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大仏さんの「株やぶにらみ」
儲けるにはまず情報分析!。こってり濃厚に市場を分析中。
06 | 2020/07 | 08
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米国景気への警戒感から見送り気分が強まる中、昨日急騰の反動売りで3日ぶりに反落して終了…明日の中国HSBC製造業PMI指数が焦点に
 奥さんが法事で帰省し、今日から3日間、おさんどんです。まだ何も考えていませんので、早めにブログを上げて、メニューを考えなくては…。もう少しすると、息子が帰ってくる…。

 さて、昨日発表された米国の景気指標は、惨憺たるものでした。住宅業者指数は過去最大の落ち込み、ニューヨーク連銀製造業景況指数(2月)も予想の半分。前月から見ると3分の1近い落ち込みでした。新規受注は、前月の10.98から-0.21、出荷は同15.52から、2.13に落ち込んでいます。居座る寒波がなかったら、落ち着いてはおれない数字です。まあ、これを寒波の所為と割り切れるところが今の米国株の強さなのでしょうが…。ただ、米国の家計債務を見ると、昨年第3四半期から2.1%増加。2007年以降で最大の増加率になっています。金融危機以降の住宅価格の下落などから、家計の借入能力が低下。家計債務の返済が最重視され、個人消費の伸び悩みなど景気の足を引っ張る要因になってきました。しかし、QE実施による住宅価格の回復から、家系の借入能力が復活。積極的に借り入れし、自動車購入など物品購入を増やす方向に変わってきました。個人消費が堅調に推移しているのも、QE実施による資産価格の回復が、金融危機以降の縮小均衡の歯車を拡大方向へ回し始めた…ということでしょう。案外、この辺りが強気の理由になっているのかもしれません。

 ただ、不況が続いた建設業界では、徹底したリストラを実施したことから、建設労働者が不足しているほか、金融面でも立ち遅れていることから、受注能力が低下しているという側面もあるようです。日本も同じ状況にあります。公共工事の削減が長期化したことから、地方の土木建設業界は苦境に追いやられ、人員削減や業務の縮小を余儀なくされてきました。そこで、復興需要、大型店の建設ラッシュ、クラウドコンピュータ用のセンター建設、物流センター建設、消費税引き上げ前の戸建て住宅やマンション建設ブーム、首都圏の再開発など受け入れ能力がない中で発注が急増。業者は採算のいいものしか工事を請け負いませんから、利ザヤが少ない公共工事の進捗が遅れる、という事態になってきました。リストラに次ぐリストラで熟練労働者もいないことから、人件費が急騰するという悪循環が生まれています。また、一時気に工事量がふえたことから、資材価格も高騰。工事は増えても儲からないという、皮肉な状況も生まれてきました。日米ともに同じ状況になっているというのも皮肉な話です。そのうち、米国から米企業にも工事を受注させろという圧力がかかってくるかもしれませんね。市場にとっては、このネックを緩和する企業が注目されてくるはずです。

 本日の日本株は、昨日の日銀の銀行貸し出し増加策効果への見方が分かれ、こう着感を強めた展開になりました。米国の景気指標のあまりの悪さから、世界景気の状況見極めたいと模様眺め気分が強まるなか、CME日経平均先物安を受け、朝方から先物売りが先行。裁定解消売りもでたことから、日経平均は前日比114円安の1万4729円と反落してスタート。寄り後すぐに、この日の安値1万4679円(前日比164円安)をつけています。中国株が反発して始まったことを受け、一時、下落幅を縮める場面がありましたが、前日大きく上げた後だけに利食い売りも多く、売り買いが交錯する中で引けにかけ狭いレンジの動きになり、結局、日経平均は前日比76円71銭安の1万4766円53銭、TOPIXは5.48ポイント安の1218.52ポイントと、ともに3日ぶりに反落して終わりました。出来高は22億7740万株、売買代金は1兆8994億円と、ともに前日から急減。買戻しの一巡感を示しました。騰落状況は、値上り529、値下がり1141。

 今日の引け値での日経平均サイコロは、6勝6敗(TOPIX同じ)で変わらず。RSIは前日の46%から40%に低下。25日線かい離は-1.5%とやや拡大。騰落レシオは前日の92%から95%に拡大しています。テクニカル指標的には問題はありません。まあ、昨日も書いたように、日銀会合を口実に先物筋がショートポジションの買戻しを狙った買い仕掛けをしたことがツボにはまった、ということで、今日は、早くも不動産や銀行、その他金融などが値下がり上位に入っていました。ただ、先物筋も今日は、仕掛け的な動きはなかったようです。今の投資家が気にしているのは、やはり、米中の景気…。米国の景況感は悪化しているものの、まあ、寒波による一時的なものとみてきました。でも、中國は…?そのれ関し、明日20日、HSBS中国製造業PMI速報値の発表が予定されており、この数字によって、また仕掛けのチャンスがやってきます。今日市場がこう着感を強めたのも、結局、明日の中国の数字を見てから…ということなんでしょう。

 まあ、引き続き先物筋次第の状況が続きますが、テクニカル的には、昨日、MACDが買い信号を出してきたことやモメンタム系の指標が上向いており、強気方針でいいと思いますが…。いまのところ、GLOBEX夜間取引市場で日経平均先物は1万4745円と国内より小安く推移。まだ方向案のない動きになっています。まあ、明日の中国の結果で先物筋がどう仕掛けてくるか…? とりあえず一目均衡表の「雲」下限レベルまではあるし、うまくいけば雲の中に入ることもあるんではないでしょうか。
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プロフィール

大仏さん

Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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