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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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アルコア決算への失望や大手石油会社の製油工場の稼働停止を嫌気し、続落して終了
 おはようございます。 今年の「壬辰(みずのえたつ)」の不調和の流れは、10月、11月ごろピークを迎えるということでしたが、だんだん本性を現してきた感じです。12月21日にはマヤ歴が予言するという人類最後の日が来るとも言います。=実際は、そこを起点に新しい人類の6万5000年の歴史が始まるといいますが…= 特に、欧州問題を懸念すべきとしていましたが、欧州がもたもたしている間に事態は悪化してきました。せめて来るべき、6万5000年の人類の歴史が明るいものであることを望みたいものです。

 さて、格付け会社のムーディーズはスペイン国債の投資不適格級(ジャンク債)への引き下げの可能性を警告していますが、昨日は、これに先行して、S&P社は昨日同国の格付けを投資適格の最終ランクの「BBB-」に引き下げました。見通しをネガティブとしていますから、今後、ジャンク債に引き下げられる余地を残しています。なんだか、ムーディーズと張り合っている感じがしないでもありませんが、格付け会社の動きが急になってきた…ということは、裏で投機筋の動きが活発になっているということでもあり、ユーロや債券市場の動きが懸念される事態になってきました。

 スペインのラホイ首相は「来年の景気見通しは、予想を上回りそうだ(税収が増加する)」と楽観的な観測を述べ、相変わらずEUへの支援を要請する姿勢をみせていません。今の金利なら、なんとか市場から資金調達して、国債償還に対応できると高をくくっているようです。すごい余裕ですね。投資不適格になったら、だれも買ってくれなくなって金利が跳ね上がるのに…。ドイツなども支援要請は必要ないといっていますが、本当に、いいんでしょうか…。ラホイ首相は景気に楽観的ですが、格付け会社のフィッチは、欧州債務問題や中国景気への懸念からユーロ圏加盟国の格下げ可能性を警告していますが…。ヘッジファンドの決算が近づくと何かと相場が荒れてきますね。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3344ドル97セント -128ドル56セント(0.95%)

 NASDAQ総合指数 3051.78ポイント -13.24ポイント(0.43%)

 S&P500 1432.56ポイント -8.92ポイント(0.62%)

 CME日経平均先物(円建て) 8550円 -40円

 米国10年物国債金利 1.678% -0.042%

 ニューヨーク原油 91.25ドル -1.14ドル

 GOLD 1765.10ドル +0.10ドル

 ドルインデックス 80.05 +0.07 


 昨日の米国株は、前日引け後に発表されたアルミ大手アルコアの決算で、中国の景気減速からアルミ需要が下方修正されたことを嫌気し、売り先行で始まりました。決算発表で好悪が入り混じり、寄り付き後はこう着した状態が続いていましたが、石油大手シェブロンが、カリフォルニア州の工場の操業停止を発表。ガソリン価格が上昇する懸念が強まったことから、個人消費に悪影響を与えるとして、次第に売り物が増加。7-9月決算についても、落ち込みが懸念されるとしたことから、企業業績の先行きへの懸念が増幅。輸送大手フェデックスが、荷動きからみた来年の景気予想を0.1%下方修正(2.7%→2.6%)したことも嫌気され、引けにかけ下落幅を拡大。引け間際に、ニューヨークダウはこの日の安値1万3327ドル(前日比145ドル安)をつける場面もありました。結局、反発らしい反発もないまま主力3指数とも続落して終わりました。ニューヨーク市場の出k高は、前日比2132万株減の5億9029万株。騰落状況は、値上がり1151、値下がり1883。VIX指数は、0.49%下げ16.29に低下。投資家のメンタルは極端な弱気に傾いていないことを示しているようです。

 ダウ30種は、値上がり4、値下がり25、変わらず1(バンクオブアメリカ)。年末販売の好調な予約状況が伝えられたウォルマートが1.7%上昇。JPモルガン、トラベラーズの金融が堅調。一方、製油所の稼働停止を発表したシェブロンが4.2%下落、決算発表が失望されたアルコアが4.6%それぞれ下落したのが目立ちました。
 ダウは、新たに形成し始めたレンジの下限まで下落。再度、3~4月に形成したレンジ相場上限の下値支持力確認の動きに出てきました。昨日は、50日線を下回ったほか、急所である9月28日安値(1万3334ドル)を切ったことから、反発力への影響が懸念されます。RSIが最近反発したゾーンにきており、いったんは押し目買いが入る水準。反発力の強さが試されます。

 米国株は続落。CME日経平均先物は、大証終値を40円下回る8550円で帰ってきました。レンジは8545円~8680円。円は、スペイン格下げの影響でリスクオフの動きが強まり、対ユーロは100円50銭台、対ドルは78円10銭台に上伸して帰ってきました。本日の日本株も弱含みに推移しそうです。週末のオプションSQに絡んだデリバティブ筋の事情で相場が動かされている気配がありますが、今日も思惑的な商いが市場をリードしそうです。このところ、中国市場だけが堅調な動きを始めていますが、PKOの思惑はあるものの、昨日は主要都市の公共交通機関整備に政府予算を投入することを発表しており、この影響が注目されます。今日も上昇するようだと、中国関連株への買戻しから、全体のムードがやや改善する可能性もあります。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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