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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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米株高、円安に支えられ反発するも、為替の方向感が定まらず頭の重い展開が継続
 今週が決算発表の総仕上げの週になります。なかなか増えなかった日経平均の予想EPSも週末に前日の924円から970円に増加。やっと、株価に見合う水準に近づいてきました。今週発表分で、どこまで1000円大台に近づくことができるんでしょうかね。
 それにしても、経営者の弱気が目につきます。日経(土曜日)が金曜発表文までの企業決算をまとめたところでは、中間決算の経常増益率は42.8%に対し、通期の増益率は28.2%になるといいます。この数字をみると、会社は下期に14%を超える減益を予想していることになりますが…。話が違うじゃないか、という感じがしますが、これが正しいということになると、5月22日に日経平均が天井を付けたのも、先見性を発揮していた、ということになるのでしょうか。

 外資系証券では、9月で消費税引き上げ前の住宅駆け込み需要が一巡。株価の低迷で個人消費も伸び悩み、日本の第3四半期のGDP成長率は前期の4.1%から0.4%成長に急減速すると予想しているようです。まあ、企業業績の好調を受けボーナスの支給額も増えるでしょうから、それなりにしっかりした消費にはなるものと思われますが、住宅の駆け込み需要の一巡は、かなり第三四半期の足を引っ張ることは事実でしょう。このところ、世間の空気も少し重くなってきたようですが、そろそろ、何かパーッと明るくなるような花火を打ち上げてもらいたいものですが…。ただ、今の動きを見ていると「何時か通った道」という感じがしないでもありません。

 バブル崩壊後の底打ち局面では、企業が系列の枠を超えた事業の再編屋、人員整理を伴う合理化を行うなどまさに血を流すリストラを行いましたが、おかげで損益分岐点が低下。2004年度には減収増益に転換。その後、内需の復調から増収増益に転換しましたが、損益分岐点の低下から増益幅は急拡大。それでも経営者は弱気で、四半期ごとに利益が増加するパターンになりました。今のよく似ています。そして、経営者が最も強気になったのは2007年度で、その後に、リーマンショックという落とし穴が待っていました。当時は、米国の証券化バブルが世界の景気を刺激するという後押し材料がありましたので、今回と同じというわけにはいきませんが、案外、着実な利益成長がながーく続くことになるのかもしれません。その分、株価の上げ方も低角度にならざるを得ませんが…。とにかく、経営者が強気になるまで、心配することはなさそうです。

 さて、本日の日本株は、先週末の米国株が予想を上回る雇用統計結果を受けて上昇。円も99円台に入って帰ってきたことから、反発して始まりました。週末のCME日経平均先物の終値(1万4260円)にさや寄せする先物買いにリードされる格好で、日経平均は前週末比185円高の1万4271円と窓を開けてスタート。円安を好感した外需株や決算を期待した銀行株への買いで、寄り後まもなく、この日の高値1万4304円(前週末比218円高)をつけました。ただ、週明けで手がかり材料が少ないことや、円が下げ渋ったことなどから次第に上げ幅を縮め、昼ごろまでにこの日の安値1万4208円をつけています。その後何度か1万4300円の壁に挑戦したものの、利食いに押されるという、上値の重い展開。引けにかけ狭いレンジの動きを続け、結局、日経平均は前週末比183円04銭高の1万4269円、TOPIXは9.23ポイント高の1185.65ポイントと、ともに3日ぶりに反発して終わりました。出来高は、21億9833万株、売買代金は1兆7175億円と、ともに前週末並の水準。騰落状況は、値上がり908、値下がり715.

 今日の終値での日経平均サイコロは6勝6敗(TOPIXは5勝7敗)、RSIは40%、25日線かい離は-0.3%、騰落レシオは102%…。中途半端な数字が続きますので、なかなか、GOサインを出してくれませんね。今日の日経平均は、とりあえず、日足一目均衡表の「雲」を抜け出してきました。また、金曜日の足を挟んで双方に窓を開け「離れ小島」も形成。しばらくは堅調な動きが続きそうです。為替次第ということはありますが、先週末にも雇用統計数字に対するバーナンキFRB議長の反応を書きましたが、未就業の若者の多さやPCE価格への警戒感は解いておらず、果たして今週も円安が続くのか…に対し、市場の迷いがあるようです。米国GDP統計とその後のECB利下げで2円近く動いた7日に、円は99円40銭台をつけていますが、まだこれを抜いていません。為替の方向(QE縮小の時期)がはっきりしてこないと、なかなか
相場の方向も定まらないというこrとでしょう。まあ、日柄薬…だと思うのですが。

 それにしても、通期の業績見通しを増額修正したところには、短期資金が集中。変化率以上に買い上げられる動き。一方、中間期に大幅増益になっても、通期見通しを据え置いたり、増額しても市場コンセンサスというわけのわからない数字に届かなければ、自動的にコンピューターが売りをだし、それに、空売り規制緩和というおもちゃをもらった短期筋が、回転が効いている間は売りたたき、予想PERに対し5倍台なんて馬鹿な動きも出ています。まあ、正直、こんな投機相場には近づかないほうが無難で、嵐が過ぎたときにどこで何を買いに出るかを検討しておく方がいいのではないでしょうか。それにしても、取引所の偉いさんたちは、市場を壊すことしか思いつかないのでしょうか。これで、またまともな投資家は株式市場を敬遠し始めるでしょう。デイトレにとってはファンダメンタルよりも「方向性」だけですから、下向きのものは回転がきいている間はどこまでも売られるということになりますが…。平均の3秒間に一度で売買されたら、たまったものではありません。まあ、これに対抗するには、時間を犠牲にすることですね。それにしても、今の市場で、実際に売買している投資家が何人いて、どれくらいの量を売買しているか…という統計はないものでしょうか。海外投資家と、デイトレの出来高をのぞいたら、売買高が無くなった…なんてことはないでしょうね。まあ、今晩の海外市場の為替を待ちましょう。
 今日は病院に行くつもりでしたが、腹立ちまぎれに書いていたら時間が過ぎてしまいました。わかりにくければご容赦。 
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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