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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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日銀総裁辞任のポジティブサプライズと売り方の踏み上げで急反発
 白川日銀総裁の任期前辞任は、予想以上のポジティブサプライズになりました。まだ、だれが次期総裁になるのかわかりませんが、市場は新総裁のもとで開催される4月3日・4日の金融政策決定会合で、追加の金融緩和が実施されるものとして先取りする動きを強めています。米国は2007年10月の史上最高値(1万4164ドル)更新、日本は2010年4月高値(1万1339円、ザラバ高値1万14008円)ぬけが課題になっていましたが、総裁辞任のポジティブサプライズのおかげで、米国に先駆けて急所を抜いてきました。

 ただ、喜んでおれない動きも強まっています。先週の日経平均の勝敗は、4勝1敗で上げが上回りましたが、中身を見ると、先物筋がオプションの残高が多いストライク価格を順番に攻め、弱気ポジション取っている投資家が損失回避のため先物を買戻し、指数が一段高する動きが目立ちました。先物買いが先行したことから裁定機会が増加。結果的に、先週の裁定買い残高は、過去最高の1兆965億円の増加となり、残高は3兆7505億円へと急増しています。海外投資家の買いが話題になっていますが、これまでの買い越し分のうち、裁定買いにともなう買いがどれくらいあるんでしょうか。今週末にはオプションのSQを控えていますが、弱気ポジションを取ったところは総やられの状態…。今日も、欧州市場が開く2時過ぎになって、建玉の残高が多い1万1500円のストライク価格を狙って先物筋の攻勢がかかり、売り方の先物買いヘッジを誘う動きが出ていました。これが裁定買いを誘発し指数を押し上げた…というところでしょうか。

 これからの、日銀総裁人事や政策運営、対中国政策などうまくやらないと、先物買いが一転して売りに変わり、今度は裁定解消売りから指数が売り込まれることになります。先物の買い手口を見ると、商品投資顧問(CTA)の機関店とみられる欧州系証券の買いが積みあがってきています。だんだん、悪材料に対して弱くなってきていることは頭に止めておいた方がいいでしょう。解消売りの影響の大きさは、リーマンショック時や震災時、昨年3月の日銀のちゃぶ台返しの際に、嫌というほど見せつけられていますから…。まあ、当時と違って個人が息を吹き返していますし、買い遅れた投資家が多く、解消売りは吸収できると思いますが…。

 今日は、お祭り騒ぎの結果、日経平均は、416円83銭高の1万1463円75銭、TOPIXは29.12ポイント高の968.82ポイントと急反発して終わりました。出来高は、46億1684万株と前日から減少したものの、売買代金は2兆8191億円と増加。トヨタなど自動車株が予想を上回る決算で買われた流れや、指数寄与度の大きい値嵩株に裁定買いが入ったことが影響したようです。また全業種が値上がりした関係で、値上がり1366、値下がり238と、ほぼ全面高商状。
 今日の引けでの日経平均サイコロは8勝4敗、RSIは68%、25日線かい離は+5.8%でした。騰落レシオは139%にやや上昇しています。
 
 今回の決算を見ていると、いろんな現象が出ているようです。輸出企業が、為替差益で最終利益が増加するのはわかりますが、長引いた円高を受け、為替対策を施したことが逆目に出てくるもの、同じ経営環境にあるものの、利益率の大きい部分を強化した企業とそうでない企業、予想外の利益が上がったために、かねて処理したかった損失を計上してくるもの…など、業績見通しが一筋縄ではいかなくなっています。おまけに、アナリストの投資判断…。決算数字を見ていきなり格下げを実施してくるケースはまだ許されるとしても、スバルなどのように何度も投資判断を引き下げながら、株価が上がってくると、いきなり判断を格上げしたり、判断を据え置いたままで株価目標を調整したり、と紛らわしい動きが増えています。投資家は、何か手がかり材料はないか…と、探していますから、投資判断や目標株価の変更が出てくると振れ幅が大きくなるケースも増えてきました。とにかく、あと追いが多いのが問題。日ごろから地道に調査活動をしていれば、後追いの判断なんかする必要はないはずだと思いますが…。サボタージュが多すぎるんではないですか。
 
 まあ、当面の、計算上のポイントは、1万1484円としてきましたが、本日、これを達成してきました。次は、1万2000円を超えてしまうんですが、今から書いては恥ずかしいですね。本来、新値を抜ければ、一旦は休憩するパターンになるはずですが果たして…。暴走してしまうのでしょうか?今晩米国が高値を更新してくれれば、すっきり調整できるんですが、そんなうまいこと行くわけありません年。マツダですが、通期の利益見通しを250億円から450億円に増額修正してきましたね。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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