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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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中国の短期金利低下や節税対策売りの一巡を好感した先物買いにリードされ、日経平均は6連騰して終了
 日経平均は怒涛の6連騰で終わりました。この間の上昇率は850円超え…。喜んでいいのか、懸念すべきことなのか、だんだんわからなくなってきましたね。今日の日経平均は120円の上げでしたが、そのうちファーストリテーリングの上げだけで78円高。今日の終値ではじいたPERは51倍。市場平均の3倍超えという超割高株になってきました。インデックス運用をやっている投資家は、この超割高な銘柄の有無で、市場並みの運用成果を確保できるかどうかが決まるため、仕方なにし買わなければならない状態に追い込まれてきました。先物筋の無理仕掛けで裁定買いが増加。指数寄与度の高い同社株やソフトバンク、ファナックなどに裁定買いが集中するため、もし、これらの銘柄を組み入れていなかったら、日経平均が上昇しても基準価格が上昇しないということになってしまいます。

 つい最近も米国で似たようなことがありました。アップルがS&P500に採用されましたが、指数への寄与度が高いため、同社株を持っているかどうかで、市場並みの運用成果を確保できるかどうかが決まるという状態になり、運用担当者が競って買い、株価が急伸する現象が起きました。その時には、一種のババ抜きゲームみたいになっていて、同社株の成長性に陰りがみられる…という兆候が出てくると、今度は競って売りに回り、あっという間に、700ドルから400ドル割れまで下落することになってしまいました。もし、今、ファーストリテ―リングの売り上げ減少などの悪材料がでて下げはじめた場合に、指数が下落⇒先物売りという流れになる懸念が残っています。特に、先物の買い手口が偏っているだけに、売りに転じてくると、その時の影響は…?

 まあ、うまい具合に回転が効いて市場に吸収されるように、お願いしたいものです。やはり、先高観が強まることが大事になります。日経平均の予想EPSが拡大し、先行きの割安感が強まれば、買いが肩代わりされていきますので、ここからは、この円安や企業の市場開拓努力でどれくらい業績を伸ばしていけるかがカギになってきますね。まあ、以前から書いているように、少数の業者に恣意的に操作され、経済実態などを反映しづらくなっている日経平均は、指標としての信頼性を失っています。まあ、ほどほどに見て置けばいいのではないでしょうか。大崩れして足を引っ張らなければいいと思いますが…。大手ファンドの著名ファンドマネージャだったピーターリンチが「株で勝つ」のなかで、指数の上げ下げなんかわからない。常に、「成長株を探すことに神経を使えばいい」と言っていますが、世界の経済が大きな構造変革期を迎えているときに、「大艦巨砲」主義という前時代的な企業で構成されている日経平均を重視するのもいかがなものかと…。

 …ということで、今日の日本株も、節税売りの最終日ということで売り先行で始まったものの、すぐに先物買いが入りだし、日経平均は裁定買いに支えられプラス圏に浮上。この段階では、まだ値下がり数が値上がり数を大幅に上回っていました。先物買いに支えられ後場が始まりましたが、前場終値水準で推移していたものの、中國で市場への資金供給が行われ短期金利が低下。株価が上げに転じると、再び先物買いが強まるとともに、明日からの需給関係の好転を期待した押し目買いが広範に入ったことも支えとなり、引けにかけ上昇。指数連動商品の先物買いも引け間際に入り、日経平均は、120円06銭高の1万6009円99銭と6日続伸。TOPIXは、引けにかけての内需大型株の切り返しで、0.63ポイント高の1258.18ポイントと3日ぶりに反発して終わりました。出来高は25億7068万株、売買代金は2兆869億円とほぼ前日並みの商い。騰落状況は、値上がり765、値下がり870。

 今日の終値での、日経平均サイコロは8勝4敗(TOPIX5勝7敗)と変わらず。RSIは63%と前日の52%から急伸。25日線かい離は、反落警戒の+3%に乗せてきました。騰落レシオは、84%と前日の83%からわずかに上昇。まあ、指数系の指標が問題になりそうです。レポートでも指摘している上げの第7ポイント1万6378円付近での動きが焦点になりそうです。
 今日は昨日に続き、新年用にと直近レポートで注目した2銘柄がともに急伸してくれました。当面は、移動平均線での頭押さえなどテクニカルな要因で売られることもありそうですが、両社が持つ成長性は、目先のテクニカル指標で売り買いするようなものではありません。引き続き、押し目を作り局面では買い方針でよさそうです。しかし、すんなり乗れた人には、ささやかなクリスマスプレゼントになりましたね。まだまだ、入り口に差し掛かった段階…。そういえば、今日の先物手口は、欧州系売り越しになったような…。
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大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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