FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



レイムダック化するブッシュ大統領。株価は金融市場テコ入れ策の「本気度」を読み始めた…
 5日の日経平均は128円69銭高の1万5608円88銭、TOPIXは11.13ポイント高の1526.63と、ともに反発して終わりました。日経平均サイコロは7勝5敗、騰落レシオは84、RSIは52、25日線とのかい離はプラス0.1%となり、わずかですが25日線を上回って終わりました。

★予想通り1万5300円台からの反転
 昨日、テクニカルな解説をしておきましたが、今日の日経平均は予想通り1万5300円台からの反発になりました。指数面でも過熱感はありませんので、当面は堅調な展開が期待できそうです。ただ、25日株価移動平均線の25日前の対応点はまだ1万6600円台にありますので、しばらくは下降が続き、株価への下値圧力が強まってきます。当面は、13週株価移動平均線への接近を試み、その間に25日線が上向きに転じるのを待つという展開になるんでしょうか。25日線の対応点はあと数日で、1万6600円台から落ちてきますので、株価が現状で頑張ってくれれば、あと10日程度で25日線が横ばいから上昇に転じてくるはずです。

 結構下値がしっかりした展開になりそうですが、それで安心感が出てくれば、指数を使った先物取引などの影響を受けにくい、新興市場や、2部、中小型現物株が買われてくるものと思われます。25日線が下降している間は、下方圧力が強いので、ちょっとしたことで、下値に振れやすくなります。以前からしつこく書いているように、流れが変わるとしたら、全体が下落する前に主役だった銘柄は蚊帳の外に置いていかれます。これからの新規買いは、投資対象を間違えないようにすることが大事ですよ…。

★サブプライムローン危機への政策対応が強まる
 さて、自慢たらしいことを書いても仕方ありませんが、今日は、為替の110円台回復が相場のカンフル剤になりました。買収が難航している受託金融大手ノーザンロックについて、2月までに話がまとまらなければ「国有化」することもありうる…と、伝えられポンドが上昇。つれて、安かったGLOBEX市場のS&P500先物などが切り返しプラス転換したことからドルも上昇。連れて、先物市場で売り筋の買戻しが入り、日経平均はプラス転換しました。

 良く相場を観察している人ならお分かりでしょうが、このところ、売り方が売リ崩そうとしても、相場が大きく下げなくなっていました。多分、知らないところで実需の買いが入りだしているんでしょう。また、今日の英国の「国有化」の話、FRBの利下げ幅が0.5%に達するのではないか…との話…。GCC(湾岸産油国)とイランの雪解けムードの話…等々。なんだか世界の重苦しい動きを緩和するような動きが出始めています。

 昨日の米国市場ですが、証券会社の決算悪と格下げの話がでて地合が悪化しているところに、サブプライムローン危機克服の決め手である公的資金投入に関しブッシュ大統領が否定的な見解を発表。本来なら、2-300ドル安してもおかしくはないのですが、60ドル台の下げで止まっています。これを60ドルも下げたとみるか、60ドル程度しか下げなかった、と見るかで相場の先行きの予想も違ってきますが、ワタクシ的には地合は確実に好転しつつあると読んでおきたいところです。

 それとブッシュさんが何を言おうと、もう影響力はありません。完全にレイムダック化が始まっています。昨日、イランが2003年には核兵器の開発を断念したと、米国側から発表され、イラン危機がブッシュ政権によって煽られていたことが表面化しました。イラクの大量破壊兵器問題、9・11事件に関する疑惑、今回のイラン核開発問題など、ブッシュ政権が進めてきた緊張政策の足元がすべて崩れ去ろうとしています。

 世界経済は、米国単独覇権主義を目指すブッシュ氏の思惑とことなり、「多極化」の方向をたどり始めています。そのなかで、世界に資本を投下している欧米金融資本にとって、世界経済拡大の障害になるブッシュ政権(英国、イスラエルの覇権主義を受け継ぐ新保守主義政権)は邪魔な存在になろうとしています。最近、米国内からブッシュ政権の失政を証明する数々の証拠が出始めたのは、反対派の勢力台頭を思わせます。ブッシュ後の世界では、貿易や資本が自由に交流し、経済が拡大することを欧米の金融資本は考えているのです。

 そのためには、自らの資本を毀損するような「サブプライムローン危機」は、何をしても解決していかねばなりません。これまで、サブプライムローン対策に後ろ向きだった英国政府が、「国有化」を打ち出したのは、本当に大きな変化なのです。今後、米国でも、危機克服の対策は徹底して行われるはずです。危険な言い方をすればインフレを犠牲にしても、利下げを継続する可能性があります。

 ニュヨーク株は、この政府の対応の本気度を図っているのだと思いますが、ブッシュさんの否定発言に株価が「お辞儀」をしなかったことは、金融資本の取り組みの本気度を読み始めたのかも知れません。「多極化」という世界の趨勢を読み間違ってはいけません。弱気は無用。
スポンサーサイト





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ