大仏さんの「株やぶにらみ」
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09 | 2017/10 | 11
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中国景気への懸念やクリミア半島情勢の緊迫化を嫌気した売りから、続落して終了
  おはようございます。 今日もまた、一日中、工事の騒音で悩まされそうです。天気が良ければ、法隆寺付近にサイクリングにでも出てみようかと思っていますが…。今日は相場のほうも荒れそうなので、行けるかどうか。

 ウクライナ情勢は、ロシア軍の介入に対処するため、ウクライナ軍を国境付近に配備するなど緊張感が高まっていますが、昨日はクリミア自治区議会がウクライナからの独立を宣言。16日には独立の是非をめぐる住民投票も予定されており、緊張感はますます高まっています。また、中国の2月の輸出がマイナスに転じた影響も大きくなってきました。昨日は、LME市場の銅価格が急落していますが、中国の景気鈍化から銅需要が減少するとの思惑から、投資筋が売りを仕掛けてきたものと思われます。このところ、世界有数の穀倉地帯であるウクライナの混乱から穀物価格が上昇するなど、経済の不透明感や地政学要因の高まりに付け込んだCTA(商品投資顧問)など投機筋の動きが活発になっています。
 
 昨日のCME日経平均先物は、日銀の追加緩和見送りへの失望売りや、地政学要因による安全通貨買いから円が上昇したことを嫌気し、一時、1万5000円の大台を割り込んでいましたが、背景には、米国株と円売買をロング・ショートで売買するCTA筋の動きがあるといわれます。以前から、CMEの日経平均先物を使った投機的な動きがある可能性については書いてきましたが、昨日の、S&P500下落⇒円買い⇒株先物売りは、これを示すものかもしれません。週末のメジャーSQを控え、欧州系証券からオプションコールを大量売りする動きがあった、といいますが、CTAの用だったとも言われています。このところ、外部環境が不透明感を増し出来高が細っているだけに、売り仕掛けには警戒する必要がありそうです。

 11日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万6351ドル25セント -67ドル43セント(0.41%)

 NASDAQ総合指数 4307.19ポイント -27.46ポイント(0.63%)

 S&P500 1867.63ポイント -9.54ポイント(0.51%)

 CME日経平均先物(円建て) 3月限り:1万5025円 -185円(77895枚)
                6月限り:1万4950円 -260円(43147枚)

 米国10年物国債金利 2.7660% -0.018%

 ニューヨーク原油 100.03ドル -1.09ドル

 GOLD 1346.7ドル +5.2ドル

 ドルインデックス 79.79 +0.04  


 昨日の米国株は、ウクライナ・クリミア半島情勢の緊迫化や中国景気への懸念から、売りが先行し、軟調な始まりになりました。ただ、欧州市場が堅調に推移したことや、マクドナルドが投資判断上げから急伸したこともあって押し目買いが増加。ニューヨークダウは、昼前にこの日の高値1万6440ドル(前日比22ドル高)をつけていました。ただ、クリミア半島情勢を懸念し、益出しを急ぐ動きが強まったことや、リコールを行ったGMに対しNY州地検が調査に乗り出した、と伝えられたことも嫌気され、引けにかけ右肩下がりの動きとなり、結局、主力3指数とも続落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は、前日比1235万株増の6億3967万株。騰落状況は、値上り1010、値下がり2069。VIX指数は、4.2%上げ14.8に上昇。やや警戒感が強まってきました。

 ダウ30種は、値上り9、値下がり21。JCペニーの投資判断上げがあったマクドナルドが3.76%上昇と最大の上げ。一時、10%近く上げ、指数の上げをけん引していました。一方、ウクライナ情勢や中国社債史上初のデフォルトを嫌気し、ゴールドマンザックスが2.09%、JPモルガンが1.71%下落したのが目立ちました。このほかデュポンの1.99%、ウクライナに石油開発利権を持つエクソンが1.56%下落するなど8銘柄が1%超えの下落となり指数の足を引っ張りました。
 NYダウは続落。想定通り1月中旬の週足長大陰線の寄り付き付近を頭にした調整に入ってきました。3月4日に日足長大陽線をつけており、当面、このゾーン内の動きになりますが、高値で持ち合って25日線の上昇を待つか、いったん下落して、かい離修正をするか、どちらのコースになるかが注目されます。いまのところ、主力3指数とも3本新値が陰転するなどの弱気サインは出ていません。(NASDAQ総合指数はMACDが?)

 本日の日本株は、波乱含みの展開が予想されます。円は、地政学要因による安全通貨買いや日銀の追加緩和見送りから、主要16通貨すべてにたいし上昇。対ドルは102円90銭台、対ユーロも金融緩和に含みを持たせたECB幹部の発言を受け142円70銭台にそれぞれ上昇。CME日経平均先物は、日銀政策への失望売りなどもあり、国内先物終値(1万5210円)比185円安の1万5025円で帰ってきました。本日は、朝方からCME終値にさや寄せする先物売りから、下落スタートになりそうです。先物売りにともない、裁定解消売りが増加しそうですが、このところ出来高が急減しており、解消売りが吸収できず指数が下振れする可能性もあります。ただ、1万5000円の大台を巡っては、強気筋の買いも予想され、安寄り後は上下に振れる展開になることもありそうです。ソフトバンク、ユニクロなど指数寄与度の高い銘柄の動きに要注意。日経平均26週移動平均の下値支持力が試されそうです。個別は2期連続増益含みの上方修正期待銘柄の押し目買い方針に変更はありません。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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