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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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地政学要因の後退から買われたものの、冴えない景気指標で売られるなど方向感のない展開で、高安まちまちで終了
 おはようございます。 朝から木枯らしが吹きまくっています。前の桜の木から紅葉していた葉っぱが落ちて、丸裸になってしまいました。もしかしたら、今年の紅葉もこれで終わりになるかも…。

 さて、中国のタカ派的な動きが強まってきました。尖閣列島の防空識別圏の設定に続き、南シナ海の国境紛争地域でも識別圏を設定する方針といいます。日米韓とも批判を強めていますが、国内の民間航空会社は中国に飛行時間やルートを事前に報告するとしていますが、いきなり、撃墜する可能性がある国だけに人命を預かる航空会社としては仕方がないことなんでしょう。ただ、なぜここにきて、周辺諸国から反感を招きかねない危険な綱渡りをするのか…。どうやら、来月26日の「毛沢東生誕120周年」が関係しているようです。都市部と農村部の経済格差の拡大、若者の就職難、官僚の汚職などから国民の不満が高まり、毛沢東主義への回帰を唱える保守的な動きが強まっています。薄熙来氏の失脚も、毛沢東主義的な施策をとったことが主因とされていますが、さすがに、同主義を採用したことがいけない…とは言えなかったんでしょう。まだ、毛沢東は建国の英雄ですからね。新政権としても、国内の不満と毛沢東主義への回帰が結びつくことを一番恐れているのではないでしょうか。

 来月の生誕120周年記念式典へ向け、おそらく中国国内の保守主義者らの高揚感はピークに達しているはず…。もともと保守色の強い軍部内でも、毛沢東の孫を幹部に抱え、タカ派色が強まっているのではないでしょうか。ただ、前2代の国家主席と異なり、すでに習近平氏は軍部の最高位権力も手に入れています。いまさら、毛沢東主義時代に戻れないことは明らかで、式典後は懐古主義への圧力が高まっていくことになるんでしょう。最終的には、たぶん来年春ごろには開催されるであろう日中首脳会談で、旧自民党政権との間であった棚上げの暗黙の了解時代に戻り矛を収める…ということになるのではないでしょうか。それだけに、記念式典を前に高揚しきっている軍部の先走りが怖い…。日本政権にとっても緊張の1か月になりそうです。

 25日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万6072ドル54セント +7.7ドル

 NASDAQ総合指数 3994.59ポイント +2.92ポイント

 S&P500 1802.59ポイント -2.28ポイント

 CME日経平均先物(円建て) 1万5520円 -90円

 米国10年もの国債金利 2.7410% -0.01%

 ニューヨーク原油 94.09ドル -0.75ドル

 GOLD 1241.60ドル -2.50ドル

 ドルインデックス 80.91 +0.26 


 週明けの米国株は、イランとの核交渉合意を受け欧州株が上昇した流れを受け、買いが先行。続伸してスタートしました。寄り後に発表された中古住宅関連指標が予想を下回ったことから前日終値付近まで下げる場面もありましたが、米国綜合PMI指数が前月から大幅に上昇すると、28日から始まるクリスマス商戦への期待感から、小売り関連が買われたほか、主力株への投資判断上げが続いたことも買い気を誘い、昼過ぎにニューヨークダウは、この日の高値1万6109ドル(前週末比45ドル高)をつけています。ただ、高値を更新したことから警戒的な利食い売りも増加し、引け間際にはこの日の安値1万6055ドル(同9ドル安)とマイナス圏に落ち込む場面もありました。結局、ニューヨークダウとNASDAQ総合指数は続伸、S&P500は反落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前週末比1779万株増の6億2447万株。騰落状況は、値上がり1365、値下がり1700。VIX指数は4.3%上げ、12.79に上昇。

 ダウ30種は、値上がり18、値下がり12。投資判断の引き上げがあったキャタピラが1.8%上昇。メルクが1.4%上げたのが目立ちました。また、経営トップが内定したウォルマートが0.8%上昇。一方、ボーイングが2.3%、GE1.3%、IBM1.3% の下落が指数の足を引っ張っていました。
 NYダウは3日続伸。終日値幅は54ドルと小幅な値動きにとどまっていました。3指数とも高値圏にあるものの、強弱感の対立が大きいことから、値動きは縮まっています。ただ、債券市場や新興国市場からの資金回帰の動きなど、需給の好転が株価を押し上げており、上げ圧力は次第に高まっているようです。今後、12月中旬の議会での財政合意や1月の強制予算カットなど不安材料を抱えており、しばらくは「迷いの坂」を上るようなじり高相場になりそうです。

 米国株は高安まちまち。円相場は、イランとの核合意を受け対ドルでの円安が進んだものの、住宅関連指標の悪化を受け、やや買い戻され101円60銭台、対ユーロは137円50銭台と先週末に比べ、小幅な円安。CME日経平均先物は、円の下げ渋りを受け国内終値比90円安の1万5520円で帰ってきました。レンジは1万5475円~1万5635円。本日の日本株は、CME終値にさや寄せし小安く始まった後は、為替と先物筋の動きをにらみながらの神経質な展開になりそうです。昨日も書きましたように、テクニカル的には過去先物筋が売り転換した水準に届いていることも懸念材料。より前の段階で円が101円40銭台に上昇しており、先物売りが入る可能性を暗示しています。昨日も書きましたように、NT倍率の修正から大型主力株が見直されることも予想され、この押し目を拾いたいところ。また、昨日くらいから、円安関連への乗り換えから内需銘柄が売られており、買い場探しの時期が近づいています。今日は、ちょっとした波乱相場になるかもしれませんね。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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