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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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主要国中銀の緩和そろい踏みによる流動性の強化や、堅調な景気指標を好感し、ニューヨークダウは3日続伸。史上最高値を更新。
 おはようございます。

 ニューヨークダウが、ついに2007年10月9日の高値1万4164ドル53セントを更新してきました。懸念された中国経済が、7.5%の成長目標を維持したことや、不動産株を中心に中国株が戻したことにくわえ、日本に続き、ECB(欧州中央銀行)も追加緩和に踏み切る可能性が出てくる…など、主要国中銀が金融緩和で足並みをそろえることが、流動性の増加から資産価格を押し上げる、との読みが働いたものと思われます。昨日のニューヨーク市場では444銘柄、NASDAQ市場でも254銘柄がそれぞれ年初来高値を更新。ダウ30種のうち10銘柄も高値を更新するという堅調ぶりでした。ただニューヨーク市場の、出来高は前日比1000万株減の7億株弱の商いと静かな高値更新となっていました。
 
 懸念されたイタリアの政局混迷も、安定性には課題を残すものの「五つ星運動」が信任投票を棄権することで、とりあえず政権樹立の見通しがついたようです。7日に開催されるECB理事会で利下げへの期待感があることから、高利回り債を買う動きが強まり、イタリア国債(10年物)の金利は0.13%さげ、4.75%に低下しています。まだ不安定な状況には変わりはありませんが、大手銀行の堅調な業績も支えとなり欧州株は全面高。再び、世界同時株高の様相を呈してきました。米国株については高値を更新したことから、強弱感が対立。弱気派は、ヘッジファンドのレバレッジ比率の上昇や証拠金取引の現金比率の低下などから、相場が下押すリスクが高まっている…とし、強気派は、2007年当時のPERは約17倍、現在は15.8倍で割安感があり、1万5000ドル乗せはあるだろう、としています。

 どちらが正しいのかわかりませんが、これまで景気の足を引っ張ってきた住宅部門が回復してきた米国景気には、まだ伸びしろがあるだけに、今後もEPSの上昇が期待るため、結局、強気派が勝つのではないかと思われます。ただ、前段でも書きましたように、高値更新がつづくものの、出来高の増加が伴わず、投資銀行を中心にしたデレバレッジの動きが続いていることを想像させます。当面は、テクニカルな状況を加味しながら、相場についていくしかないと思いますが…。

 5日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万4253ドル77セント +125ドル95セント(0.89%)

 NASDAQ総合指数 3224.13ポイント +42.10ポイント(1.32%)

 S&P500 1539.79ポイント +14.59ポイント(0.95%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万1830円 +140円

 米国10年物国債金利 1.894% +0.017% 

 ニューヨーク原油 90.82ドル +0.70ドル

 GOLD 1575.20ドル +3.10ドル

 ドルインデックス 82.07 -0.09 


 昨日の米国株は、ECBの利下げ期待や中国株の反発から欧州株が全面高になった流れを受け、続伸してスタートしました。FRB、ECBに続き日銀が異例の緩和に踏み切り方針に転換したことから、世界的な過剰流動性が増す…として、買いが増加。欧州株の上昇からユーロが買われ、ドルが下落。資源株や輸出株が買われたことも指数の押し上げ要因になりました。10時頃、ISM製造業景況指数(2月)が公表され、前月水準、予想をともに大幅に上回ったことがわかると、上値を追う動きが強まり、ニューヨークダウは、2007年10月高値を更新。その後は、一服商状となりましたが、窓埋めを達成した後の動きが注目されていたアップルが上げ幅2%超えに拡大。スマートホン向け半導体大手のクァルコムが増配と自社株買いを発表すると、ハイテク株を中心に上げ、ニューヨークダウは、この日の高値1万4286ドル(前日比159ドル高)をつけています。引けにかけてはやや上げ幅を縮めたものの、結局、主力3指数とも大幅続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1088万株減の6億8185万株。騰落状況は、値上がり2252、値下がり804。VIX指数は3.8%下げ13.45に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり27、値下がり2、変わらず1(アルコア)。ユナイテッドテクノロジーズ、ボーイング、シスコシステムズ、ヒューレッドパッカードの輸出関連が2%超えの上昇。住宅株指数が2%、フィラデルフィア半導体株指数が1.96%、石油周辺サービスが1.35%上昇したほか、重工、生保、コンピュータハードなどの上げが目立ちました。一方、下落は金鉱山、ギャンブル、特殊用品など。
 NYダウは、想定通り、MACDなどテクニカル指標が強気サインを出したことで、買いが増加。ついに「逆ペナント型」の持合い相場を上離れ、高値を更新してきました。セオリー通りなら、ここで一服…となるのですが、世界の市場が相乗効果を及ぼすようになっており、果たして一服するかどうか…。例年通り5月高へ向かう…?

 米国株は大幅続伸。CME日経平均先物は、大証終値を140円上回る1万1830円と、大台を超えて帰ってきました。レンジは、1万1670円~1万1850円。円は、対ドルは93円20銭台、対ユーロは121円70銭台と前日水準で帰ってきました。今日の日本株は、CME高にさや寄せする先物買いにリードされ、高よりスタートになりそうです。このところ、高値圏になると週末のメジャーSQに備えたポジション調整から、寄り後にだれる展開が続いていますが、そろそろ弱気筋の踏みを狙った仕掛け的な動きがあり指数が予想外の動きをすることもありそうです。米国でSOXXが大きな伸びを示したほか、アップルが2.64%と大きく上げてきた動きが日本株の輸出ハイテク株にどのような影響を与えてくるかが見ものです。資産インフレ関連から抜け出した短期資金が次に向かう先になるかもしれません。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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