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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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QE縮小懸念はあるものの、長期金利の低下やクリスマス商戦への期待感がから反発して終了
 おはようございます。 今日の朝も厳しい冷え込みです。生駒山が朝日に映えていますが、心なしか赤みが増してきたように思います。こんなに天気がいいのに、これから崩れて夜には雨になるそうです。明日は出かける用事があるのに、天気によっては取りやめになることも…。

 さて、欧州ではスペインの10月CPIがマイナスに落ち込みました。2009年10月以来、4年ぶりのことです。ユーロ圏鉱工業生産(9月)も前月の+1%から-0.5%に落ち込んでいます。ECB(欧州中央銀行)はドイツやオランダなどインフレ警戒国の反対を押し切って利下げを実施しましたが、もしかしたら、財政引き締め過ぎの後遺症が出始めたのかもしれません。ドラギECB総裁はEU経済が日本型のデフレに落ち込むことを懸念していますが、過剰なインフレ警戒派のドイツに配慮して、対策が後手、後手に回っています。LTRO(低金利無制限貸し出し)の返済が相次ぎ、実質的に資金吸い上げ効果が出ていることも景気の足を引っ張っている可能性もあります。ここにきて、米国型の資産買取による量的緩和論も台頭してきました。ただ、最大の資金供給国であるドイツには周辺国から資金が流れ込み、不動産価格が上昇するなど、バブル寸前の状態といわれます。ドイツに配慮すれば、デフレに落ち込む懸念があるし、景気に配慮すればドイツのバブルをあおる可能性も出てくる…。ECBの金融政策は、まさにまた裂き状態…。

 米国は、日本時間の午前9時から始まるバーナンキ議長の講演(ネット中継がある?)待ちの状態で、QQE縮小懸念は相変わらずの状態です。ただ、昨日は、10年債入札の状況が良かったことから金利が低下。また、高級百貨店メーシーズの決算が良かったことから、月末28日の感謝祭から始まるクリスマス商戦への期待感が高まり、しびれを切らしたように買いが増加。このところ、自動車利用度が高い米国民にとって税金と同じような意味があるガソリン価格が低下。実質的な購買力が増していることも、クリスマス商戦への期待感を高め、昨日は、消費関連を中心に買われ、NYダウ、S&P500は過去最高値を更新しています。やや、不自然な上げのような印象も残りますが、市場がFRBの金融政策をめぐって不透明感を強めるなか、オプションを利用してヘッジする動きも多いといい、週末のオプションなどのSQをめぐって、踏み上げ的な動きがあった…との見方もできます。まあ、9時から始まる議長の講演内容と質疑応答の結果次第。日本の立会時間の始まりと同時に講演が始まりますから、終わるまで、ピリピリした状態が続くかもしれません。

 13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5821ドル63セント +70ドル96セント(0.46%)

 NASDAQ総合指数 3965.58ポイント +45.66ポイント(1.16%)

 S&P500 1782.00ポイント +14.31ポイント(0.81%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万4720円 +120円

 米国10年物国債金利 2.730% -0.0430%

 ニューヨーク原油 93.88ドル +0.84ドル

 GOLD 1268.40ドル -2.80ドル

 ドルインデックス 80.86-0.29


 昨日の米国株は、米国のQE縮小や欧州景気の減速を懸念し欧州株が下落した流れを受け、売りが先行。下落してスタートしました。バーナンキFRB議長講演を控え見送り気分が強いなか、小口の売りが続き、寄り後まもなく、ニューヨークダウはこの日の安値1万5672ドル(前日比78ドル安)をつけています。その後も、安値圏で底這うような動きが続きましたが、国債入札の結果を受け金利が低下したことや、予想を上回る大手百貨店の決算を受け買い気が戻り、昼ごろから流れは反転。戻りピッチが速まるにつれ、押し目買いが増加。引けにかけ上げ幅を拡大し、結局、ニューヨークダウとS&P500は反発。NASDAQ総合指数は続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比4255万株増の6億9531万株。騰落状況は、値上がり2109、値下がり966。VIX指数は2.3%下げ12.52に低下しています。

 ダウ30種は、値上がり24、値下がり6。自社株買いや経営トップ交替が予定されているマイクロソフトが2.1%上げたほか、ファイザーやユナイテッドヘルスなどヘルスケア関連も1%超え上昇。1%超え銘柄は7銘柄でしたが、これに近い上げの銘柄が多く、指数採用銘柄が幅広く上昇。デリバティブに絡む動きがあったことを予想させます。業種別は、人材派遣、OA機器、自動車、レジャー用品、インターネットなどが上昇。一方で、代替エネルギー、不動産、空運、産業資材供給などが下落。
 NYダウは反発。過去半年間の高値を結ぶレンジ相場の上限を抜いてきました。また、先行してレンジ相場を抜け出していたS&P500、NASDAQ総合指数も下値支持線の信頼性を確認し出直り色を強めてきました。もしかしたら、QE縮小の混乱を織り込んだのか…。まだ、そう見る自信がない。

 米国株は上昇。円は、米金利低下や欧州の景況感悪化を受け、対ドルは99円20銭台、対ユーロは133円70銭台に、それぞれ上昇。CME日経平均先物は、円反発にもかかわらず、国内終値を120円上回る1万4720円で帰ってきました。レンジは1万4500円~1万4730円。本日の日本株は、米株高やCME高を受け堅調なスタートになりそうです。CTAとみられる欧州系証券の連日の先物買い越しに加え、円高にも関わらずCMEが上昇したことに関連がありそうですが、とりあえず、先物、裁定買いにリードされ、10月高値を意識した相場になりそうです。昨日はMACDが買いサインを出しましたが、今日の引けで1万4694円の陽転値を上回って三本新値が陽転するかも注目点。ただ、立会時間中に流れてくるバーナンキ講演の内容によっては波乱することも考慮して置く必要がありそうです。とにかく、仕掛けがあるのかどうかわかりませんが、想定外の動きが出始めたことは相場にとってはプラス…。日経平均月足の形の良さと言ったら…。割安株の押し目買い…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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