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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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先週末の海外円安やCME日経平均先物高に支えられ、「掉尾の一振」を飾れるか…ちゃぶ台返しの安倍首相大納会訪問は吉か凶か?
 おはようございます。 

 大納会を迎えました。安倍総理自ら取引所を訪れるといいます。最後の最後に、靖国神社の電撃参拝というちゃぶ台返しがありましたが、結局、一番騒ぎ立てたのは日本のマスコミだけ、ということになりました。以前にも書きましたように、今の中国は習体制を固めるため、保守派勢力への圧迫を強めているところ。特に保守派の大物である前常務委員・周永康氏の汚職立件へ向けて動いており、保守派に利用され体制批判につながりやすい反日デモは容認できない、ということなのでしょう。周氏は軍部にも影響力が大きい石油閥とのつながりも大きく、軍部も完全に掌握するためには、同氏の完全失脚が不可欠になっています。貧富の格差の拡大や汚職の蔓延から民衆の不満は高まっており、体制改革のためには保守派勢力を一掃しなければならないという微妙な時期にあることが幸いしたようです。

 今日の日経では、政権が国有企業への介入を減らす…と報じていますが、利権団体化し、一向に改まらない国有企業の不効率経営を続ける国有企業に自由に経営させ、一方で、経済自由特区を全国に広げ効率的な経営を行う民間企業を育成。国有企業が自ら改革しなければ、民間企業との競争に淘汰されるという流れを演出しているように思われます。国有企業が本来民間に流れる資金を吸収し、民間企業の成長を阻害しているだけでなく、保守派の利権化している状態の改善を図る狙いもあるようです。民間企業の育成を図るとき、一番人気のある国は日本…。資金的な面から、経営ノウハウや技術を惜しみなく移転。企業が成長軌道にのるまで、支援してくれることが高い評価を得ています。採算重視でさっさと撤退する欧米企業とは異なる点です。政権としても、民間企業の育成には日本が必要という事情があり、昨年夏の焼き討ちや破壊的な動きはできないということでしょう。もちろん、政治的な面では、対日批判を強める有効なカードを渡してしまった…という側面は否めず、中国の体制固めが終われば、外交面で煮え湯を飲まされることになるのでしょうが…。

 さて、以前からレポートで書いてきました、20年来の横軸の抵抗線を月足終値で上回るのに先月まで70か月、約6年の月日を要しました。しかし、今月18日の米国FRBのQE縮小着手による円安再開を受け、小泉ミニバブル相場でも上回れなかった17年間の月足抵抗線を、今のところ上回っています。今日暴落でもしない限り、この抵抗線を上回ることは確実ですが、これでようやく、バブル崩壊以来続いてきた高値、安値が切り下がる下落トレンドに終止符を打つ基盤が整ったことになります。年末特有の景気のいい目標根が飛び交っていますが、今の日本株は、まだ下落トレンドの中にあることを忘れてはいけません。小泉相場の高値1万8300円を上回って初めて、1990年から続いてきた下落相場にエンドマークが打たれるのです。来年からは、この高値に挑戦し、文字通りバブル崩壊から脱却するチャレンジ相場が始まることになります。

 幸いなことに、まだ今の日本株は「迷いの坂」を上っている段階…。弱気だった経営者がカンカンの強気になった2007年の心理状態とは程遠く、メンタル面ではまだまだ、上値余地を残しています。ただ、新年は、景気上昇のエンジンが公的部門から民間部門にバトンタッチされる通過点に入ります。民間企業の活力を引き出す「第三の矢」が既得権団体の反発で弱いものになりつつあり、来年は政権がどこまで既得権を切り崩すことができるかが焦点になりそうです。2007年に日本企業が最高益を上げた背景には、米国の証券化バブルによる過剰流動性が世界的な景気上昇を生む、という追い風がありました。しかし、現在のところ、追い風が吹く可能性は小さいと思われ、企業の自助努力が大事になります。特に、米国がQE縮小に入り、過剰流動性が変質しており、今後リスク許容度が低下。PERの伸びは抑制され、EPSの成長が高い企業が注目されることになります。全体より、個別企業の成長性が重視されてくることになるはずです。アベノミクスが目指す成長路線に乗ろうと、前向きな経営を続ける企業を狙っていくことでしょう。

 大納会を控え、今日の注目株でもありませんから、来年のレポートの編集方針を書いてみました。今日は上げの第7ポイント1万6378円達成がなるかどうかが焦点…。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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