、警戒感を強めたものと思われます。当面は、25日線の下落圧力をしのぎながら、次の上げの手がかりを待つ動きになりそうです。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均は実質限月交替し、9月限に。終値は大証終値を10円上回る8620円で帰ってきました。レンジは8575円~8700円。円は、欧州情勢の好転を受け、対ユーロは99円99銭台と100円に接近。対ドルも79円60銭台と円安気味に推移していました。本日の日本株は底堅い動きに推移しそうです。中国の利下げは、まだ織り込まれておらず、中国関連株の動きを刺激しそうですが中国株の反応が焦点。週末控えで後場の動きが懸念されますが、当面は、SQ清算値をめぐり神経質な駆け引きが続きそう。GLOBEX市場の米国株先物の動きに注目。昨日に続き、手垢のついていない銘柄での期値幅取り相場になるか…? 
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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