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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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中国や欧州への懸念から安寄りスタートも、FRB副議長の緩和継続へのハト派的な発言が支えとなり続伸
 おはようございます。 4月は巣立ちの季節。我が家からも、娘が職場を変え転居することになりました。残りは長男と家内の3人。今の家は広くなり過ぎた感じがします。そろそろ、身の丈に合った住まいに変えることも考えなくては…。

 さて、昨日の中国の不動産株の下落は、欧米投資家の不安をあおったようです。不動産売却益への20%課税の強化や、2件目取得時の頭金の引き上げなどを的確に行うよう指導を強化するようですが、これまで尻抜け状態だった地方政府にも3月末までに規制目標を発表するように求めているようです。不動産の専門家は、短期的には中古住宅に駆け込み需要が発生し、価格も上昇するだろうが、その後は深刻な影響がでてくるだろうと、先行きを懸念しているようです。昨晩も書きましたように、リーマンショック後の09年に実施した50兆円を超える景気刺激策の後遺症(地方政府向け不良債権の増加など)が出始めており、金融部門の傷みが目立ってきました。公的資金の投入などの救済策が必要になれば、財政の悪化にもつながりかねないだけに、中國への警戒感が高まっています。ただ、都市化の進展により国民の住宅への実需があることから、深刻なことにはならないとういう楽観的な見方もありますが…。全人代を控えた国民向けのポーズなのかどうか、今後の経過を観察する必要がありそうです。

 もう一つの懸念材料のイタリア情勢ですが、政権与党ベルサニ氏の組閣が難航しているようです。同氏は、第3勢力になった「五つ星運動」のグリッロ党首に対し、新政権を信任するか、再選挙をするかの回答を求めたようですが、グリッロ氏は、信任投票を棄権する方針を示す一方、ユーロ圏に残留するかどうかの国民投票を求めています。信任投票への棄権がにより、ベルサニ政権の成立が濃厚になったものの、緊縮財政の継続性に疑問符がついたことから、同国国債の格下げ懸念が浮上。一気に2段階引き下げられ「ジャンク級」になるのではないか…との噂から、10年債金利はこの日も0.08%上げ4.87%に上昇。数週間以内にスペイン国債の金利と並ぶのではないか…との懸念も強まっています。これまで、IMF、EUと並んでトロイカ体制として債務問題の収拾にあたってきたECBがトロイカから抜ける…という話も流れており、イタリアの政局が混迷を強める中、救済体制にほころびが出はじめたことは、新たな不透明感を市場に与えそうです。

 4日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4127ドル22セント +38ドル16セント(0.27%)

 NASDAQ総合指数 3182.03ポイント +12.29ポイント(0.39%)

 S&P500 1525.20ポイント +7.00ポイント(0.46%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1750円 +100円

 米国10年物国債金利 1.877% +0.024%

 ニューヨーク原油 90.12ドル -0.56ドル

 GOLD 1572.40ドル +0.1ドル

 ドルインデックス 82.18 -0.10  


 週明けの米国株は、中國不動産株急落による景気への影響を懸念したほか、イタリア国債に格下げの噂が流れたことなどを嫌気。朝方から売りが優勢となり反落してスタートしました。欧州、中国の景気への懸念から、資源価格が下落したことから、景気敏感株や輸出関連株などが売られ、ニューヨークダウは、寄り後まもなくこの日の安値1万4030ドル(前週末比59ドル安)をつける場面もありました。また、調査会社が今年のスマートホン販売への慎重な見方を示したことから、アップルやノキアなど関連株が売られたことも投資家の姿勢を慎重にさせ、午前中は安値圏での動きが続きました。ただ、昼過ぎになると、FRB副議長が「景気が回復しても失業率目標(6.5%)を達成するまでは、緩和的な政策が必要…」などとハト派的な発言をしたことから、警戒感が薄らぎ、押し目買いが増加。住宅関連や医薬品、バイオ関連などを中心に買いなおされ、指数は引けにかけ上げ幅を拡大。結局、主力3指数とも、ほぼ高値圏で取引を終えました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比4948万株減の6億9262万株。騰落状況は、値上がり1688、値下がり1341。VIX指数は、8.8%下げ、14.01に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり19、値下がり11。住宅リフォーム関連のホームデポが1.87%上昇したほか、ウォルマートが2%超え上昇。医薬大手メルク、ファイザーが各1%超え上昇したのが目立ちました。一方、中国や欧州の景気を懸念し、キャタピラが1.76%、アルコアが1%超え下落しています。

 NYダウは続伸。引け値ベースの戻り高値を更新してきました。「逆ペナント型」の持合いパターンを形成していることは、すでに書きましたが、MACDが平均線とクロス。ヒストグラムもプラス転換しそうで、買い信号を発してきました。そろそろ持ち合い離れから、史上最高値挑戦が始まりそうです。

 米国株は続伸。CME日経平均先物は大証先物終値を100円上回る1万1750円で帰ってきました。レンジは、1万1620円~1万1765円。円は、欧州への懸念から対ユーロは121円70銭台、対ドルは93円40銭台とほぼ前週並の水準。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし、高寄りして始まることが予想されますが、買い一巡後は中国市場や為替水準を見ながらの神経質な動きが予想されます。今日から中国「全人代」が開幕することや、明日から白川日銀総裁のもとでの最後の「日銀金融政策決定会合」がありますが、短期的には材料になりにくいところ。昨日に続き、資産インフレ関連が物色されそうですが、昨日、前場高で終わったものも多く、短期的な回転が効いてくるかどうかが焦点。引き続き、配当取り意識や今季決算の増額修正期待がもたれる銘柄の選別買い…。含み株の動きが鈍ったときに、証券会社のディーラーがどこに味付買いを入れてくるかが焦点。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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