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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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GDP統計数字の見解が二転三転。景気の先行きへの警戒感が高まり、NYダウは急反落して終了
 おはようございます。

 7日の「立冬」は変化日になる可能性が強いとしましたが、昨日の欧米市場は大荒れの展開になりました。ECBが想定外(マスコミ報道)の利下げに踏み切ったことで、当初は、「ユーロ売り・ドル買い」が強まり、円の対ドル相場は10月中旬以来の99円台乗せを達成。相場の基調転換を思わせたものの、もともと、為替市場や株式市場では緩和実施を織り込み済み。結局、材料出尽くし感から反対売買が行われ、全面高だった株式市場も高安まちまちで終わっています。
 この荒れた流れは米国市場にも引き継がれ、朝方発表された7~9月GDPが市場予想の+2.0%を上回る2.8%になったことが伝わると、QE縮小の早期実施論が台頭。株価は下落に転じています。しかし、GDPの内容を見ると、個人消費の弱さが目立ったほか、数字が、在庫投資の増加や輸入の減少(内需の弱さを示す)による貿易収支の改善が数字をおしあげたもの。内容的には、失望的なもので、政府機関の閉鎖の影響がでてくる第4四半期のGDPに対する警戒感が高まり、株価は一段安。同時に、ECB利下げを受け堅調だったドルも売られだし、リスク回避の動きから、円は、97円60銭台まで買い上げられる、という荒っポイ動きになりました。円は、欧州、米国の荒れた流れに翻弄され。乱高下。これを受け、CME日経平均先物も影響を受け、ECBのサプライズ利下げ時に1万4405円と国内終値比155円高まで上げていたものの、GDPへの失望感から円が97円台まで上げると、一転して売られ、一時は1万3890円と同360円安まで下落。この日の変動幅は515円幅という最近にない動きになりました。市場が強気から弱気に振れたことで、CME日経平均先物の出来高は、8万8352枚と前日比2.8倍近くに急増。投資家の慌てぶりをうかがわせる内容になりました。週末を控えた日本株への影響が懸念されます。

 7日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5593ドル98セント -152ドル90セント(0.97%)

 NASDAQ総合指数 3857.32ポイント -74.61ポイント(1.90%)
 
 S&OP500 1747.16ポイント -23.34ポイント(1.32%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4010円 -240円

 米国10年物国債金利 2.613% -0.027%

 ニューヨーク原油 94.20ドル -0.60ドル

 GOLD 1308.50ドル -9.30ドル

 ドルインデックス 80.85 +0.34
 

 昨日の米国株は、ECB利下げを受けた欧州株高や予想を上回る米GDP統計を好感し買いが先行。続伸してスタートしました。寄り後まもなく、ニューヨークダウはこの日の高値1万5797ドル(前日比51ドル高)をつけ、連日の史上最高値更新となりましたが、強すぎるGDP統計はQE縮小の早期実施につながるとの懸念が台頭。高値更新に伴う利食い売りも合わせ売りが増加。昼前には前日比マイナスに下落しています。一時は、GDP統計への失望感からQE縮小論が後退。前日引け値付近まで戻す場面がありましたが、景気の先行きへの懸念から、引けにかけ再度売られだし、下落幅を拡大。結局、ニューヨークダウとS&P500は急反落。ツイッターIPOに伴う換金売りなどもあり、NASDAQ総合指数は2%近く下げ続落して終わっています。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2億405万株増の9億919万株と急増。騰落状況は、値上がり687、値下がり2411とほぼ全面安。VIX指数は、10%近く上げ13.91に急伸。市場警戒感が急速に高まったことを示しました。

 ダウ30種は、値上がり2(IBM0.46%<デュポン0.13%)、値下がり28。1%超えの下落銘柄が11に達したものの、この日決算発表を控えていたディズニーが2.6%、為替取引に関し当局の調査が入ったGSが2.3%下落したほかは、突出して下げたものはなく、まんべんなく売られたという感じ。業種別は、タイヤ、不動産所有、家具のみが上昇。
 NYダウは反落。この日の上げで最近の高値を結ぶ上値抵抗線に到達。セオリー通りの抑え込まれになりました。また、レンジを突破したS&P500とNASDAQ総合指数はレンジ上限ラインが下値支持線に転換したかを試す段階にある…としましたが、S&P500は支持線を維持しているものの、NASDAQ総合指数はこのラインを下方突破。ともに、三本新値が陰転するとともにMACDも売り転換するなど、目先の動きが懸念されます。NASDAQ総合指数は10月18日に明けた窓を閉めており、反発が期待されますが、市場全般に高値警戒感が出ているところでの下げだけに短期的な動きが懸念されます。

 米株は下落。円は、米GDPへの弱気の見方から、対ドルは98円10銭台、対ユーロはECb利下げを受け131円60銭台に上昇。CME日経平均先物は前述のように、国内先物終値比240円安の1万4010円で帰ってきました。本日の日本株は、米株の波乱や円高の進行を受け、売りが先行。弱含みの動きが予想されます。昨晩の米国の動きから、今晩の雇用統計結果への警戒感が一層強まることもあります。予想を上回る中間期業績を受け、海外投資家がどの程度安値を拾いに来るかで下値が決まることになりそう。引き続き、高進捗率銘柄の押し目を13週や26週線など中期の抵抗線を重視して仕込むところ。11月の荒れ相場は、春の収穫時期に備えての種まきのと考え対処することが大事です。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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