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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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「財政の崖」交渉の不調懸念やギリシャ支援問題の不透明感を嫌気し続落
 おはようございます。 米国が冬時間に移行しニューヨーク市場の終了時間が遅くなりましたので、データ集めや分析の時間が足らなくなってきました。朝の手順も冬時間に対応してかえないと、精神的にしんどくなりそうです。

 さて、再びくすぶり始めたEUですが、昨日は、税制緊縮案に反対する国民が国会周辺に集まりデモを開催。火炎瓶が飛び交うなか、同法案は議会を通過。EUの支援へ向けての第一関門は通過しました。次は、11日の2013年度予算案の採択が課題になります。ギリシャ政府は、なんとか支援金を獲得しようと、涙ぐましい努力を続けています。しかし、ユーロ財務相会合関係者からは「支援金の支払いは12日の会合では承認されず、今月末まで先送りされる可能性がある…」との発言がでるなど、ギリシャの離脱を期待するような動きさえでてきました。ギリシャ問題の先行きは予断を許さなくなってきました。

 またスペインは昨日国債入札を実施。予定額の45億ユーロを上回る48億ユーロを調達しました。このところ、ドラギECB総裁の「条件付き無制限国債買取策」以来、スペイン国債利回りが低下。危機時よりも有利な条件で調達ができるようになったため、EUへの支援要請を渋るようになり、要請を催促するECBなどとの間で摩擦が起き始めています。このところ、同国10年国債の金利がじり高してきており、これ以上支援要請が引き伸ばされた場合、市場から催促される(スペイン国債売り)リスクも高まってきました。どうもEUの様子がおかしい…。米国株は10月初旬から下落傾向にありますが、ユーロ安が始まった時期とも符合します。リスクオフの動きは、すでに始まっているのかもしれません。

 8日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万2811ドル32セント -121ドル41セント(0.94%)

 NASDAQ総合指数 2895.58ポイント -41.70ポイント(1.42%)

 S&P500 1377.51ポイント -17.02ポイント(1.22%)

 CME日経平均先物(円建て) 8760円 -80円

 米国10年物国債金利 1.622% -0.026%

 ニューヨーク原油 85.09ドル +0.65ドル

 GOLD 1726.0ドル +12.00ドル

 ドルインデックス 80.90 +0.03 


 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が、予想を上回る減少になったことを好感し買いが先行。反発してスタートしました。その後発表の貿易赤字が予想以上の減少になったことも好感され、寄り後まもなく、ニューヨークダウはこの日の高値1万2980ドル(前日比48ドル高)をつけました。ただ、調査会社などから「財政の崖」に関する交渉が成功する確率は低い…との観測が示されると、再び、売り物が増加。急速に値を崩していきました。途中、売られ過ぎ…との見方から根を戻す場面もありましたが、引け近く、ギリシャ支援実施の延期可能性が伝わると、再び売られ、結局、主力3指数とも続落し、この日の安値付近で終わりました。金価格の上昇を受けた貴金属や金山など一部の業種が買われた程度で、多くの業種が下落しています。また、世界に幅広く店舗を展開するマクドナルドの10月世界販売高が2003年3月以来の減少になったことも、世界景気への懸念につながったようです。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1億1892万株減の7億5667万株。騰落状況は、値上がり820、値下がり2246。VIX指数は、3.09%下げ18.49に低下。予想外の動きをしました。

 ダウ30種は値上がり4(バンクオブアメリカ、ボーイング、ヒューレッドパッカード、トラベラーズ)、値下がり26でした。景気敏感株やエネルギー、ロムニー関連の防衛株などが指数の下落率を上回る下げになりました。
 ダウは続落。3~4月レンジ相場の下限を目指す動きにはいったようです。昨日8月下旬安値を下回り、トレンドが壊れたことを嫌気した売ようです。当面、レンジ下限ラインや、昨年11月安値を起点にする上昇バンド(QE3期待相場)の下限ラインが下値めどになりそうです。サイコロジカルラインは7勝5敗と整理未了感がに怒るほか、25日線とのかい離は、-3.7%弱に拡大しているものの、昨年11月時は-4.6%、6月安値時は-5.3%でしたので、まだ下落余力を残しています。ただ、週足サイコロは今週で3勝9敗と底値ゾーンに来ており、短期のテクニカル指標の改善待ちの段階にあると思われます。

 米国株は続落。CME日経平均先物は大証終値を80円下回る8760円で帰ってきました。レンジは8735円~8890円。円は、リスク回避の動きや投機筋の円買い戻しの動きから対ドルで79円40銭台、対ユーロは101円30銭台に、それぞれ上昇して帰ってきました。本日の日本株は、ギリシャ予算案採択などを休み中に控えていることから、軟調に推移しそうです。海外投機筋に積極的に売り仕掛けする動きはないものの、米金利の低下、円高、世界景気の減速など条件が整いつつあり、注意したほうがいいかもしれません。裁定買い残が危険ラインの2兆円に近づいていることも懸念材料…。引き続き、個別の材料株中心の展開か…。増益にも関わらず売られているものを13週、26週、前回高値などポイントをとらえての押し目買い方針。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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