FC2ブログ
大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



年金資金の実物買いと先物筋のポジション調整の買い戻しが相乗効果となり、急伸して終了
 久しぶりにじんましんが出て、アレルギー薬を飲んだら眠気に襲われ、寝込んでしまいました。急いで書きます。

 今回のFOMC(連邦公開市場委員会)は、2009年以来続いてきた市場支援策を縮小するかもしれない…ということで注目度が高まっています。影響が大きくなるかもしれないとして、投資家は早々と対策を進めてきたはずですが、土壇場になってもまだ、ポジション調整をしているところがあると見えます。

 今日は前日の米国株が小幅安で帰ってきたうえ、CME日経平均先物の終値(1万5260円)も前日の国内先物終値を割り込んで帰ってきていましたので、今日は安くスタートする、とみていた投資家が多かったはずです。ところが、朝方の海外投資家動向が1210万株の買い越しになったことから、状況が変わってきたようです。日経平均の寄り付きは、1万5273円とCMEの終値と同水準でスタートしたものの、突然、先物に断続的な買いが入り、裁定買いから指数が上昇を始めると、株の先物買いに連動して円が下落。これがさらに主力株の買いを誘発するという好循環が働き、寄り後に日記平均は急伸。一気に1万5500円の大台を回復。その後も執拗な先物買いに支えられこの日の高値圏で張り付くという、強い動きになりました。

 後場になっても先物買いを中心に強い動きは変わらず、FOMC結果を警戒して持ち高を減らしてきた投資家も、結果を先取り押した動きが出てきた、として買い戻しをしたことから、後場からも堅調を持続。出遅れ感のあった大型や中型株が幅広く買われていました。引けにかけては、指数連動商品の先物買いも入り一段高。結局、日経平均は前日比309円17銭高の1万5587円80銭、TOPIXは18.18ポイント高の1250.49ポイントと、ともに続伸して終わりました。出来高は、25億2873万株、売買代金は2兆4755億円と、ともに前日から急増していました。騰落状況は値上がり1148、値下がり469。

 今日の終値での日経平均サイコロは6勝6敗(TOPIX同じ)、RSIは46%に上昇。25日線かい離は+1.2%と移動平均線上を回復。騰落指数は98%に上昇。モメンタムは上向きに転じてきました。まだ3本新値が陽転するとか、MACDが買い信号を出すとか明確な買いサインは出ていませんが、MACDラインが上向きににるなど明るい兆候が出てきたことは評価できます。

 ただ、今日の動きは解せません。昨日も書きましたように、長期投資家にとっては、短期的な動きはどうでもいいわけで、要は日本の相場環境や企業業績がどうなるかに関心があります。先進国のなかでは、いち早く、金融緩和に踏み込んだ米国、それに続いたのがLTROの欧州。日本は、やっと今年4月から異例の緩和に踏み出したばかり…。緩和サイクルでは一番後発になりますので、今後も追加緩和期待がある。また、原発事故の影響で貿易収支の赤字が続いていることも円安要因。加えて、緩和先行組の米国は、遅くても来年をかけてQE縮小方向に向かう…これも円安要因。輸出の伸びが期待できるほか、思惑通り物価上昇が期待できれば、長らく低迷していた資産価格の上昇が期待できる…として、長期資金が動き出しているものと思われます。今日のより前の買いは、こんな性格の資金だったんでしょう。

 また、先物については、今日の買い越しトップはJPモルガンでしたが、先週末の先物残動向をみると、JPモルガンは4万枚超えの売り越しで、ダントツ。あまりにもポジションが偏り過ぎているので、ポジション調整の買戻しをいれたことが、裁定買い、円下落につながりスパイラルに指数の上昇につながった…ということで、分けて考えてみる必要がありそうです。まあ、市場は明日の結果を先取りしますから、それで上がった…という見方もできますが…。それでは、QEが見送られるのか…?この場合は円高になって日本株の売り要因。QE縮小で円安になって日本株が上昇する、とみたのか、というと、欧州株が上がっている説明がつかない…。まあ、結局、わからないというのが本当のところ。ただ、以前から書いているように、金融緩和の最後発組の日本は、引き締めに移るときも一番最後…。だったら相場の寿命が長いのも日本ということになります。おそらく、長期資金お買いは今後も続いてくるものと思われます。目先の動きは、気にせず、ひたすら業績の上方修正予知の大きいものや、来年からの日経インデックス400など、買いが入りそうなものを買って、待っておけば、あとはエスカレーターで押し上げてくれるはずです。
 でも、今晩のFOMCどうするんでしょうね。いつまでも中途半端な状態が相場には一番よくない状態だと思うもですが。
スポンサーサイト





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株・経済関連の原稿執筆もうけたまわっております。メールフォームからお問い合わせください。
↓ 応援のクリック宜しくお願いします!↓
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
オール株式情報ランキング ・株・投資 ランキング・ 株ランキング-JRANK



プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
現在は株式レポートなど経済情報をリーズナブルな料金で発信中。
購読にご興味のある方は、こちらをご覧下さい。↓
*大仏さん株式レポートのご案内*




経済・株式の原稿作成・講演会(関西圏内)もうけたまわります。
依頼・取材等はこちらもしくはメールフォームをお使い下さい。
daibutusan-kabu@live.jp
(迷惑メールが増えたので、連絡専用アドレスを作りました。)

大仏さんからの返信がない、というかたはこちらをご一読ください↓
* 新規レポート会員様およびお問い合わせいただいたブログ読者様 *

***************

*ブログ内すべての文章・チャートの無断転載・引用は禁止いたしております。
ご利用になられたい方は、ご一報よろしくお願いいたします。


***************

メールフォーム

レポートサンプル請求・原稿依頼・取材等のご連絡にお使い下さい。件名にご用件の明記をよろしくお願いします。
*現在、相互リンクは受け付けておりません。申し訳ございません。 *週刊レポート、原稿執筆等で現在手いっぱいの為、ブログの内容に関するご質問には対応いたしておりません。ご容赦ください。

名前:
メール(添付ファイル受信可能なアドレス):
件名:
本文:

最近の記事

月別アーカイブ

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード

おすすめ