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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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NYダウ、SD&P500が大台替わりを達成。著名投資家の下落予想から引けにかけ下落し、高安まちまちで終了
 おはようございます。 出雲大社、伊勢神宮と2か月続けて参拝しましたが、祭られている神々や多くの遺構について何もわからないことから、古事記を勉強しなおすことにしました。早速、古事記の序文が権力の正統性を示すために後世(平安初期)に付け加えられた可能性があること。「日本書紀」として思えていたものが、本来は「日本書・紀」で、本来は「志」、「伝」と続編が予定されていたものの、編纂されなかったことなどがわかってきました。学生時代には受験勉強で機械的に覚えていて、面白味はわかりませんでしたが、古事記の中には日本人の魂のルーツが生き生きと描かれていることが垣間見れました。真剣に読みこみ、改めて訪れてみようと思っています。近くの国が、独立国としての正当性を証明するために、歴史的な事実を婉曲し、新しいストーリーを世界や国民に植え付けようとしていることも、なんだかわかるような気がします。まあ、どうでもいい話ですねどね…。

 さて、中国が変わりつつあるようです。一人っ子政策の一部緩和が行われますが、それ以上に、地方都市に限って戸籍制度改革を認めることにするなど農村部と都市部の国民の間にあった不平等を修正することも盛り込まれています。最大の課題である国有企業改革は既得権益層の反対で手つかずですが、民間企業の成長を促すことで、競争を拡大。自ら改革に取り組むように追い込むなどしたたかな計算も透けて見えます。改革に反対する毛沢東主義者らが、政党を結成。政権に対抗する姿勢を示していますが、来月26日に毛沢東生誕120周年の式典が予定されていることから、習政権としても圧力を加えにくいという事情があるのでしょう。毛沢東主義者は軍部内にも多くいて、日本木へのレーダー照射も彼らの支持…といわれていますが、式典終了後には、じょじょに彼らへの締め付けを強めて行く方針といわれます。名実ともに習政権が基盤を固めるには、毛沢東主義の封じ込めが必要ですが、それまでは、軍部内の強硬派を慰撫するためにも、日本への姿勢を強めざるをえないということがあるようです。このところ、中国側から日本へ向け発信されるコメントに秋波を送るものが増えているように感じますが、来年春ごろには、劇的に日中首脳会談が実現する…ということもあるのかもしれません。中国海軍幹部にいるという毛沢東の孫の処遇に関するニュースが焦点になりそうです。

 18日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万5976ドル02セント +14.32ドル(0.09%)

 NASDAQ総合指数 3949.07ポイント -36.90ポイント(0.93%)
 
 S&P500 1791.53ポイント -6.65ポイント(0.37%)

 CME日経平均先物(円建て) 1万5170円 -10円

 米国10年物国債金利 2.6780% -0.0310%

 ニューヨーク原油 93.03ドル -0.81ドル

 GOLD 1272.30ドル -15.1ドル

 ドルインデックス 80.73 -0.07 


 週明けの米国株は、中国への改革進展期待や欧州景気の底入れ感を手掛かりに買いが先行。続伸してスタートしました。ボーイングが新型航空機について1000億ドルの大型受注をして上昇するなど、主力株への買いが続き、ニューヨークダウは寄り後まもなく、この日の高値1万6030ドル(前週末比69ドル高)をつけています。ただ、1万6000ドルの大台を達成したことやFRB関係者による景気の強気見通しから、QE縮小が前倒しになるのでは…との観測から、利食い売りが増加。高値更新後は昼過ぎまで持ち合いの動きが続いています。二時過ぎにこの日開催されていたロイター主催の投資ミィーティングで著名投資家のカール・アイカーン氏が、「米企業の業績が本業の利益よりも低金利に支えられている度合いが大きい」と発言。大きく下げる懸念があると警戒的な見通しを述べたことから、一気に売りが加速。発言後まもなくこの日の安値1万5942ドル(同19ドル安)をつけています。週明けで手がかり材料が少なく、引けにかけての回復も鈍く、結局、ニューヨークダウは、小幅に4日続伸したものの、複数のハイテク企業への投資判断下げが影響しNASDAQ総合指数、S&P500は反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比1億4055万株減の6億5475万株。騰落状況は値上がり1201、値下がり1892.VIX指数は7.5%上げ13.10に上昇。一気に警戒感が高まりました。

 ダウ30種は、値上がり14、値下がり15、変わらず1(ウォルマート)。大型受注があったボーイングが1.68%上昇、FRBがボルカールールの導入延期を考えていると伝わり、JPモルガンが1.6%、GSが0.8%上昇し、それぞれ指数を下支えしました。一方で、投資判断の下げがあったマイクロシフトが1.7%下落、シスコシステムズ、VISAが各1%超え下落しています。
 NYダウは小幅に4日続伸。S&P500の1800ポイント乗せとともに大台達成感から利食い売りが先行する格好になりました。NASDAQ総合指数はSNS大手リンクトインに関し投資情報誌「バロンズ」が割高感を指摘され下落したことや半導体のエヌビィディアへの投資判断下げから、フェイスブックなどハイテク株が売られ、下落幅を拡大したものの、レンジ上限ラインは維持しており、強気は崩れていません。NYダウについては、レポートでしめした味方に変わりはありません。

 米国株は高安まちまち。円は、QE縮小懸の後退や中国の改革期待からリスク回避志向が後退。ドル、円とも売られる展開になりました。ただ、最終的には米国株が下落したことから、対ドルでは、99円90銭台とやや円高に振れ、対ユーロは135円台と前週末と同じ水準。CME日経平均先物は、国内終値比10円安の1万5170円で帰ってきました。レンジは1万5075円~1万5345円。本日の日本株は、方向感のない展開になりそうです。為替の方向感がかめないものの、リスクオンでアジア株が堅調に推移していることが下値を支えており、下方硬直性も強まっています。昨日も書いたように、昨日は売り買いともに手控えた欧州系証券の先物市場での出方が焦点になります。出来高が多いことから、下値リスクは乏しく、買い仕掛けの方が予想されますが、果たしてどうか…。米国のSNS不調が日本の関連株に影響を与えるか…。引き続き、期末修正期待の大きい株の押し目買い。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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