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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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世界的な景気減速にくわえ、インテルの投資判断下げが嫌気され、大幅続落…NASDAQ市場の弱さが際立つ
 おはようございます。 秋らしいさわやかな天気が続いています。絶好のサイクリングシーズンです。わずらわしい世界の喧騒をはなれ、自然と親しんで癒されてみるのもいいのではないでしょうか。

 さて、うっとうしい話は、あちこちで山積み…。市場の期待を背に、ドイツのメルケル首相はギリシャを訪問しましたが、結局は肩透かしに終わったようです。もっとしっかりやれ…と金貸しが返済資金のねん出の念押しに行った、というところでしょうか。スペインの支援要請問題も宙に浮いたまま。ドイツは、「スペインの問題は、銀行を中心にした金融問題なんだから、さきごろ決めた1000億ユーロの支援で十分。支援要請の必要はない」という姿勢。一方、スペインは、一時の7.8%というとんでもない金利から、今は6%割れに国債金利が低下している…。この水準なら、自力での資金調達ができるかもしれない…。下手に支援要請して、あれこれ内政干渉されても困るしな…。EUに示した財政削減策についても、公務員の削減など、肝心なところには手を付けていないし、あまりやりすぎて国民の反感を買ってもな~という感じで、支援要請を延ばし延ばしにしているようです。でも、そろそろ市場はしびれを切らし始めており、昨日は0.1%ほど「ピクン」と金利が上げています。欧州の根本問題は、財政緊縮ではなく、景気拡大による増収で、先ごろのEUサミットでそれを決めたはずですが、あの話はどうなったんでしょう?

 また、少し東に移ると、米国のマスコミでは、米国とイスラエルが共同でイランの核施設を攻撃するという話が流れているようです。大統領選を前にユダヤ人票を盾に、イスラエルがオバマ大統領に「踏絵」を迫っているもので、実際に攻撃することはない(来年早々は危険…?)ようですが、米国内でシェールガスや、シェールオイルの開発が進み、米国にとって中東の安定が以前ほど必要でなくなったことから、イスラエルが関係の維持を図っているんでしょう。問題は、裏でイランが糸をひいているといわれているシリア情勢です。内戦状態にもかかわらず、隣国トルコへの攻撃がエスカレートしています。トルコ側も応戦していますが、最近では越境攻撃も辞さないという動きになってきたようです。昨日、ドルが上昇しているにも関わらず、原油価格が跳ね上がったのも、紛争のエスカレートを懸念したものといわれます。この地域で、紛争がエスカレートすると、イスラエルを敵視するパレスチナ過激派などが動き始めるほか、イスラム教シーア派とスンニー派の対立にも火が付きかねません。中国のいじめに続き、原油価格まで上がってきては、日本は…。

 9日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3473ドル53セント -110ドル12セント(0.81%)

 NASDAQ総合指数 3065.02ポイント -47.33ポイント(1.52%)

 S&P500 1441.48ポイント -14.40ポイント (0.99%)
 
 CME日経平均先物(円建て) 8675円 -95円

 米国10年物国債金利 1.720% -0.026%

 ニューヨーク原油 92.25ドル +2.90ドル

 GOLD 1765.0ドル -10.90ドル

 ドルインデックス 79.98 +0.39


 昨日の米国株は、IMFなどの世界経済成長の下方修正を受け、欧州市場が軟化した地合いを受け、軟調なスタートになりました。この日引け後のアルコアから始まる決算発表への懸念から手控え気分が強いなか、世界的なパソコン需要の後退をうけ、インテルへの投資判断や目標株価の引き下げがあり、同社株が下落すると、売りはハイテク株全般および、下落幅を拡大。地政学要因から原油価格が上げたことを受け、石油関連が上げ下値をささえたものの、引けにかけては決算発表への懸念や利食い売りから、再度売りなおされ、結局、主力3指数とも大幅続落し、安値圏でこの日の取引を終えています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億4800万株増の6億1160万株。騰落状況は、値上がり702、値下がり2359。VIX指数は、8.34%上げ、16.37に上昇しています。

 NYダウは続落。ダウ30種は値上がり3、値下がり27。投資判断の引き下げがあったインテルが2.75%安と採用銘柄中1番の下落率になったほか、マイクロソフトも1.68%安と、ダウの下落率を大幅に上回りました。1%を超える下落になった企業は11社に達しています。S&P500の主力10業種のうち、上昇したのは石油だけで、堅調だった住宅関連もこの日は大きく売られてました。
 ダウは、大きく売られましたが、まだ新しく形成しているレンジ相場内の動き。引け値は、上昇中の25日線を意識して踏みとどまっています。依然、三本新値は陰転していません。ただ、NASDAQ総合指数は、この日25日線に続き、50日線も下回り、75日線に接近するなど弱さが目立ちます。アップル、グーグルなどこのところNASDAQを牽引してきた銘柄への利食いが増えていることが下落幅を拡大させているようです。RSIが40%を切るなど調整が進んでおり、75日線での反応が注目されますが、三尊天井形成など懸念される動きも出ています。ダウについては、前週号で、ドルインデックスとの関係で弱気を予想しましたが、再度、確認しておいていただけたらと思います。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値を95円下回る8675円で帰ってきました。レンジは8670円~8850円。円は、欧州情勢の不透明感から、対ユーロは100円80銭台に、対ドルは78円20銭台にそれぞれ上昇して帰ってきました。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし先物売りから軟調な始まりが予想されます。昨日の下落は、欧米株の下落を先取りしたところもあるようですが、インテルの投資判断の引き下げなどハイテク関連の下げはまだ織り込まれておらず、指数の足を引っ張ることになりそうです。週末のオプションSQに加え、ヘッジファンド決算の解約45日前ルールの影響もあり、しばらくは軟調な展開になりそうです。追加緩和を期待した内需株で、どれだけ全体をささえられるかがポイント。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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