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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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中國株安、ユーロ安などを嫌気した先物売りから、7日続落して終了…原因は需給の問題?
 ユーロ圏財務相会合は、ギリシャ債務削減期限の2年延長を決定。融資の可否については、20日の臨時財務相理事会で決定する運びになるようです。とりあえず、臭いものにふたをすることができたようですね。ただ、為替市場では、本来ユーロ買いの材料になるはずなのに、ユーロ安が進んでいます。米国市場でもアップルが下落し、絶好調なはずの住宅株まで下げ始めました。日本でも、持続的に上げていた、バイオ関連株や消費者金融株が崩れています。何か変化が起きているようですね。

 ヘッジファンドの決算は11月、12月の末にそれぞれ集中しますが、「解約45日前ルール」に従うと、今週15日付近が解約申し込み期限になります。来年から、金融規制や税制が大きく変わる可能性があることから、ヘッジファンドの資金調達や運用コストに大きな変化が生じるため、解約を申し入れる投資家が多いほか、資金調達がうまくいかないことから、ファンド自体を閉鎖する動きも強まっているといいます。今日のユーロの動きのように、このところ、理屈では説明がつかない動きをするケースが為替や株式、債券で増えていますが、どうやら、ヘッジファンドを解散することに伴うポジションの解消が進んでいるようです。

 また、やはり「財政の崖」の影響が大きいようです。アップル株は、一時、みんながハッピーになるくらい儲かった株ですが、最近は好業績にもかかわらず、連日下げています。また、昨日は、高配当で人気がある公益株も下がりました。急回復してきた住宅株も同様です。財政の崖では、ブッシュ政権時代に講じられた多くの税負担の軽減措置が」ありましたが、今回、崖解消の交渉が行き詰まった場合、キャピタルゲイン課税は、15%から20%以上に、配当課税は15%から35%弱へと、それぞれ戻ることになります。来年の状況はどうなるかわかりませんが、もし、交渉が決裂すれば、税率が自動的に引きあがり、投資家は大きな負担を強いられることになります。コンマ以下の運用成果を争うファンドにとって、このコストの上昇は致命傷になる可能性もあります。長期に持続する気持ちがない投資家は、安全策を取って年内に売却してしまうのが当然でしょう。

 また、住宅株が売られたことにも関係しています。現在、住宅を取得すると、ローンにともなう支払金利は控除されますが、この先行きも見えなくなっています。もし廃止されると、金利負担が増すことになり、住宅取得を見送る人もでてきます。これを懸念して、住宅株が売られたんでしょう。いまの世界的な市場の変調には、制度の変更にともなう需給の悪化が影響しているものと思われます。与野党の交渉が不調になった場合、強制的な予算削減措置や増税で最大6000億ドルの負担が発生。米国のGDP成長率は一気にマイナスに落ち込むといわれています。まさか、こんな悪影響を放置するはずがない…として、VIX指数は16ポイント台と、落ち着いた動きをしています。ただ、資金を運用する側にとっては、予想がつかないことにベットすることはできない…ということでしょう。

 まあ、早いとこ交渉をまとめてもらいたいところですが、オバマ大統領に富裕層の優遇税制を残すつもりはな亥みたいですから、交渉は難航しそうです。ただ、あくまで需給の問題ですから、売り切ったらそれで終わり…。問題は、その時に、指数がどの位置にいるか…だけ。ただ、株価は景気対策の一環と考えるバーナンキFRB議長にとって、財政の崖の景気下押し効果は要因できないもの…。12月のFOMCでは、QE3の規模を拡大するなどのショックの緩和措置を講じてくるのではないでしょうか。VIXの大人しい動きは、それを読んでいるような気もします。「需給の崩れには買い向かえ」という相場名人の言葉もありますし、動揺せずに見て行きましょう。ただ、レポートでやっている銘柄を買っているとは思えませんが…。

 本日の日本株は、朝方も、中國やGLOBEX市場の米国株の動きを受けた先物筋の動き次第…としましたが、それを地でいく相場展開になりました。寄りつきは、CME日経平均先物が大証先物終値を20円上回って帰ってきていましたので、CME終値にさや寄せする先物買いから、日経平均は8710円(前日比34円高)と、CME終値と同値で始まってきました。このところ、続落していたことから自動車関連などに押し目買いが入り、わずかに上げ幅を拡大したものの、中国市場が、政府の不動産価格の抑制を続ける…としたことを嫌気し下落幅を拡大。GLOBEX市場の米国株も軟調に推移下落幅を拡大したことから、先物売りが増加。裁定解消売りが入ったことから、指数採用の値嵩株が崩れ、指数は下落幅を拡大。一時、8619円(同57円安)安値を付ける場面もありました。ただ、引けにかけては、先物筋の買い戻しの動きから、裁定買いが入り、下落幅を縮小。結局、日経平均は15円59銭安の8661円05銭、TOPIXは0.02ポイント安の722.56ポイントとともに7日続落して終わりました。出来高は、14億9556万株、売買代金は8486万株と、ともに閑散商いが続いています。騰落状況は、値上がり630、値下がり893でした。引けにかけ、値を戻す銘柄が増えていました。

 今日の引け値での日経平均サイコロは、3勝9敗(TOPIXは4勝8敗)、RSIは33、25日線かい離は-2.2%、騰落レシオは90%でした。指数のほうは、そろそろなんですが、まだ厳しさが足りませんね。まあ下値については、6月安値を起点にするバンド下限なんですが、今日は、急所となる9月6日安値を下回っており、ちょっと嫌な形になってしまいました。とにかく今は、バンド下限を維持できるかどうか…。海外でユーロ安が進み、欧州株も下落してはじまっていますので、ちょっと心配ではあります。年の「壬辰(水・土)」、11月は「辛亥(金・水)」、12月は「壬子(水・水)」 と、年、月ともに、水がきます。水は恐怖…。今年一番の悪い気ですが、それだけに、ここでの対処の仕方が、来年の投資成果を左右する…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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