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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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日欧中銀の金融緩和へ向けての前向きの動きと、予想を上回る住宅・消費関連指標を好感し上昇するも、QE縮小への懸念が強く、上げ幅を縮めて終了
 おはようございます。 なんだかか肌寒い朝です。データをチェックしていたら、思わず身震いし、慌てて上に一枚羽織りました。関西も梅雨入りとのことです。体調管理に気を付けないといけませんね。

 米国で金融引き締めへの警戒感が強まっています。金利の上昇は好調な景気の裏返しの現象でもあり、その意味では米国経済はリーマンショックの傷が癒えつつあるという見方もできるのかもしれません。その一方で、日本とEUで金融緩和の方向性が明確になってきました。リーマンショック時に、いち早く無制限の金融緩和に踏み出した米国と他の国には、大きなタイムラグが生じています。これから、米国以外の国との金政策には大きな方向性の違いが生じてくるはずです。どのような影響が出てくるかは未知数ですが、参考になるのが、2000年をピークにしたITバブルの崩壊と、その後の先進国の金融政策の違い…。この時も2004年に入り、緩和からの出口策を模索する米国と、緩和策を継続する日本との間で、出口策のタイムラグが生まれています。グリーンスパンFRB議長に「引き締めをしても全く効果が出ない…」と疑問を呈する言葉を吐かせていました。日米の金融政策のタイムラグが、米国の引き締め策をしり抜けにしていたわけです。今回も、同じような動きが始まっています。2004年から日銀がゼロ金利を解除する2006年3月以降の動きを見れば、これからの動きも予想できるような気がしますが…。

 28日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5409ドル39セント +106ドル29セント(0.69%)

 NASDAQ総合指数 3488.89ポイント +29.74ポイント(0.86%)

 S&P500 1660.06ポイント +10.46ポイント(0.63%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4410円 +50円

 米国10年物国債金利 2.135% +0.124%

 ニューヨーク原油 95.01ドル +0.86ドル

 GOLD 1379.70ドル -6.90ドル

 ドルインデックス 84.26 +0.60
 

 3連休明けの米国株は、ECB、日銀の両中銀関係者が当面の金融政策について緩和的な発言をしたことや、金利上昇抑制に向け努力する方針を、それぞれ示したことを好感。欧州主要市場が大幅に上昇した流れを受け、前週末の終値を上回ってスタートしました。朝方発表された住宅価格関連指標が2008年2月以来の伸びを示したことや、コンファレンスボード消費者信頼感指数(5月)が前月水準、予想をともに上回ったことも支えとなり、景気敏感株を中心に買われ、ニューヨークダウは、昼までに。この日の高値1万5521ドル(前週末比218ドル高)をつけました。しかし、強すぎる景気指標は、FRBが金融緩和を縮小する口実になるとの観測から、債券市場で10年債金利が昨年4月以来の2.1台の水準に上昇。株価もこれを嫌気し、引けにかけ急速に上げ幅を縮めていました。結局、ニューヨークダウは続伸、NASDAQ総合指数とS&P500は反発して終わりましたが、22日に波乱した時のザラバ高値を更新できないままでした。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比1億4253万株増の7億3213万株。騰落状況は、値上がり1814、値下がり1294。この日は株価上昇にも関わらずVIX指数は、3.5%上げ、14.48に上昇。日本と同様に金利上昇とともにボラティリティが上がり始めたようです。株価の変動幅が大きくなりそうな感じです。

 ダウ30種は、値上がり24、値下がり6。通信のATTやベライゾン、生活必需品のP&G、医薬のファイザーなどディフェンシブ系が下落する一方、アルコアやスリーエムなど景気敏感系やマイクロソフト、IBMなどWEB1.0関連が堅調でした。業種別では、自動車、同部品、タイヤが上昇が上昇。ティファニーが予想を上回る好決算で買われたことで貴金属も上昇。証券、格付け会社が好意的な現況判断を示した銀行などが上昇しました。
 NYダウは続伸。引け値ベースでは21日の高値を抜き、最高値を更新して終わりました。ただ、22日につけたザラバ高値(1万5542ドル)の更新はできませんでした。依然、FRBのQE策縮小・停止への懸念は強く、景気の強さを素直に反映できない状態になっています。主力3指数とも22日高値に接近したところから急速に伸び悩んでおり、ダブルトップも意識されそうです。引き続き、25日線の接近待ちで、高値でのレンジ形成の動きになりそうです。当面、金利の動きとVIX指数の動きが注目されます。日本よりも早期に緩和策に踏み切った米国の方が「金融相場」から「業績相場」への移行にともなう「中間反落」のリスクが高まっているような気がしますが…。

 本日の日本株は、前日に続き波乱含みの展開が予想されます。CME日経平均先物は、大証先物終値を50円上回る1万4410円で帰ってきました。レンジは、1万3675円~1万4660円と1000円近い幅になっています。米国長期金利の上昇は、国債先物の売り要因となり、株の先物が買われ上昇要因になりそうですが、昨日は0.91%で終わっており、再度1%の大台に乗せた時の先物筋の反応が注目されます。昨日の先物相場も前日のGLOBEX日経平均先物のレンジを上下ともなぞっており、今日のCMEのレンジの広さは気になるところです。昨日から、再度TOPIX30を中心に海外投資家の買いと思われるものが入っており、底堅い動きにはなりそうですが、依然、先物筋の仕掛け的な動きには警戒が必要です。23日に株価が急落する前のCME日経平均先物の出来高は、前日比で3倍に急増していましたが、昨日も9万3000枚近い大商いになっていました。引き続き、債券の動きに注目。米国で、小型株指数の動きが良くなってきました。波乱すればいい買い場になるのかも…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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