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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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感謝祭休日を前に見送り気分が強まったが、ヒューレッドパッカードのサプライズ決算が好感され、続伸して終了
 おはようございます。

 中国の防空識別圏の一方的な設定は、国際的な波紋を呼び始めました。米国内では、米国が世界の警察として構築していた平和のための秩序に対する挑戦…と受け止める動きが強まったほか、東南アジアでも一気に中国への警戒感が高まってきました。漏れ聞く話しでは、軍部が大した考えも無しに文民統制を無視して先走った結果、としてとらえらえているようです。軍事専門家の間では、レーダーの能力など中國の防空識別能力には問題があるほか、スクランブルなどのノウハウも確率されておらず、今回の識別圏の設定には、疑問を呈する人も多いようです。今回の軍部の先走り(?)は中国の威信を大きく傷つけた可能性が高く、先日も書きましたように12月26日の毛沢東生誕120周年記念式典以降、何らかの粛清の動きが始まる可能性があります。石油閥の解体、それにつながる毛沢東主義の軍強硬派への粛清…来年の中国は、荒れ模様になりそうです。

 27日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万6097ドル33セント +24ドル53セント(0.15%)

 NASDAQ総合指数 4044.75ポイント +27.00ポイント(0.67%)

 S&P500 1807.23ポイント +4.48ポイント(0.25%)
 
 CME日経平均先物(円建て) 1万5645円 +165円

 米国10年物国債金利 2.7360% +0.04%

 ニューヨーク原油 92.30ドル -1.38ドル

 GOLD 1237.9ドル -3.68ドル

 ドルインデックス 80.70 +0.05


 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数が予想を上回る減少になったことを好感。買い先行で続伸してスタートしました。ただ、感謝祭休日を控え投資家の模様眺め気分は強く、売り買いともに手控えられ、小動きに推移しました。この日は、ミシガン大消費者信頼感指数やコンファレンスボード景気先行指数など複数の景気指標が発表されましたが、予想を上回るものが多く、QE縮小早期実施懸念から、昼過ぎに一時、前日比15ドル安の1万6057ドルまで下落する局面もありました。しかし、この日決算を発表したパソコン大手ヒューレッドパッカードが、厳しい経営環境にもかかわらず、売上高の横ばい見通しを出したことがサプライズととらえられ同社株が急伸。ハイテク株の見直し買いにつながり、引けにかけ上げ幅を拡大。引け近くにはこの日の高値1万6107ドル(前日比35ドル高)をつけています。結局、主力3指数とも小幅に続伸して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比2億9561万株減の5億3148万株。騰落状況は、値上がり1928、値下がり1146。VIX指数は強含み横ばいの12.98でした。

 ダウ30種は、値上がり19、値下がり11。パソコン関連の見直しからインテルが1.06%上昇。スリーエムも1.02%上昇しましたが、売り買いを合わせ、1%以上変動したのはこの2銘柄のみ。IBM(0.94%)、マイクロソフト(0.67%)のパソコン関連の上げが目立ったものの、他は、上げ下げとも小幅な値動き。
 NYダウは5日続伸。感謝祭休日、翌日の半日立会を控え、終日値幅は50ドルとこう着感を強めました。ダウのサイコロが9勝3敗(75%)、RSIの70%乗せなど過去の転換点に近い数字がでていることには注意。このところ、NASDAQ総合指数の上げが勢いを増してきましたが、昨日の動きを見ると、ニューヨーク市場で52週来高値を上回る銘柄が197に対し、NASDAQ市場は310に達しており、投資家の成長株志向が強まっていることを示しています。米国が新たな産業構造転換期を迎えているとの発想で相場を見ていく必要がありそうです。

 米国株は続伸。円は、ユーロ急伸に加え、米長期金利の上昇を受け、対ドルは102円10銭台、対ユーロは138円70銭台へと下落。円安が進行してきました。これを受けCME日経平均先物終値は、国内終値を165円上回る1万5645円に上昇して帰ってきました。レンジは、1万5380円~1万5655円。本日の日本株は、円安や米株高を好感。CME終値にさや寄せする先物買いに支えられ、戻り高値更新の動きになりそうです。感謝祭休日入りで海外投資家の動きが鈍り、先物の影響が増す懸念はあるものの、円の安値更新から、機会や精密など欧州に強い外需株の見直し買いが強まりそうです。昨日も書きましたように、この一日、二日の動きは、名実ともに日本株が下落トレンドを抜け出すかどうかの正念場になります。引き続きTOPIX型主力株の押し目買い。パナソニックの検討が光りますね。進捗率70%の三井造船…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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