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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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財政収支の改善やバーナンキ講演で金融政策への言及がなかったことを好感し小幅反発して終了
 おはようございます。 昨晩は、小用で奈良市内まで出かけていましたので、書き込みができませんでした。ご容赦。

 さて、注目の、バーナンキ議長の講演は、ニューヨーク証券取引所が開く日本時間の午後10時半から始まりました。株式番組も実況を交えて放送していましたが、結局、当面の金融政策への言及はありませんでした。QE(資産買い取り)政策の縮小への言及があるのでは…と懸念していた市場は、安心から引けにかけ上昇して取引を終えています。ただ、4月20日ごろに1.6%台だった米国10年債金利は、昨日、1.9%台に上昇。市場は、QE政策の縮小を織り込み始めたようです。債券市場では「神様」との異名をとるビルグロス氏も「4月29日に債券の上昇相場は終わったかもしれない…」と発言。もしかしたら、リスク回避で膨大な資金が逃げ込んでいた債券市場からの資金流出が本格化し、株式市場は、ますます、金融相場色彩を強めてくるかもしれません。

 昨日の日本株は、1ドル100円を突破したことを受け、朝方から輸出株を中心に買い物が増加。CME日経平均先物が、1万4500円台半ばで終わっていたことから、これにさや寄せしよいとする先物買いが急増。先物との裁定買いも入ったことから、日経平均は、前日比258円高の1万4449円と急反発して始まりました。円安メリットが大きい自動車や精密機器など輸出関連が買われたほか、証券市場の活況を受けた証券株も上昇。マイナンバー制度導入に伴うIT関連など政策テーマ関連も買われ、ほぼ全面高商状になりました。寄り付きの買い一巡後は業績による銘柄選別も進み、業績面で見劣りする薬品株などがうられましたが、その一方で、自動車株への買いが強まるなどし、後場中ごろにはこの日の高値1万4636円(前日比445円高)をつけ、1万5000円大台に迫る場面もありました。引けにかけては、やや手控え気分が強まったものの、結局、日経平均は、416円06銭高の1万4607円54銭、TOPIXは28.77ポイント高の1210.60ポイントと、ともに急反発して終わりました。出来高は、前日比約6億株増加し44億3796万株。売買代金は3兆9592万株と4兆円の大台に近づきました。騰落状況は、値上がり1160、値下がり450。

 この日の終わり値での日経平均サイコロは、6勝6敗(TOPIXは7勝5敗)で変わらず。RSIは76%(80%以上は警戒)、25日線かい離は7.4%(7%以上は警戒)と、サイコロを除き、短期的な加熱感がでてきました。物色意欲の強さをみる騰落レシオは152%と1月15日以来の水準に上昇。今後、物色対象を絞り込むような動きが出てくるかもしれません。今週は、円安を好感し、週間で913円も上昇する離れ業をやってのけました。先週、海外投資家が28億円の売り越しになったことが話題になりましたが、その一方で、先物は1883億円の買い越しになっており、基本的な買い越し姿勢には変化はないように思われます。ただ、1万5000円という心理的な節値が近づいているほか、2008年の戻り高値を更新したことから、目標達成感が出やすいポイントでもあります。詳しくは、明日発信のレポートで考えてみたいと思います。

 10日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5118ドル49セント +35ドル87セント(0.24%)

 NASDAQ総合指数 3436.58ポイント +27.41ポイント(0.80%)

 S&P500 1633.70ポイント +7.03ポイント(0.43%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4765円 +105円

 米国10年物国債金利 1.900% +0.087%

 ニューヨーク原油 96.04ドル -0.35ドル

 GOLD 1436.6ドル -32.0ドル

 ドルインデックス 83.10 +0.40


 昨日の米国株は、ドイツの輸出の増加を受け欧州株が堅調に推移したことや、米国の財政収支が予想を上回る改善を見せたことを好感。朝方から反発してスタートしました。ただ、寄り付きと同時に始まったFRBのバーナンキ議長講演に注目が集まり、寄り付き後は前日引け値を挟んだ神経質な動きになっていました。財政収支の改善やQE縮小懸念からドルが上昇。原油や金など資源価格が下落したことから、エネルギーや素材が売られる一方、インフレ懸念の後退から、ITを中心にしたハイテク株に買いが集まるなど2極化の動きを強めました。バーナンキ議長講演では、結局、金融政策への言及が無かったことから、引けにかけ買いが増加。主力3指数とも反発し、ほぼ高値圏で終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比3903万株減の6億2987万株。騰落状況は、値上がり1959、値下がり1139。VIX指数は、4.1%下げ、12.59に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり23、値下がり7。ヒューレッドパッカードやIBM、インテルなどIT関連が堅調に推移する一方、ドル高によるエネルギー・素材価格の低下を受け、アルコア、エクソン、シェブロンなどが下落したほか、ドル高を嫌気し、キャタピラやボーイングなど外需比率の高い企業が下落し、指数の足を引っ張りました。
 NYダウは小反発。終日値幅は80ドルと小幅にとどまっています。以前から書いているように、ドル高が輸出依存の高いダウ30種採用銘柄に多いことが影響しているようです。一方、この日もNYダウの0.24%上昇に対し、NASDAQ総合指数は0.8%上昇と、三倍を超える上昇率になっています。ドル高に対する抵抗力が株価上昇の格差になって出てきているようです。米国も内需志向を強め始めたようです。

 ダウは反発。CME日経平均先物は、大証先物終値を105円上回る1万4765円で帰ってきました。レンジは、1万4480円~1万4795円。円は、財政収支の改善やドイツの輸出改善を受け、対ドルで101円60銭台、対ユーロは132円台に下落して帰ってきました。今開催中のG7財務相・中央銀行総裁会議では、今のところ、対日批判は出ていないようですが、このまま無事に終了すれば、週明けの相場は続伸してスタート。1万5000円大台へ向けてのステッピングボードを形成してくるかもしれません。銀行やゼネコンなど内需系企業の決算発表が焦点になりそうです。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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