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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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先物筋の利食いや円の100円割れを嫌気した売りに押され、高安まちまちで終了
 日本株は先週、5か月にわたる三角持ち合いを上放れてきました。週末の米国株も高かったし、CME日経平均先物も国内の終値を大幅に上回って帰ってきていたので、さぞかし今日もにぎやかな相場になるだろうと予想した投資家も多かったのではないでしょうか。しかし、終わってみれば、銀行株の上げなどからTOPIXはプラスで終わったものの、日経平均は小幅のマイナスで終わりました。一方、経済構造改革を期待した中国をはじめとする新興国市場は、懸念されていたインドネシアを含めて急伸して終わっています。
 まあ、本来はこの動きが、当然なのでしょう。先週は、FRB関係者の緩和継続を後押しするレポートが出たことや次期議長候補のイエレン副議長が上院公聴会で、雇用の現状からみて時期を定めずに緩和策を実行する…としたことから、ドルが主要通貨に対して弱含みました。

 ドルの軟化はリスク志向を強めますから、いったん引き揚げた新興国に資金が還流するのは自然の流れで、先週からの新興国相場の堅調は納得がいきます。おかしかったのが、円の対ドル相場…。本来なら、円が上昇するはずなのに、為替市場ではドル売り・円買いを実施しても、どこかに飲み込まれ、なかなか円高にならなかった…といいます。どこかが、買っていたんでしょう。先週に入って、CTA(商品投資顧問)の機関店とみられる欧州系証券会社が強引な買い煽りをし、わずか1週間で11万5000枚を超える買いポジションを作ったことを書きました。このおかげで、持ち合いを続けていた日本株は、先物買い⇒裁定買いによる指数の上げに支えられ、三角持ち合いを上放れ。方向感がでたことから、ヘッジファンドなどの投機筋がかなり買ってきたはずです。日経平均が週後半にかけ上げ幅を拡大したことから見ても、仕掛け本尊以外の先物筋が動いたことを推測させます。彼らは、先物を買う場合、ヘッジで円を売ってきますから、この売りが輸出業者などのドル売りを飲み込んで、円を下落させた、ということでしょう。

 レポートでも、今週は、この欧州系証券の動きが注目される…としましたが、今日は、小幅な買い越しで終わっていました。おそらく一部利食いをしたものと思いますが、ポジション解消時に円が買われて上昇。これを嫌気して、全般が売られたということではないでしょうか。まあ、みんなが強気になったら反対売買をしてきますから、今日の動きは予想できないでもありませんでした。レポートでも、週末の円相場が抵抗線を意識して終わっていることを懸念しました。やはり、利食いが入ったようです。海外に入っても円買いの勢いは止まらず99円80銭台に入っています。GLOBEX夜間取引市場の日経平均先物も1万5100円を割り込んで取引されています。まあ、今晩以降、ヘッジファンドがどの程度、先物を買ってくれるか…ですね。ただ、指数採用銘柄の過去の動きを見てみると、まだ、買い切ってはいない感じがします。これまでの動きを見ると、この銘柄が一定の水準を超えると裁定解消売りを浴びて下落していますから、今回も同じようになるのかもしれませんね。1万4800円の壁を抜きましたので、いずれこの下値支持力を試す動きが出てくるはずですが、もう少し上値を見てからになると思います。想定される動きは、レポートの日経平均日足に示しておきました。

 まあ、アジア株高への期待と進まない円安への失望がないまぜになり、今日の日経平均株価は、下値1万5100円台、上値1万5270円台のレンジ内を乱高下し、結局、1円62銭安の1万5164円30銭と3日ぶりに反落。TOPIXはメガバンクの堅調で、2.63ポイント高の1241.67ポイントと3日続伸して終わりました。出来高は、前週末から3.5億株減の28億4051万株。売買代金は4000億円減の2兆4854億円。騰落状況は、値上がり809、値下がり789。
 今日の終値での日経平均サイコロは6勝6敗(TOPIX同じ)と一段階底下。騰落レシオは68%に低下。25日線かい離は+4.5%でやや縮小。騰落レシオは119%に低下。警戒ゾーンの120%を下回りました。まあ、熱くなって過熱ゾーンに突っ込んでいくよりは良かったということでしょう。ただ、朝方の先物先行の上げで、裁定買いがだいぶ入ったことが裁定取引をやっている証券会社の売り手口に出ていますから、ちょっと気になるところではあります。まあ、9月高値からの調整局面では、この証券会社の売りが裁定解消売りを刺激して、下落幅を広げただけに、今後の動きが気になるところではあります。まあ、指標となる指数採用銘柄が警戒ゾーンに入るまでは弱気をする必要もないと思いますが…。とにかく、ここは、言われない経営者の弱気で売られ過ぎた銘柄を、しっかりと拾うことだと思いますが…。新しい、四季報や会社情報がでてくると、「会社側見通しは消極的すぎる…」なんて、表記がでてきて、アナリスト予想と会社予想が大きく食い違い、改めて市場が織り込むことになります。まあ、あまり指標のことは気にしないことでしょう。出来高が減少し始めら警戒する…とういうことでいいのではないでしょうか。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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