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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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M&A,ギャラクシー販売差し止め破棄・差し戻しを受け通信株が波乱し、高安まちまちの動きへ
 おはようございます。 昨日は、秋の陽気に誘われてサイクリングに出かけましたが、途中休みも取らずに走り続けていたら、疲労困憊し、夕食も取らず朝まで寝てしまいました。

 さて、日本株の弱さが目立っています。日経平均は昨日まで3日連続安。TOPIXも同様ですが、こちらのほうは、大きな三角持ち合いを下放れ、700ポイント割れに近づいています。日経平均の週足RSIは40%ですが、TOPIXは35%とTOPIXの弱さが目立っています。今日がオプションSQで、清算値をめぐる仕掛け的な動きがあったのかもしれませんが、日本株全体の指標であるTOPIXの弱さを見ると、日本売りが進んでいるのかもしれません。デフレに対し、政府も日銀も互いに相手の責任にして有効な手を打てず、デフレで国力を衰退させ、日米安全保障条約で安全が保障されていたはずが、普天間やオスプレイの問題で日米間に亀裂を生じさせています。また、原発ゼロを打ち出しましたが、これは日本の潜在的な核保有能力(世界はそう見ていた…)の放棄を意味します。おまけに、デフレ下の消費税引き上げで、さらに経済的な体力を奪おうとしている…。体力(喧嘩するエネルギー)はどんどん落ちている、おまけに、防衛の面では裸同然。これでは、中国ならずとも日本にちょっかいを出してみたくなるのも当然でしょう。さらに、政権交代で日本が立ち直る機会は、民主党政権が居座るつもりのようですので、来年の夏まで日本はもっと悪くなっているかもしれない…。

 米国では財政の崖、欧州では、一向に改善しない高債務国問題、中国の景気減速…どうやら、リスクオフの動きが再度強まってきた感じです。そのなかで、ファンダメンタルの悪化が著しい日本株のウエートを落としている…今週の、まとまった先物売りの中には、こんな投資家の素直な反応が含まれている感じがします。ただ、昨日の段階で、日経平均サイコロは4勝8敗、RSIは21%、25日線かい離は-4%、騰落レシオは91%…。騰落レシオを除き、底値ゾーンに近づいています。最大懸念材料の中国問題も、これ以上の対立は本当の日本の右傾化を招き、真の脅威に発展するため、落としどころを探っているというところ。ただ、メンツを大事にするお国柄としては、現野田政権とは、握手はできない…というところでしょう。テクニカル的には、もう少し。あとは、野田さんがいつ政権を投げ出すか…いまは、これが最大の好材料。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万3326ドル39セント -18ドル53セント(0.14%)

 NASDAQ総合指数 3049.41ポイント -2.37ポイント(0.08%)

 S&P500 1432.84ポイント +0.28ポイント(0.02%)

 CME日経平均先物(円建て) 8580円 +30円

 米国10年物国債金利 1.677% -0.001%

 ニューヨーク原油 92.07ドル +0.82ドル

 GOLD 1773.00 +7.30ドル

 ドルインデックス 79.78 -0.32 


 昨日の米国株は、スペインの支援申請が近いとして欧州株が上昇した流れに加え、この日発表された新規失業保険申請件数が予想を大幅にした回り33万件台に減少したことを好感。買戻しなどが先行しきゅ反発して始まりました。ユーロ高や地政学要因から原油が上昇。資源株が上げたほか、欧州情勢の好転を期待して金融株が買われるなどし、ニューヨークダウは、寄り付き後、まもなくこの日の高値1万3428ドル(前日比84ドル高)する場面もありました。ただ、新規失業保険申請の急減が特殊要因に基づくものであることから、それほど強い数字ではないとの観測や、ソフトバンクによるスプリントネクステル買収報道がでると、通信各社にとって不利になるとして関連株が売られるなど、徐々に売りが優勢となり上げ幅を圧職。そのご、連邦高裁がサムソン製品の販売差し止め決定を破棄し、地裁に差し戻したことが伝わるとアップルが売られ、全体も売りが先行。引けにかけては、前日引け値を挟んだもみあいになったものの、結局、ニューヨークダウとNASDAQ総合指数は続落。金融株の堅調を受け、TOPIXは小幅反発しておわりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比5449万株増の6億4478万株。騰落状況は、値上がり2001、値下がり1021と値上がり数が圧倒的に多く、一部の銘柄の影響で指数が下落したことがわかります。VIX指数は、4.3%さげ、15.57%に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり12、値下がり18。ATTやベライソンがそれぞれ1%以上下げる、など通信関連の下落が目立ちました。
 ダウは、引き続きレンジ内の動き。上昇中の50日線と3-4月レンジ相場の上限を下値抵抗とする動きが続いいます。RSIは6月安値時以来の水準に低下してきており、そろそろ根固めから反転する動きに近づいてきたようです。

 米国株は高安まちまち。CME日経平均先物は大証終値を30円上回る8580円で帰ってきました。レンジは8515円~8635円。円は、ユーロの堅調を受け、対ユーロは101円30銭台、対ドルは78円30銭台に、それぞれ軟化して帰ってきました。本日の日本株は、CME高、円安を受け堅調な始まりが予想されます。週末控えで大きな動きは期待できそうにありませんが、中国市場の動き次第では、関連株株買いもありそうです。当面、指数は、SQ清算値をめぐって神経質な動きになりそうです。その日に材料が出た株を買う個別材料株の落穂ひろい相場…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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