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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
07 | 2020/08 | 09
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スペインの支援要請時期をめぐって乱高下。指数間で高安まちまちの動き…
 おはようございます。 昨日は、月一の内科検診(薬の処方箋もらい)でしたが、待ち時間が長く、帰宅時間が遅れてしまいました。まあ、予想通り「ダメ」な相場でしたので、ご勘弁を…

 さて、世界の株式市場は、ECBの国債無制限買い取り作戦、FRBのQE3発動以降、材料出尽くし感から方向感を見失った展開が続いています。宴が終わってみると、これまで無視してきた世界景気の状況が予想以上に悪化していることが分かり、戸惑っている状態でしょう。その分、中国の景気刺激策への期待感が高まっているのですが、その中国が尖閣問題を巡って日本とさやあてを繰り返し、お互いの足の引っ張り合いで、景気が下向きに引っ張られそうな状況になってきた…。でも、スペインがEUに支援を申し込めば、国債の無制限買取が始まり、状況は改善するはず…。また、米国は、経済波及効果の大きい住宅が結構な勢いで回復しているうえ、QE3でMBS(住宅担保ローン証券)の買い取りを行い、直接、住宅市場を刺激する方策に出てきた…とりあえず、結果を見るまで売れないな。というのが現在の状態でしょう。ただ、来週から、米国では、第3四半期の決算発表が始まります。すでにアナリストの予想は引き下がっているはずですが、さらに、それを下回る内容になれば、失望感から一時的にうられないとも限りませんね。もっとも大統領選後には、「財政の崖」解消へ向け与野党の交渉が始まりますから、下値も限られるでしょうけど…。

 今週に入っての日本株も、世界の投資家事情と同様な状態です。尖閣問題が一段の円高進行をブロックしてくれている感じですが、今回の日中間のイライラは、対中進出企業の業績悪化を通して、日本株にも影響を与えてきそうです。中国は国内企業の操業に影響を与えそうな代替えが効かない素材やパーツの輸入に関しては、干渉しないようですが、代替えが効く汎用品への締め付けを厳しくしているようです。おそらく、日韓の分断を狙い、韓国への発注を増やしてくるのでしょう。また、これまでグレーの部分として見逃してきた脱法行為などは許さないとして、日本企業を狙いうちにして摘発する方針といいます。もともと、あいまいな表現で作られている法律ですから、解釈を変えるだけで、いくらでも企業を攻撃できるといいます。いくら、日本企業が、現地化しようとしても、目をつけられたら終わり…。現地資産が根こそぎ取りあげられるリスクもはらみます。不当な行為に対して、守ってくれるはずの日本政府は…というと、この体たらく。日本への締め付けは、政権基盤を安定させるため来年3月の「全人代」まで続く可能性があります。共産党内での出世を狙い、上層部にアピールするための実績作りで、日本企業が予想もしない因縁をつけられることもありそうです。日中間のイライラの現実悪はこれからが本番…か?

 2日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3482ドル36セント -32ドル75セント(0.24%)

 NASDAQ総合指数 3120.04ポイント +6.51ポイント(0.21%)

 S&P500 1445.75ポイント +1.25ポイント(0.09%)

 CME日経平均先物(円建て) 8790円 +10円

 米国10年物国債金利 1.623% -0.005%

 ニューヨーク原油 91.89ドル -0.59ドル

 GOLD 1776.6ドル -7.70ドル

 ドルインデックス 79.75 -0.06 


 昨日の米国株は、スペインのEUへの支援要請が近いとの観測から欧州株が堅調に推移したことを受け、前日水準での堅調な始まりになりました。ただ、この日は主要な経済指標の発表もなく、見送り気分の強いてんかいでしたが、寄り後まもなく、欧州で週内の支援要請をスペイン・ラホイ首相が否定し、欧州株が下落に転じると、利食い急ぎの動きが広がり、株価は下落。ニューヨークダウは、昼ごろにこの日の安値1万3424ドル(前日比91ドル安)をつける場面もありました。その後、来週末には支援要請がなされるのでは…との観測が高まり、引けにかけては下落幅を縮めています。世界的な景気減速懸念を受け、景気敏感株が売られ、一方、住宅関連やディフェンシブ株の上げが目立ちました。結局、景気敏感・輸出株の比率が高いニューヨークダウは3日続落。アップルの上げを受け、NASDAQ総合指数は反発、S&P500は続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比7683万株減の5億9437万株。騰落状況は、値上がり1600、値下がり1402。VIX指数は、3.74%下げ15.71に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり10、値下がり19、変わらず1。医薬のメルクやファイザーのほか、ユナイテッドヘルスグループなどヘルスケア関連が上昇。デュポン、アルコア、ボーイングなど、景気敏感・輸出株の下落が目立ちました。
 ダウは、依然、3~4月のレンジ相場上限を下値抵抗ゾーンにする下値固め相場が続いています。下値から25日線が上昇してきており、押し目では25日線の下値支持力を期待した買い物が入っています。当面、このゾーンで下値を固めながら、次の上げ材料を待つ展開が続きそうです。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は、大証終値を10円上回る8790円で帰ってきました。レンジは、8760円~8840円。円は、対ドルが78円10銭台と前日水準、対ユーロは100円90銭台に軟化しています。本日の日本株も、手がかり材料難から頭の重い展開が続きそうです。円がやや弱含んでいることやNASDAQ市場が上げていることから、外需関連が買われそうですが、中国リスクを意識して上値には限界。引き続き、個別の材料を後追いする展開になりそうです。業績下方修正で相場が波乱するリスクが高まっています。買いは、全体の指標が底値を暗示してからのほうがよさそうです。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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