FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



相場観は「一方通行」から「強弱の対立」に変化した…
 18日の日経平均は41円93銭安の1万5207円86銭、TOPIXは2.93ポイント安の1469.77と、ともに5日続落して終わりました。日経平均サイコロは4勝8敗、騰落レシオは97、RSIは51、25日線とのかい離はマイナス1.5%になりました。サイコロは順調に整理していますが、その他の指数の下落率が今一ですね。

★強弱感が対立し、底値機運が出始めた…? 
 週明けのニューヨーク株が続落したことを受けて、日本株も売られ、一時は安値1万5004円までありました。まさに、首の皮一枚で踏みとどまったと言う感じです。大台割れ寸前で、年金の買いらしきものが入り、日経平均が反発するとともに先物にも買戻しが入り、日経平均は急速に反発。一時はプラスに転換、しかし、先物に大口の売りがでると再び100円以上下落するなど、乱高下のキツイ展開になっています。為替の方も、米国の金融情勢を見るドル買いが112円台では入りますが、113円台になると輸出企業のドル売りがでるなど、市場では、強弱間が対立するようになって来ました。その点では、一方的に相場観が偏っていた時期に比べると、ましに成ってきたのかも知れません。この対立がどちらに相場を引っ張るのか、正念場は確実に近づいています。次の、変化日である「満月」は来週月曜日。変化日になるかもしれない金曜日まで3立会日。この間でテクニカル指標がどこまで落ち込むか…。

★非鉄市況の下落は何を暗示…そして投機筋は穀物へ
 さて、もとFRB議長のグリーンスパン氏の発言が市場をにぎわしています。今度は米国経済が不景気の中の物価高(スタグフレーション)の入り口にあると、発言。週明けのニュヨーク株下落のきっかけを作りました。市場は、現議長のバーナンキ氏の発言よりも、元議長の発言の方を重視しているように思われます。打つ手が遅れ気味の現議長への面当てなのかもしれませんが、市場の安定という面では、今の二重構造はあまりいいものではありません。

 ただ、市場は明らかに米国の景気減速を織り込み始めています。11日に国際商品市況の変化に注目するようにとし、景気敏感の非鉄市況の下落と穀物市況の上昇を予想しておきました。その後、景気と一番連動性の強い銅市況は一段安し、アルミ、鉛、スズなどが下値を切り下げています。しかし、新興国の需要増で穀物市況は軒並み上昇。当日、もっとも注目した粗糖市況は、新たな上昇相場に入ってきました。

★中古建機市況の下落は何かの「兆候」…?  
 非鉄市況は世界景気の変調を読み始めているようですが、新興国の景気でも心配な点が出てきました。今日の日経で中古の建機市況が下落し始めたと伝えられていましたね。特に、中国の需要が減少しているようです。中国で手っ取り早く金を稼ぐ方法として、建設機械を買って、土木建設工事を請け負い、事業資金を稼いだら、建設機械を売り飛ばして違う商売をする、というのがあるそうです。このとき、日本の建設機械、とくにコマツのものだと、中古で買っても売却する時には購入した価格と同じくらいで売れる、として人気が高かったそうです。

 その機械が値下がりしているということは、工事量そのものが減少していることにほかなりません。オリンピックのインフラ工事も一巡したうえ、民間の固定資産投資は度重なる金融引き締めや、窓口規制で勢いを失いかけているのかも知れません。そうなると、ちょっと問題です。米国がダメでも中国がある、新興国がある、というのが強気論者のよりどころでしたが、その中国が変調をきたしているとしたら…。そんな弱気を考えることはありませんが、「兆候」というものは大事にしなければなりません。

 とにかく、今の金融危機にブレーキをかけるには徹底した金融緩和しかありません。来年は、過剰流動性の増加を背景にした需給相場に入りそうな気がするのですが。
 
スポンサーサイト





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ