大仏さんの「株やぶにらみ」
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09 | 2017/10 | 11
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予想を上回る好調な経済指標を好感して上昇スタートも、欧州景気や週明けにも発表されるロシア制裁を懸念し、大幅下落して終了
 おはようございます。

  昨晩は、米国株の始まりをチェックし、経済統計も株価も問題なし、として寝ましたが、朝起きると、状況は一変。ケリー国務長官が、クリミア自治区住民投票後の17日にも制裁措置を発表する…と、具体的な日程に言及。地政学的な緊張が一気に高まりました。それで、リスクオフの動きが強まり、債券、ドル・円が買われましたが、悪いことに、ドラギECB総裁が昨日のウィーンでの講演でユーロ高が物価に及ぼす影響について言及。「(デフレを防止するためには)追加緩和も辞さない…」と発言し、ユーロが下落。円は101円台半ばまで急伸しています。米株急落に加え、円高もイヤケされ、CME日経平均先物は、国内先物終値比310円安の1万4440円と大幅下落。6月限り(終値1万4350円)は8万6117枚の大商いとなり、いち早く限月交替を果たした格好。まだ、16日の住民投票結果はわかりませんが、同自治区のロシア系住民は7割を超えているといわれ、結果は明らか。17日に制裁措置が発動される可能性が高いことから、今日の相場への影響が懸念されます。株価を下支えするはずの国内から好材料がでてこないため、しばらくは海外要因に振り回される動きが続きそうです。

 13日の米国市場動向
 ニューヨークダウ 1万6108ドル89セント -231ドル19セント(1.41%)

 NASDAQ総合指数 4260.42ポイント -62.91ポイント(1.46%)

 S&P500 1846.34ポイント -21.86ポイント(1.17%)

 CME日経平均先物(円建て) 3月限り: 1万4440円 -310円 (24468枚)

                6月限り: 1万4350円 -400円 (86117枚)

 米国10年物国債金利 2.6530% -0.07%

 ニューヨーク原油 98.20ドル -0.21ドル

 GOLD 1372.40ドル +1.9ドル

 ドルインデックス 79.6  -0.01

 
 昨日の米国株は、朝方発表された新規失業保険申請件数や小売り売上高がいずれも予想を上回る好内容だったことを好感。買いが先行し、ニューヨークダウは反発してスタートしました。外部要因が不透明感を増していることから、公共事業株などディフェンシブ系を中心に買われ、寄り後まもなくニューヨークダウは、この日の高値1万6405ドル(前日比65ドル高)をつけています。ただ、中国の予想外の景気指標の悪化やドラギECB総裁の追加緩和への強い姿勢が、EU景気への弱さを示すものと受け取られ欧州株が下落したことも嫌気され、高値を取ったあとは次第に売りが優勢となり、右肩下がりの動きに転換。ケリー国務長官が17日という日限をきりロシアへの制裁に言及したこともイヤケされ次第に下落幅を拡大。反発らしい反発もないまま、結局、主力3指数とも大幅下落して終わりました。ニューヨーク市場の出来高は前日比3523万株増の6億8206万株。騰落状況は、値上り1024、値下がり2111。VIX指数は、12.09%上げ16.22に急上昇。一気にリスク意識が高まりました。

 ダウ30種は採用銘柄のすべてが下落。ファイザーの2.69%をはじめ、ホームデポ2.18%など6銘柄が2%超えの下落になったほか、13銘柄が1%台の下落。全体の3分の2が1%を超える下落となり、指数の足を引っ張りました。業種別は、金鉱山、水道、ガス供給、公共事業、電力供給などが上昇。一方で、特殊金融、ギャンブル、家具、旅行代理業、住宅建設などが下落。
 NYダウは4日続落。当面の抵抗線とみられていた25日線を下回り、かろうじて75日線付近で下げ止まっています。この日で、主力3指数とも三本新値が陰転、MACDもシグナルラインを下方突破して売り信号を発信。短期的な弱気相場に入りました。ただ、NASDAQ総合指数、S&P500は25日線上で下げ止まっているほか、S&P500は昨年末から1月初旬の高値付近で下げ止まっており、NYダウほどの弱さはありません。プロ投資家の投資姿勢を見る「恐怖・歓喜指数」は46%と弱気に傾いており、強気に傾きすぎていた投資家心理は改善方向に向かっています。外部環境の不透明感の解消待ち…というところ。

 米国株は続落。円は、ウクライナの緊張が増していることや、ECB総裁の追加緩和発言から、買い上げられ、対ドルは101円70銭台、対ユーロは141円22銭と、ともに前日から1円近い上昇。CME日経平均は、3月限りが1万4440円と国内終値(1万4750円)を310円下回って帰ってきました。レンジは、1万4365円~1万4930円。今日の日本株は、欧米株式の下落や円の上昇を嫌気。先物売り先行から急落スタートになりそうです。先物は6月限りに限月交替しますが、昨日のCME日経平均先物の6月限りレンジ下限は1万4270円まであり、先物筋の売り目標にされそうです。休日中に重要イベントがあることから、リスク回避の動きも強まりそうです。大きく崩れる場面では、中長期資金が動き始める可能性もあり、売り一巡後の動きと、中国市場の動きがポイント。引き続き、2期連続増益で今期業績の増額修正銘柄の押し目買い方針に変更はありません。52週線(1万4380円)がキープできるかどうかが焦点に…。
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Author:大仏さん

国立大学卒業後、大手証券会社に入社。
その後、投資顧問会社に転出。調査・分析部に所属し、上場企業調査、マクロ経済分析、株式レポート作成などのかたわら、株式講演会講師、地方ラジオ局株式番組コメンテーターなど。地方経済紙、スポーツ紙などに株式記事執筆。地方新聞投資相談コーナー担当。
その後、関西地方新聞に移籍し、政治経済部記者として地方経済の活性化に注力。
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