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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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為替の方向感がつかめないことから、主力投資家は見送り。個別材料株が買われる中、日経平均は3日続落して終了
 今週に入り市場のボリュームが急速に縮小してきました。中国が市場経済化に向けて大きく舵を切り変えたことから、中国への資金流入が加速するのでは…との観測が台頭。投資家の間に戸惑いが出ているようです。「三中全会」を迎えるまでは、中国経済ハードランディング論などが出て、中国株の弱気論がでていましたが、来月に年金ファンドなどが決算を迎えるに当たり、再度、資金の振り向け先を検討する動きに入ったのではないでしょうか。市場最高値圏にある米国株の比率を落とすことは当然としても、その資金を今後成長が期待できる市場や商品に振り向けねばなりません。これまでは、アベノミクスによる成長期待がでてきた日本株や、景気の底打ち感がでてきた欧州市場に振り向ければよかったのですが、潜在成長力が高い中国が市場経済化を強化する方向に動くとしたら、株価の位置が低いだけに無視することはできません。運用新年度に入る来年1月以降、中国市場が脚光を浴びてくるかもしれません。すでに、一人っ子政策の緩和から、食品や保険の需要が増えるとして株価が上げ始めています。来年は、ともに構造改革に取り組む日本と中国株が注目されてきそうです。

 さて、今日はバーナンキFRB議長が「市場との対話と金融政策」をテーマに講演を行いました。13日の講演では、翌日にイエレン副議長の上院公聴会を控えていましたので、金融政策に言及することはありませんでした。しかし、今回は、雇用関連の指標がFRBが想定する水準を下回っていることから、「実施中のQE政策について決められたコースはない」として、5月22日の議会証言で示した「年内QE縮小開始、来年半ばに終了…」という方針を事実上撤回しています。FRBトップが年内の縮小開始を否定したのは始めてで、今日の日本株にも円高転換を懸念して戸惑いが走ったようです。

 今日の日本株は、円安を好感したCME日経平均先物高にリードされ、先物買いが先行。朝方の日経平均は前日比50円高の1万5176円と反発して始まりました。寄り後も、外需株が買われ、1万5200円台に乗せる場面もありましたが、この日にバーナンキ議長の講演を控えていたことから、上値を買いあがることには慎重。同議長が年内QE縮小方針を事実上撤回したことが伝わるとともに、円がじり高に転換。これを嫌気した先物売りが増加し、引けにかけ主力株を中心に、次第に売りが優勢となり日経平均は下落幅をひろげ、引け近くには、この日の安値1万5069円(前日比57円安)をつけています。結局、日経平均は、50円48銭安の1万576円08銭と3日続落。TOPIXは、3.43ポイント安の1233.43ポイントと続落。出来高は、この日も減少し21億7821万株、売買代金も1兆7656億円と二日続けて2兆円の大台を割り込んでいます。ただ、個人を中心にした中小型株買いの意欲は強く、騰落状況は値上がり805、値下がり791とわずかに値上がり銘柄数がが上回りました。

 今日の終値での日経平均サイコロは6勝6敗(TOPIX同じ)で変わらず。RSIは64%と前日から低下。25日線かいりは+3.6%とやや縮小。騰落レシオは、雑株が買われたこともあり111%に上昇…過熱感の解消過程にありますが、強気と弱気が交錯しているため、整理が遅れている感じがします。今日のバーナンキ講演で、ドル円相場がつかみづらくなってきましたので、株式市場全般としても方向感がなくなり、当面は個人主導の材料株中心の流れになっていくのでしょうか。CTA機関店とみられる欧州系証券の先物手口は、売り買いを交えながらも買い越し。今週に入り3000枚近く買い残が増加したようです。これだけ出来高が減少してくると裁定取引の影響がまし乱高下しやすくなりますので、警戒しておいた方がよさそうです。まあ、それもこれも、先物筋次第…。日本株の行方が投機筋に握られているというのも変な話です。方向感が定まるまでは、増額修正の可能性が高い内需系の高進捗率銘柄を拾うところ…。一度下に振ったほうがいいのですが、先高感が強いので思ったほどの押し目もないのかもしれません。先物筋も、もう少し上値がほしいと思いますが…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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